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【注目】
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サロゲート

2010-01-14
サロゲート

 「ターミネーター3」の監督、ジョナサン・モストウの「サロゲート」は、ロボット工学が進化した近未来、人間のあらゆる社会活動を代行する“サロゲート”と呼ばれる身代りロボットが開発され、人類は自宅からサロゲートを遠隔操作するだけで、社会に“生身”をさらす必要のない世界を作り出した。当然、生身を外に出さないから“安全”だし、生活は“快適”になるはずだった。タイトル・バックは“サロゲート”の生みの親であるライオネル・キャンター博士が創立したVSI社が、どのようにロボットを進化させたかの歴史を綴っていきます。14年前、11年前、7年前、3年前、そして現在…。FBI捜査官のトム・グリアー(ブルース・ウィリス)は、若いふたりの男女のサロゲートが殺された事件を同僚の女性捜査官ジェニファー(ラダ・ミッチェル)と追いかけていた。若い男はキャンター博士のひとり息子で、何者かから、サロゲートと操作する人間を一瞬のうちに殺すことの出来る武器を手に入れた模様だった。その犯人は市内モニターの監視担当官によって判明し、グリアーのサロゲートは犯人を追い、サロゲートが入ってはいけない地域に入り込み、そこの住民に破壊されてしまう。咄嗟に操作装置から抜け出し、命びろいしたグリアーは、その後、生身を曝け出して犯人の背後で糸を操る人物を探りはじめた。そして、その結果、衝撃的な事実が…。犯罪捜査までロボットが行う、そんな世界は“愛”の育たない世界なのか…。
 初老になってからのウィリスの格好良さに拍車がかかりました。ストーリー展開の面白さと映像の上手さ、スピード感ある演出で、ラストのアッという風景まで一気に見せてくれます。
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「サロゲート」劇場・作品情報
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プロフィール

おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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