おすぎのシネマ言いたい放題|映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このなかにある!


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消されたヘッドライン

2009-05-19
消されたヘッドライン

 別に映画の出来と関係ないのだけど、チラシや広告でキャスティングを紹介する時、○○の映画に出演した△△です、と記することがあります。「消されたヘッドライン」はラッセル・クロウ主演なのですが、彼の名前の上に小さな文字で「アメリカン・ギャングスター」と書かれています。なのにベン・アフレックの肩書きは「パール・ハーバー」なのです。いかにベンの代表作が無いのか一目僚然なのが哀しい…。そんなことはどうでもいいのですが、その「消されたヘッドライン」です。

 クロウはワシントンD.C.の地元新聞社ワシントン・グローブ紙の敏腕記者であり、国防総省の一部事業民営化で、業務受託をめざす民間軍事企業ポイント・コープ社との間に不正があるのではないかと公聴会が開かれていて、その委員長を務める代議士スティーブン・コリンズとは学生時代からの親友だった。そのコリンズが雇っている調査員で、コリンズの愛人だったソニアが、地下鉄のホームから転落して死ぬ。その前の日に、ドラッグ中毒の黒人少年が何者かに撃たれ殺された事件が起き、ふたつの殺人事件は繋がっていた。

クロウの記者が曝いていくうち、コリンズが窮地に陥っていく、というストーリーなのだけど、そこにコリンズの妻とクロウの関係、新聞社の編集長ヘレン・ミレンとの葛藤、など、様々な要素が入りこんできて、交通整理がいきわたらない部分があるのが残念!!
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プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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