東野圭吾の傑作を松田翔太が初主演。軽妙な本格パロディー仕立てのミステリー

「探偵ガリレオ」シリーズの「容疑者Xの献身」で直木賞を受賞し、ドラマ「流星の絆」の原作でも知られる人気ミステリー作家・東野圭吾の同名小説をドラマ化! ミステリーの旗手、東野自身が、推理小説で展開される矛盾や不自然な設定、本格ミステリーの恥ずかしい内実などを赤裸々に盛り込んだ掟破りのミステリー大作だ。もちろん、本格ミステリーの王道とも言える難解な事件を解決する味わいは健在。「松田翔太クンが、周りからイジられまくる名探偵(?)をどう演じるのか!? チャレンジフルな作品にしたい」と関拓也プロデューサー。
雪深い山村で、森野作蔵という老人が惨殺された。捜査一課警部・大河原番三(木村祐一)が駆けつけ、配属になったばかりの新人刑事・藤井芙奈(香椎由宇)も合流する。だが大河原は誰かを待っている様子で、そこに現れたのは名探偵・天下一大五郎(松田翔太)だった。「またお前か。なんで、こんなところにいんねん?」とわざとらしく尋ねる大河原。実は事件が起これば名探偵がやってくるのは“名探偵の掟”の1つ。そして、その名探偵の推理を何気なくサポートするのが、おマヌケ警部の役回りである大河原の掟だった。さっそく捜査を開始するが?
■天下一大五郎(22)(松田翔太)
難事件が発生すると、どこからともなく現れる謎の名探偵。ミステリーに精通し、膨大な知識を誇っているが、一方で自らの推理や物語展開が“ご都合主義”、“時代遅れ”と批判されることに異常なまでの恐怖心を抱く。彼の課せられた掟は「頭脳明晰、博学多才、行動力抜群の名探偵」であること。
■藤井茉奈(22)(香椎由宇)
捜査一課の紅一点。空気の読めない、お嬢様刑事。天下一とは友達以上、恋人未満の間柄。天下一と大河原の指導を受け、新人女刑事から女名探偵に“大化け”する可能性を秘めている。彼女に課せられた掟は「オトボケ警部を補佐する新人女刑事」であること。
■大河原番三(45)(木村祐一)
警視庁捜査一課の名物警部。早合点と的外れな推理で事件現場を混乱に陥れる本格ミステリーや探偵映画によく出てくるタイプのトラブルメーカー。だが、天下一の名推理を裏で段取り、キチンとお膳立てしているのは彼の仕事。実はキレ者のようだ。彼に課せられた掟は「名探偵を補佐するオトボケ警部」であること。
連続ドラマ初主演・松田翔太が撮影前の“掟”を告白

金曜ナイトドラマ「名探偵の掟」の記者会見が開催。松田翔太、香椎由宇、ちすん、入江甚儀、木村祐一が出席し、ドラマへの意気込みを語った。関拓也プロデューサーは「超人気作家である東野圭吾先生が書かれた衝撃の問題作をドラマ化することになりました。事件の矛盾やお約束などを徹底的に暴き出して、さらに本格トリックそのものを思い切りこき下ろしてしまうという映像化不可能な作品なんですけれども、それをあえて、いろんなミステリードラマを放送しているテレビ朝日でドラマ化させていただけて、とても重点的な作品となっております」と挨拶。
天下一大五郎役の松田翔太は「自分の見せ場を作るためにとにかく頑張っている、それだけを考えてストーリーに生きている役どころです。ちょっととぼけた役ですが、面白おかしくやっていますので、楽しみにしていてください」と語った。父親の松田優作はドラマ『探偵物語』での探偵役が有名だが、「お父さんのことはあまり考えていない。単純に2枚目のような3枚目のようないろいろな面が混在するこの役が凄く楽しい」と告白。タイトルにちなんで、自身の“掟”については、「撮影前はあまりご飯を食べないで、炭水化物を控える。満足感があると緊張感なくなるので。“撮影入るぞ!”って気分を自分で作っています」とストイックな気持ちでモチベーションを高めていることを明かした。

藤井茉奈役の香椎由宇は「自分の見せ場をつくる天下一を、ことごとく、空気の読めない女としてつぶしていく、毎回警部役の木村さんに睨まれる役どころです」と茉奈の役柄を語り、“掟”については「生肉を食べて、満足感を得て、ハングリー精神を満たしてから撮影に入ります」と撮影秘話を吐露。
森山瑞希役のちすんは「天下一さんのことが大好きな女の子で、大河原さんに突っ込まれながら、犯行現場の説明をしたりする女警察官です。とても楽しい探偵物語になっていると思うので是非ご覧ください」と意気込みを語った。

植松慶太役の入江甚儀は「春から高校生になった入江甚儀です! 今回、探偵の天下一さんに憧れている役です。僕も実際、俳優の松田翔太さんに憧れてこの世界を目指したので、演じる時はそのままの気持ちで演じています」と話していた。
最後に大河原番三役の木村祐一が「イケメン、そしてイケウーマンに囲まれ、オイシイ気持ちでいます(笑)。ツッコんだり、脅したり、スカしたりするのが、すごく楽しい役で、現場に来るのが楽しみです。ちゃんとしたトリックがあるにもかかわらず、さらにオチがあるというすごい構造になっている東野さんの素晴らしい作品です。ご期待ください!」と締めた。


















