トッド・へインズ監督最新作 アイム・ノット・ゼア

4月26日(土)より シネマライズ・シネカノン有楽町2丁目他全国ロードショー


INTRODUCTION 映画「アイム・ノット・ゼア」

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アルバム総セールス1億枚以上! 66歳にしていまだ年間100本以上もの「ネバー・エンディング・ツアー」を続ける現役のトップミュージシャンであり、10年間ノーベル文学賞の候補にあがっていると言われている詩人、ボブ・ディラン。
「風に吹かれて」、「ライク・ア・ローリング・ストーン」、「天国への扉」など数々の名曲をもつディランはその激動の人生を通して、ジョン・レノンをはじめ、ジミ・ヘンドリクス、U2、レッド・ホット・チリ・ペッパーズら今なお多くのアーティストたちの想像力を刺激してやまない。自らのイメージの「破壊」と「再生」を繰り返すディランの人生に魅せられたアメリカ映画界の鬼才トッド・へインズ監督は、その奔放なイマジネーショ ンを用いて、これまで誰もが不可能だと信じていた“ボブ・ディランの人生を映画化する”という奇跡を見事に達成。それゆえ本作は、ドキュメンタリー映画を除けば、ディラン本人が初めて公認した“真のディラン映画”となったのだ。
本作では、「6人の俳優」が「6つのステージのディラン」をモデルとした人物を演じ分けている。

STORY 映画「アイム・ノット・ゼア」

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詩人、無法者(アウトロー)、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター―実在のボブ・ディランのさまざまな人格を投影した「6人のディラン」が登場する。それぞれ名前も異なる「6人のディラン」が繰り広げる「6つの物語」。映画が進むにつれ、その「6つの物語」は、しだいに大きな「ひとつの物語」を織り成しはじめ、多くの謎に包まれた伝説のアーティスト、ボブ・ディランの実像に迫っていく――。


アイム・ノット・ゼア

アルチュール ────自らを“アルチュール・ランボー”と名乗る象徴派詩人
映画のナレーター的な役割を務める。観客からは見えない“背広姿の男たち”から「なぜプロテスト・ミュージックを書くのをやめたのか?」という尋問を受け、アルチュールは、詩人のヴィジョンでモノローグを語りつづける――その言葉は“ほかの5人のディラン”が繰り広げる事件の感情的なバックグラウンドを解き明かすためのキーワードでもある。


アイム・ノット・ゼア

ウディ ────“ウディ・ガスリー”という名の11歳の黒人少年。
1959年。「ファシストを殺すマシン」と書かれたギターケースを抱えた黒人の少年が、貨物列車に飛び乗る。先に無賃乗車していたふたりの放浪者に向かい、ウディは自分のこれまでの半生を語りはじめる。黒人のブルース・シンガーの家に転がり込んだウディは、庭でセッションを行ない、食事をごちそうになるが、「過去の世界ではなく、今の世界のことを歌いなさい」という老母の言葉にショックを受け、再び貨物列車で放浪の旅に出る。
列車内で強盗団に襲われたウディは、川に飛び込むことで九死に一生を得た。白人の女性に救われたウディは、その家族や友人たちから“天才ギター少年”と持ち上げられ、ハリウッドでデビューを果たす夢を抱くが、そのとき、ミネソタ州の少年鑑別所から一本の電話がかかってくる。ウディはその鑑別所の脱走者だった……。


アイム・ノット・ゼア

ジャック/ジョン牧師 ────社会派フォークを歌う新進シンガーソングライター/ゴスペルを歌う教会の牧師
60年代前半、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジを拠点に盛り上がりを見せていたプロテスト・フォークの世界に、ひとりの新人シンガーが登場し、喝采を集める。ジャック・ロリンズという名の彼は、女性シンガーソングライターのアリス・ファビアン(ジュリアン・ムーア)と共に“新しい時代の声”として、シーンの中心的存在となっていく。だが、パーティの受賞スピーチで、JFKを殺害したリー・オズワルドを称えたことにより、ジャックは理解者たちの反感を買い、裏切り者扱いされてしまう――。
それから約20年後、姿を消していたジャックの居場所を、ロック・ドキュメンタリー番組の制作クルーが突き止める。西海岸のカトリック教会に身を寄せていたジャックは自らを“ジョン牧師”と名乗り、キリスト教の布教活動にいそしんでいた。取材に対して「プロテスト・フォークはもう歌わない」と答えたジョンは、説教壇に上がり、集まった信者たちを前に、祈りにも似たゴスペル・ナンバーを力強く演奏しはじめる――。


