
深夜の列車に乗り合わせた乗客たちが、粗暴なチンピラ二人組の嫌がらせを受けて弱さや偽善をさらけ出す心理スリラー。唐突に直面する暴力の脅威や、自分に火の粉が及ばないように見て見ぬふりを決め込む「ことなかれ主義」の不快さなど、現代の日本でも身近に感じられる日常的なテーマが緊張感あふれるモノクロ映像で鮮烈に描かれる。本作が映画デビューとなったチンピラ役のマーティン・シーンをはじめ、巧者がそろった出演陣の小市民演技も見もの。
●'67年・米●100分
●監督/ラリー・ピアース●出演/トニー・ムサンテ、マーティン・シーン
20世紀フォックス ホーム エンターテイメントジャパン
【セル】3,990円(5月11日発売)※ジャケット写真はセル版です


映画通:katsu
『ブリット』のオープニングでご飯3杯食べられる。
マンハッタン行きの地下鉄。さまざまな事情を抱えた16人の乗客。乗ってきた二人の少年に触発され、日ごろの鬱憤を爆発させる。これでもかというくらい閉塞感と緊迫感にあふれ、そのリアリティゆえ、模倣犯の出現を恐れたNY地下鉄は撮影を拒否したとか。







