おすぎのシネマ言いたい放題|映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このなかにある!


【注目】
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ターミネーター4

2009-06-09
ターミネーター4

 私は「ターミネーター」の“1”に関しては大変な傑作だと思っています。“2”も、まあまあというより映画として及第点をあげてもいいと…、しかし、“3”になると、これはかなり劣化したな、映画として、いや、シリーズとしては、もう終りだろうと思いました。それなのに“4”が作られると聞いた時、それは無いだろうと感じました。だから試写を見せてくれる、と言われて、まったく期待もしないで見に行きました。

映画が始まると、刑務所の中、死刑囚が出てきます。マーカス・ライト(サム・ワーシントン)がヘレナ・ボナム・カーター扮するセレナという医師に、死刑のあと献体して欲しいと頼まれ、キスひとつで承諾書にサインをします。
時は2018年。人類の救世主と預言されたジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)が、抵抗軍のリーダーとして“スカイネット”が操る機械たちと戦っています。そのジョンの前にマーカス(観客はオープニングで見ている死刑囚と判ります)という謎の男が現われます。ここから、この「ターミネーター4」の本当のストーリーが展開されていくのです。このシリーズを見つづけていて、初めて泣きました。ラスト、人間とは何んなのか…というテーマをつきつけられ、涙を流したのであります。あらゆる情報を頭に入れないで見られることを、おすすめします。「ターミネーター4」は“1”と並ぶ傑作であります。
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プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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