おすぎのシネマ言いたい放題|映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このなかにある!


【注目】
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ショートバス

2007-08-28

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のジョン・キャメロン・ミッチェルのハード・コアであります。
勿論、画面はボケボケの処理がされています。
そこがイヤだ、という人はいるだろうを承知で、私はこの映画、というより監督の持つ“感性の良さ”が大好きです。

映画に登場してくる人物は、ホモだったり、SM女王だったり、カップルカウンセラーなのに1回も“絶頂感”に達したことのない女性だったり、“セックス”について、毎日多少でもかかわりを持っている男女が“ショートバス”というサロンで“性と愛”について見聞きし、ある発見をするまでの映画です。

ただ、ドキッとするシーンを目にすることがあるはずです。
青年がヨガをやりながら、自分のモノを自分の口で愛撫してマスターベーションをしたり、カップルカウンセラーの女性が夫とベッドで、とても過激な行為をしているところだったり、フーン、こんなベッド・テクニックがあるんだぁと恐れ入って見て欲しい。

そしてラストの“ショートバス”の主人ジャスティン・ボンド(本人)が歌う“イン・ジ・エンド”を聞きながらの馬鹿騒ぎの中で、それでも人生を楽しむ自分でいたいと思えるのです。

“セックス”がそんなに重要な要素ではない“人生”を…。
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プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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