悪人
なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。9.11sat Roadshow
2010.9.8 「悪人」プチエピソード投稿結果発表!
2010.9.7 深津絵里、最優秀女優賞受賞!
2010.8.10 『悪人』×本屋 本屋さんお薦め名シーン10選を開始しました。
2010.7.29 モントリオール世界映画祭 ワールドコンペティション部門正式出品決定!
2010.7.21 あなたの悪事を暴露してください。悪事度を判定します。
2010.6.23 特集サイトをアップしました。

第61回毎日出版文化賞、第34回大佛次郎賞をダブル受賞しベストセラーとなった、
芥川賞作家・吉田修一の最高傑作「悪人」が待望の映画化。
この原作の映画化に挑んだのは、『フラガール』で日本アカデミー賞を始め、各賞を総ナメにした若手実力派監督・李相日。
原作者である吉田修一自身が、李監督と共に初めて映画脚本を手掛け、リアルで骨太な原作の魅力を映画的な人間ドラマに昇華させることに成功した。そして音楽には、巨匠・久石譲が参加。
「悪人」に呼び寄せられた至高の才能たちが、映画史に残る感動のヒューマンドラマを誕生させた。

主演は妻夫木聡。原作を読み感銘を受け、いままでのイメージを覆す“悪人”役を自ら志願し、殺人犯・清水祐一役を熱演している。
また、祐一との許されぬ愛に溺れ、ともに逃げることになるヒロイン・馬込光代役に深津絵里。
殺人事件の鍵を握る大学生・増尾圭吾役に岡田将生、ほか、満島ひかり、柄本明、樹木希林といった豪華キャストが集結。
「悪人」に魅せられ、熱い思いを持って映画に参加した実力派キャストの迫真の演技は、紛れもなく本作の最大の魅力となっている。

土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)と佐賀の紳士服量販店に勤める馬込光代(深津絵里)。
孤独な魂を抱えた2人は出会い系サイトで知り合い、刹那的な愛にその身を焦がす。
しかし、祐一はたったひとつ光代に話していない秘密があった。
彼は、連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だったー。
その事実を知り衝撃を受ける光代。祐一は警察に自首するという。
しかし、そんな祐一を引き止めたのは意外なことに光代だった。
生まれて初めて人を愛する喜びを知った光代は祐一と共に絶望的な逃避行へと向かう。
やがて、2人の逃避行が生んだ波紋は被害者の家族、加害者の家族、そして周囲の人間たちの人生をも飲み込んでいく。
なぜ祐一は人を殺したのか?
なぜ光代は殺人者を愛したのか?
被害者の家族、加害者の家族、それぞれの運命はどうなるのか?
そして、本当の“悪人”とは一体誰なのか?
絶望のどん底に突き落とされた人間たちが、善悪の葛藤の中でもがき、そしてかすかな希望にむかってやがて立ち上がったとき、物語は、衝撃と感動のクライマックスを迎えるー。
(C)2010「悪人」製作委員会