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【注目】
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アイ・アム・レジェンド

2007-12-11
アイ・アム・レジェンド

 予告篇を何度も見て、ワァーすごそう、と思い、早く見たいと思ったのが「アイ・アム・レジェンド」でした。公開が世界同時というのでギリギリで見せてもらいました。

原作は1954年に発表されたリチャード・マシスンの「アイ・アム・レジェンド」で、過去に2回映画化(1964年「地球最後の男」、’71年「地球最後の男 オメガマン」)されています。近未来のニューヨークで出現したウイルスは、またたくまに世界中に猛威をふるい、全人口の9割に感染し、死亡させた。大都会ニューヨークで生き残っていたのは科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)ただひとり。彼はウイルスを世に送り出した人間の替りに、ある決着をつけようと努力していたが…。

ストーリーは“ゾンビ”もの的で新鮮味はありませんが、ニューヨークの風景には圧倒されます。見馴れた摩天楼が朽ちていたり、蔦に絡まれていたり、道路は罅(ひび)割れし、そこから雑草が生えている。カメラは、そのビル群を俯瞰で見せます。一本の道路を車を走らせている人間がいる。車にぶつかるように走る鹿の群、空には群舞する鳥の群、多分、現実のマンハッタンを撮り、それに3DアニメやCGで加工を加えたのだろうが、これが圧感なのであります。一見の価値有り。でも映画を見てる最中、ズーッとイライラ感がつきまとっていました。
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プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。 テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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