おすぎのシネマ言いたい放題|映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このなかにある!


【注目】
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最高の人生の見つけ方

2008-05-06
最高の人生の見つけ方

 ジャック・ニコルソンモーガン・フリーマンがプライベートにも親しくつき合っているっていうのも小さな驚きでありますが、このふたりが共演する「最高の人生の見つけ方」の息のあった演技には感嘆してしまいます。

原題は「棺おけリスト」といって、ガンにかかって余命6ヶ月と宣告された自動車整備士のカーター(M.フリーマン)が、学生時代にある教授から教わった“棺おけリスト(死ぬまでにやりたいこと、見たいものなどをリストにする)”をベッドの上に置いていると同室の大金持ちのエドワード(J・ニコルソン)が声を掛けてきて、リストのことを質問します。初めは邪険にしていましたがリストのことを話すと、エドワードも余命6ヶ月で、金は腐るほどあるからリストの中味を実行に移そうと、ふたりで病院から飛び出すことに…。

スカイダイビングからピラミッドの頂上、世界最高級のレストランの食事からアフリカでのライオン狩りなどなど、とても贅沢で楽しさに溢れた旅を見せてくれます。ただし、その根底に流れている“余命何日”という哀しさがストーリーに厚味を持たせてくれます。脚本のうまさとロブ・ライナーの演出の巧みさで笑いながら、ちょっぴり切なくなりながらも、“人生”“家族”“愛”“死”を考えさせてくれる秀作であります。ジャック・ニコルソンの存在感に圧倒されます。
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プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。 テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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