おすぎのシネマ言いたい放題|映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このなかにある!


【注目】
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Disney'sクリスマス・キャロル

2009-11-10

 昔の話を書くと、年齢を老ったのか、どうしても“昔はヨカッタ”的になってしまうのが、とても嫌なのだけど、クリスマスが近づくと、昔は、それなりの出来栄えの映画が公開されました(ツタヤのブログで“クリスマス特集の10本”なんてものを取りあげようとしていますので、その件に関しては12月に入ってから…乞う、ご期待ってとこで…)。ところが、現在はCGやVFXの進化で“えっ、これでいいのォ”というようなものが出現してきます。

2004年にロバート・ゼメキスが“パフォーマンス・キャプチャー技術”を開発し、それを駆使して作った「ポーラー・エクスプレス」を私は評価しませんでした。実写でもなく、アニメーションでもなく、どこか中途半端なもの、あの頃ゲームで、かなりリアルなCGものがありましたが、あれとどこか共通するような、人間味みたいなものの欠如が感じられ、靴の上から足を掻くみたいな感覚が、どうしても拭えなかったのです。そして今度は「クリスマス・キャロル」だ、ということになって、主演はジム・キャリーが演じている(確かに演じているのですが…)といわれてもネェって感じで…。その上“3D”ですよ。字幕は無く、吹き替えってことに…。J・キャリー、オリジナルで7人もの声を担当しているって聞いて、そっちを見るならなぁと思ってしまったのです。映画的興奮がまったく無く、私は失望しましたが、それが本当かどうか、どうぞ劇場で確かめて…。
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「Disney'sクリスマス・キャロル」劇場・作品情報
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プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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