アイム・ノット・ゼア

ロビー ────ハリウッド・スター/偽りの結婚生活
ベトナム戦争が本格化した激動の65年。フォーク・シンガーのジャック・ロリンズを題材にした伝記映画「砂の粒」に主演した新人俳優のロビーは、抽象画家をめざすフランス人の美大生クレア(シャルロット・ゲンズブール)と出会う。深夜のカフェで語り合ううち、たちまち恋に落ちたふたりは、すぐに結婚する。だが、ロビーが俳優として成功を収め、クレアがふたりの子供の子育てに追われるにつれ、順調に思われた結婚生活は少しずつ破綻しはじめ、ふたりの間には感情的なすれ違いが多くなってしまう。
73年、おりしもベトナム戦争から米軍が撤退したというニュースをテレビで見ていたクレアは、ロビーとの9年に及んだ偽りの結婚生活に終止符を打つことを決心する。真夜中にクレアがひとりきりで佇む部屋のテレビには、映画「砂の粒」の中でジャックがフォーク・シーンとの訣別をアリスに告げるシーンが映っていた――。


アイム・ノット・ゼア

ジュード ────華麗なるロックン・ロール・スター
65年。ロックン・ロール・バンドを従えてフォーク・フェスティバルに出演したジュードは、かつてのフォーク・ソングを期待していた観客から激しいブーイングを受ける。だが、自らの音楽の新たな方向性に確認を抱いていたジュードは、バンドを引き連れ、ロンドンへと向かう。
記者会見のくだらない質問を煙に巻いたジュードは、豪華なホテルの一室でドラッグにふけりながら、ロック・スターとしての生活を満喫する。翌日、英国式庭園での取材の前にビートルズの4人と短い邂逅を果たしたジュードは、記者たちの質問を聞き流すうちに、同じくロンドンを訪れていたニューヨークの人気モデル、ココ・リヴィングトン(ミシェル・ウィリアムズ)と、林の中で幻想的な会話を交わす。
車での帰り道、ジュードの一行は、オープン・カーで追いかけてきたビートニク詩人、アレン・ギンズバーグ(デヴィッド・クロス)と出会う。車に同乗したジョーンズという名のジャーナリスト(ブルース・グリーンウッド)が繰り出す執拗な質問にキレたジュードは、車を飛び降りる。翌日の夜のライヴ、かつてのヒット曲を期待して会場に駆けつけたファンの前で、ジュードのバンドは再び激しいロック・ナンバーを演奏する。ヒップな人種が集まったパーティ会場で、バンド・メンバーやココに激しく悪態をついたジュードは、何かから逃げるかのように会場を後にするが、その途中、意識が少しずつ遠のき、やがて地面へと倒れ伏せた――。


アイム・ノット・ゼア

ビリー ────西部開拓時代のアウトロー
開拓時代の西部の町“リドル”の人里離れた一軒の小屋で、ビリーは、犬のヘンリーと共に、厭世的な隠居生活を送っていた。あるとき、久しぶりに馬で遠出をしたビリーは、町の住民たちに30日間以内の立ち退き命令が下っていたことを知る。ハイウェイ建設のために谷の爆破が命じられ、付近の多くの住民は棲家を追われていて、中には自殺者も出ているというのだ。
詳しいことを突き止めるために町の中心部へと向かったビリーは、ハイウェイ建設の黒幕が、町の権力者にして、自分の宿敵でもあるギャレット長官であることを知る。広場で始まったギャレットの演説会に駆けつけたビリーは、自分の素性を隠すかのように仮面をつけ、汚職にまみれたギャレットの悪行を声高に非難する。ビリーの正体に気づいたギャレットは逮捕命令を下すが、ビリーの言葉がきっかけとなり、町民たちは自らの権利を守るために一斉蜂起を開始する。
牢獄に入れられたビリーは、仲間の助けによって脱走を果たし、新たな旅先へ向かうことを決意する。貨物列車に飛び乗り、犬のヘンリーに別れを告げるビリーが抱えている古びたギターケースには、「ファシストを殺すマシン」と書かれていた――。

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