おすぎのシネマ言いたい放題|映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このなかにある!


【注目】
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1408号室

2008-11-25
1408号室

 スティーブン・キングくらい自分が書いたものが映画化される作家も、そういないでしょう。そして、映画としても秀れているものが何本もある、というのも珍しいこと。あれだけの多作であるから当然かもしれませんが、「キャリー」をはじめ「シャイニング」「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」と、咄嗟に思い出しても何本も出てくるというのはそれだけ秀れた原作を秀れた監督が映画化している証拠でしょう。
 
そのS・キングの短篇小説“一四〇八号室”が映画化されました。映画「1408号室」は「バンデッタ」のミカエル・ハフストロームが監督し、ジョン・キューザックが主演したスリラー映画であります。“心霊スポット”をレポートして、その顛末を本にして出版しているマイク・エンズリン(J・キューザック)のもとに一枚の葉書きが届きます。ニューヨークのドルフィンホテルからのもので、そこには「1408号室には入ってはいけない」としか書かれていません。意気揚々とホテルに乗りこむマイク。応対に出てきたのは支配人のジェラルド(サミエル・L・ジャクソン/今回は見る所、ほとんど無し)で、「あの部屋はヤメた方がいい。宿泊した56人の客が総て自殺しているし、自殺以外にも22人が自然死した。これまで1時間持ちこたえた人はいない」と言う。が、マイクは1408号に泊ることに…。

まあ、映画を見てください。よくまあ、これほどの恐怖を考えてくれます。壁に掛けてある海の絵が突然、時化になって、その絵をステッキでたたくと海水が部屋の中に溢れ、溺れてしまい…とか、妄想でも、病気でもない本格的スリラーをどうぞ!!
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■「1408号室」作品情報はコチラ
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プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。 テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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