『BALLAD 名もなき恋のうた』新垣結衣 インタビュー 2/2

「一瞬一瞬を大切に生きていこうと思うようになりました」
大人も泣ける傑作アニメといわれる『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を原案に、戦国時代の武将と一国の姫との身分違いの悲恋を、現代からタイムスリップした少年の目線で描いた『BALLAD 名もなき恋のうた』。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズでおなじみの山崎貴監督が、最新VFX技術を駆使して作り上げたエモーショナルな時代劇だ。本作でヒロインの廉姫を演じた新垣結衣が、戦国時代の姫の役に挑戦した感想や撮影にまつわるエピソードを語ってくれた。
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草なぎさんの甲冑(かっちゅう)姿はステキだけど、心が重くなってしまう……
―― VFXの名手として知られる山崎監督はどんな方でしたか?
新垣:監督の作品を観させていただいたときに、こだわりが強過ぎて人を寄せ付けないんじゃないかとか、貫録があって近寄りがたいんじゃないかと勝手に思っていたんですけど、実際にお会いしてみたら全然そんなことはなくて。もちろん、こだわりは強いんですけど、むしろ親しみやすい方でした。芝居の打ち合わせのときもわかりやすく説明してくださって、とてもやりやすかったです。
―― 又兵衛を演じた草なぎ剛さんの武士姿はいかがでした?
新垣:甲冑(かっちゅう)姿は男らしくてステキだったんですけど、廉姫として見ていることが多かったので、これから戦に行く姿なんだと思うと心が重くなってしまって……。だから、甲冑(かっちゅう)よりも普通の着物姿の方がいいですね。とてもよくお似合いでした。
―― 廉姫と又兵衛は幼なじみですが、新垣さんにも大切な幼なじみがいますか?
新垣:幼なじみっていうほどではないんですけど、中学時代の友だちとは里帰りをすると会いますし、ちょくちょく連絡を取り合っています。
戦国時代の人々から勇気と強さを感じました
―― 本作はタイムスリップした少年の視点で描かれていますが、もしも可能ならどの時代にタイムスリップしてみたいですか?
新垣:そんなに歴史は詳しくないんですけど、あえて言うなら弥生時代にタイムスリップしてみたいです。縄文時代は狩りをするのが大変だろうって思うので、弥生時代でおいしいお米を食べて、弥生土器を作ってみようかな(笑)。
―― 最後に、過酷な戦国時代を描いた本作から、どんなメッセージを感じましたか?
新垣:ひたむきに生きる戦国時代の人々から勇気と強さを感じました。そして、わたしも一瞬一瞬を大切に生きていこう、今やれることは一生懸命やろう! と思うようになりました。これから映画を観てくださる方にも、この作品で描かれたいろんな愛の形から、何かを感じてもらえたらうれしいです。
1 / 2 「姫っておしとやかなイメージだけど、廉姫はすごく活発なんです」
取材・文:斉藤由紀子 写真:吉岡希鼓斗 編集:シネマトゥデイ
解説
大ヒットアニメ「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を基に、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が草なぎ剛と新垣結衣を主演に迎えて描く時代劇悲恋ストーリー。戦国時代を舞台に、お姫様と一介の武士との身分違いの切ない恋の行方と、現代からタイムスリップしてしまった少年が彼らと繰り広げる大冒険をユーモアを織り交ぜ感動的に綴る。

