マーリー(ケイト・ハドソン)、30歳、独身。
広告代理店でバリバリ働き、楽しく過ごす友達はたくさん、恋も思いのまま。
深刻な出来事だっていつもユーモアで吹き飛ばす。
誰もが憧れる自由なキャリア・ウーマン。
そんなある日、彼女に訪れたのは“がん”の宣告。
突如訪れた悲しみと絶望。そんな時マーリーが出会ったのは、
主治医ジュリアン(ガエル・ガルシア・ベルナル)。
彼の存在が、だんだんと彼女の心を溶かしていく。
その大切さに気がついたとき、
マーリーに残された時間はあとわずかだった・・・。
人生のほんのわずかな時間・・・
それでも愛することを後悔しないと誓うマーリーの姿に、
たくさんの笑顔とたくさんの涙が溢れ出します。


自由に生きる女性に突如訪れた病・・・その事実に直面した主人公を演じるのは、はつらつとした美しさで「ラブコメの女王」と呼ばれるケイト・ハドソン。
「脚本を読んだ後、20分間泣いた」と語るとおり、明るさの中に秘めた悲しみを見事に演じきり、マーリーは誰もが共感できるキャラクターとなった。そのマーリーと恋に落ちる主治医ジュリアンを演じるのは、ハリウッドの恋愛映画への出演はめずらしいガエル・ガルシア・ベルナル。感情の起伏の激しい役が多い中、「彼はだんだんと彼女の旅の相棒となるのです」と語り、本作では女性を不器用ながら、暖かく包む医師を純粋に演じる姿が初々しい。前作でコミカルでドラマティックな演出を高く評価されたニコール・カッセル監督により、2人ともそれまでに演じたことのない役どころを見事に表現した。
そしてファンタジックでいて重要な掲示を与えてくれる神様役をウーピー・ゴールドバーグ、マーリーの母親役をキャシー・ベイツが固め、友人や両親らの確かな演技が、物語をより感動的に彩っていく。


ケイト・ハドソン
(マーリー・コーベット役)

ガエル・ガルシア・ベルナル
(ジュリアン・ゴールドスタイン医師役)

キャシー・ベイツ
(ヴェバリー・コーベット役)

ウーピー・ゴールドバーグ
(ゴッド役)

- 監督:ニコール・カッセル
- 脚本:グレン・ウェルズ
- プロダクション・デザイナー:スチュアート・ワーツェル
- 撮影監督:ラッセル・カーペンター
- 衣装デザイナー:アン・ロス
(C)2011 Earthbound Films,LLC