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【注目】
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO

2009-09-08

  ヒュー・ジャックマンは「X-MEN」の中の“ウルヴァリン”が大層、気に入っているのだなあ、と思わせてくれたのが「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」を見た時でした。主演は勿論、製作にも名を連らねているからです。「ウルヴァリン」は「X-MEN」のスピン・オフであり、今、流行のビギニングものであります。

19世紀、ローガンはまだ子供で、熱を出して寝ている時、父だと思っていた人が無残な死を目の前で遂げます。その人を殺した男がミュータントで、ローガンはその事実を知ってミュータントとしての才能に目覚め、苦悩します。ローガンには兄がいてビクターといい、ふたりで死ねない身体を150年にも渡って、兵士として幾多の戦場に身をさらすことに…。そして、謎の軍人ストライカーに誘われ特殊部隊“チームX”に参加し、チームと兄ビクターとの確執の末ローガンは“チームX”を離れ、カナダの山奥で女教師のケイラと静かに暮していた。しかし、ローガンの前に再びストライカーが現われ、兄のビクターが殺人鬼となって昔の仲間を殺していると告げた…。ビクターはローガンの留守中にカンダを訪れ、ケイラを殺す。復讐を誓ったローガンにストライカーが持ちかけた手段は驚くべきものだった…。

ミュータント同士の戦いのすさまじさと異様にリアル感のある存在に感動します。ジャックマンもスゴイけどビクターを演じるリーヴ・シュレイバーも、それ以上。もっとスゴイ、デットプールと呼ばれるミュータントも登場して迫力あるアクションを見せてくれます。多少、暗いところはあるけれど、スピンオフものとは思えない傑作であります。
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「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」劇場・作品情報
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(C)2009 TWENTIETH CENTURY FOX

プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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