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【注目】
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ダイ・ハード4.0

2008-07-29

 「ロッキー・ザ・ファイナル」に続いて初老の男優が大アクションに挑むシリーズ最新作「ダイ・ハード4.0」。
ブルース・ウィリス扮する、おなじみジョン・マクレーンの今度の敵は“サイバー・テロ”であります。
アコースティックな初老の男がコンピューターを駆使して仕掛けてくる頭脳明晰な連中を相手にするなら、こちらにも、それなりの相手が必要ってことで、一時はテロの仲間だったハッカーの若者マット(ジャスティン・ロング)が登場。
このマットをFBIの本部に連行するよう命令されて出向いたマットのアパートで、テロ組織による銃弾襲撃にあうマクレーン。
もう、映画オープニングから何分もたたないうちに過激なアクションが勃発してしまうから観る方は目をシロクロ。
私みたいにケータイのメールも出来ない人間には何が始まったか判らないうちに話がドンドン進んでいきます。
ニュージャージーからニューヨーク、ワシントンに話は飛んで、最後はアメリカ中部の町に…。
テロ組織はコンピューターを使って、あの手、この手で各都市の機能を破壊していきます。

なのに映画はマクレーンとマットだけを追い、被害を受けただろうアメリカ市民を一見だにしない。

それってありぃ〜?と叫んでしまう私。

スクリーンはどんどん過激なアクションが進んでいって、自動車を使ってヘリコプターを落とすし、ジェット戦闘機を相手にひとりでマクレーンが戦います。

喘息ぽかったのに咳をするのも忘れてしまいました。
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プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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