スクリーンから物語が飛び出してくる! 3D映画特集

3D映画とは?

2009年は「3D映画元年」と言われ、続々と3D映画が公開されているけれど、そもそも3D映画って何?どんな仕組みになっているの?

そんな素朴な疑問を持っている人、多いのでは?3D映画の本命と言われる『アバター』のジョン・ランドー(製作)の解説も合わせて3D映画について紹介します!

3D映画特集

Q 3D映画ってどういう映画? どうして特殊メガネをかけないと観られないの?

A

簡単に言えば、特殊なメガネをかけることで奥行き感や飛びだし感など映像が立体的に見える映画のこと。
そして、立体的な画像を見せるために利用しているのが人間の目の視差。人間の左右の目はぞれぞれの目で別々の画を見て左右の視野角の差で立体感を感じている。
それを映画で体験するために特殊メガネをかけ、右目と左目に違う映像を見せることで、立体的な映像を楽しむことができるというわけだ。

Q 2009年は3D映画元年って言われているけれど、3D映画の歴史って?

A

その歴史は意外と古く、トーキーよりもさかのぼること5年も前(トーキーが世界で初めて上映されたのは1927年)。当時は現在のような特殊メガネではなく赤青メガネを使用。
「アナグリフ」と言って映像を赤と青で左右に分割し、赤と青のメガネで鑑賞する方式だ。赤と青のフィルターを通すことで右目と左目に違う画を見せる仕組みだが、フィルターを通すことで本来の色が正確に伝わらないという欠点も。

Q 3D映画を観る方式は色々あるみたいだけれど、大きな違いはあるの?

A

日本では主に「REAL D」、「Dolby 3D」、「XpanD 3D」の3方式が劇場で採用されているが、「real D」と「Dolby 3D」が2分しているのが現状。
「real D」が初めて導入されたのは2005年の『チキン・リトル』。続いて、そのライバルとして「Dolby 3D」が登場。こちらは2007年『ベオウルフ/呪われし勇者』の公開のタイミングで導入された。
基本的なアイデアは両者とも同じだが、「real D」が円偏光タイプの3Dメガネを使用しているのに対し、「Dolby 3D」はカラーフィルタのメガネを使用。それぞれ偏光、色の波長をずらすことで左右の画像を分離し立体映像を映し出している。

3D映画特集

今後は3D映画が主流になるのでは…と言われているけれど、現状は一体どうなのか?

次世代3D映画の本命と言われるジェームズ・キャメロン監督作『アバター』のプロデューサーを務めるジョン・ランドー氏に今後の3D映画の動きについて、また『アバター』の撮影のために開発したという3Dカメラについて聞いてきました!

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Q 『アバター』の撮影で使った3Dカメラはどんなカメラで、何が新しいの?

A

ランドー:ソニーと一緒に『アバター』の撮影のために開発した3Dカメラは、「F900」というモデルをより小さく軽量化したカメラなんだ。また、今回の撮影ではカメラだけでなくカメラを載せて操作する機材(リム)や、人間の視覚や目の動きをシミュレーションするプラットフォームも開発したんだよ。それによって(対象物に)焦点を当てたときに目が寄るような動きを自在にコントロールできるようになったんだ。

Q 3Dを観ることのできる映画館は世界にどれくらいあるの?

A

ランドー:アメリカに限らず3Dは大規模的に受け入れられていると思うよ。ここ数年は特にね。『アバター』を作っている最中はアメリカで3Dを観られる映画館は1,000スクリーンぐらいかなと目算していたけれど、現在はアメリカで3,000、世界で5,000スクリーンもあるんだ! なぜかって? それはみんなが3D映画を見たいと思っているからだよね。(※日本での3D対応映画館は約150)

過去に公開された主な3D映画

  • ダイヤルMを廻せ!

    F・ノットが自身の舞台劇を脚色した、ヒッチコック・ミステリー。若く美しい妻マーゴ(ケリー)の不倫を知ったトニー(ミランド)は、彼女の殺害を企むが…。

  • ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

    ハロウィンタウンの大王ジャック。彼が作り出すハロウィン風のクリスマスとは……。バートン監督ならではの美しい色彩や魅力的キャラクターが多数出演するアニメーションの傑作。

  • べオウルフ/呪われし勇者

    最強の勇士が凶悪な怪物たちと壮絶な闘いを繰り広げるアクション・ファンタジー。英文学最古の文献のひとつとされる英雄ベオウルフの冒険物語を基に、オスカー監督ロバート・ゼメキスが革新的な映像技術を駆使し幻想的世界を壮大に描く。

  • ボルト

    ジョン・ラセター製作総指揮の下、新生ディズニーの第1弾として贈る感動アドベンチャー・アニメ。人気TVドラマでスーパードッグとして活躍するタレント犬のボルトが、初めて放り出された現実世界で挫折を乗り越えながら旅の仲間と力を合わせて大冒険を繰り広げるさまを綴る。

  • モンスターVSエイリアン

    それまで日陰の存在だったモンスターたちが突如地球に襲来したエイリアン相手に大活躍する痛快SFアドベンチャー・アニメ。ごく普通の女性がひょんなかことから巨大化してしまったばかりにモンスターとして監禁され…。

  • ハリー・ポッターと謎のプリンス

    成長したハリー・ポッターが宿命の対決へ始動し、いよいよ佳境に差しかかっていく人気シリーズの第6弾。思春期を迎えたホグワーツ魔法学校の生徒たちが恋愛ムードに浮き立つ中、ハリーは宿敵ヴォルデモートとの最終決戦へ向け新たな冒険に臨む。

現在公開中・今後公開予定の3D映画

ハリウッドの巨星ジェームズ・キャメロン監督が創り上げた陶酔するほど美しい神秘の星“パンドラ”。緻密な世界観が生む空前のスペクタクルと、感動の物語。

アバター

時は22世紀、人類は地球から遠く離れた衛星パンドラで〈アバター・プロジェクト〉に着手していた。この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体〈アバター〉を創ることで、有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようというのだ。この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、〈アバター〉を得て体の自由を取り戻す。
パンドラの地で様々な発見と思いがけない愛を経験した彼は、やがてひとつの文明を救うための戦いに身を投じていく―。
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12月23日(水・祝)
TOHOシネマズ日劇他全国超拡大ロードショー
公式サイト:http://www.avatarmovie.jp
20世紀フォックス映画 配給
(C)2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

  • ファイナル・デッドサーキット 3D
    ファイナル・デッドサーキット 3D

    逃れることの出来ない“死の運命”に翻弄される若者たちの凄惨な最期をショッキング・シーン満載で描く人気ホラー・サスペンスの第4弾。本作ではシリーズ初となる全編フルデジタル3Dを採用、“死の運命”に見入られた若者たちが味わう極限の恐怖が、一層の迫力と臨場感で迫ってくる。

    公開中

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  • Disney'sクリスマス・キャロル
    Disney'sクリスマス・キャロル

    文豪チャールズ・ディケンズの古典的名作を、「ベオウルフ/呪われし勇者」のロバート・ゼメキス監督が、パフォーマンス・キャプチャーと3D技術を駆使して完全映画化したヒューマン・ファンタジー。主演のジム・キャリーはスクルージはじめ全7役をこなしている。

    公開中

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  • カールじいさんと空飛ぶ家
    カールじいさんと空飛ぶ家

    『モンスターズ・インク』のピート・ドクターと『ファインディング・ニモ』の脚本家ボブ・ピーターソンが共同で監督を務める3Dアニメ。冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人に、驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー。

    2009年12月5日(土)公開

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  • アリス・イン・ワンダーランド
    アリス・イン・ワンダーランド

    ルイス・キャロルが1865年に発表した「不思議の国のアリス」と、その続編「鏡の国のアリス」のヒロインであるアリスの新たな冒険を、ティム・バートン監督がイマジネーションあふれる世界観で描くファンタジー。

    2010年4月17日(土)公開

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