TSUTAYAの映像MDが「今月どうしても載せたい!」10本をレコメンド! はずせま10!! TSUTAYAの映像MDがみずから熱く語ります!
邦画番長 可野修平のレコメンド
可野修平
PROFILE
今月で卒業します。私のことは嫌いになっても「はずせま10」のことは嫌いにならないでください!
これまでのレコメンド!
Vol.28 2013年8月 | Vol.27 2013年7月 | Vol.26 2013年6月 | Vol.25 2013年5月 | Vol.24 2013年4月 | Vol.23 2013年3月 | Vol.22 2013年2月 | Vol.21 2013年1月 | Vol.20 2012年12月 | Vol.19 2012年11月 | Vol.18 2012年10月 | Vol.17 2012年9月 | Vol.16 2012年8月 | Vol.15 2012年7月 | Vol.14 2012年6月 | Vol.13 2012年5月 | Vol.12 2012年4月 | Vol.11 2012年3月 | Vol.10 2012年2月 | Vol.9 2012年1月 | Vol.8 2011年12月 | Vol.7 2011年11月 | Vol.6 2011年10月 | Vol.5 2011年9月 | Vol.4 2011年8月 | Vol.3 2011年7月 | Vol.2 2011年6月 | Vol.1 2011年5月 |★Vol.26 2013年6月
★Vol.25 2013年5月
TSUTAYAだけ先行レンタル
「リアル鬼ごっこ
THE ORIGIN 序章」
MDのコメント
「4月よりTVドラマとして放送されている『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』の序章にあたる本作。TSUTAYAだけ1ヵ月早く先行レンタルです。王様がどうして“鬼ごっこ”という狂ったゲームを始めることになったのか、その理由を描きます」
ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

ストーリー
全国の佐藤姓の人を捕らえて処刑するゲームを考案した“王様”の、幼少時に受けた異常なしつけが明かされる。
心の揺らぎが生身の人間らしい
「任侠ヘルパー」

MDのコメント
「『ただのTVドラマの劇場版ね』と思われそうですが、本作のみで独立しています。どうにもならない状況に追い込まれた男の再生物語。その過程は一筋縄ではいかず、主人公の心の揺らぎがしっかりと描かれており、それが生身の人間らしい」
フジテレビジョン

ストーリー
極道の男が介護施設の老人から金をだまし取る暴力団を敵に回しつつ、劣悪な施設の立て直しを図る。
★Vol.24 2013年4月
内田けんじ監督最新作!
「鍵泥棒のメソッド」
MDのコメント
「オリジナル脚本で勝負する内田けんじ監督最新作。違和感ある設定が、伏線として回収される構成が巧みです。殺し屋コンドウに扮する香川さんが、銭湯で大きく転倒するシーンは、裸なのでワイヤーで吊れず、マットを敷いて、自前の跳躍力でコケたそうです」
発売元:クロックワークス、テレビ朝日、販売元:メディアファクトリー

ストーリー
記憶喪失の殺し屋と立場を入れ替えてしまった貧乏役者に、殺しの依頼が舞い込む。
二人の演技合戦は必見
「ダブルフェイス
潜入捜査編/偽装警察編」
MDのコメント
「主演はお互い敵対する組織に潜入している西島秀俊&香川照之。多くの作品に出演しているこの二人、実は、主役でないことがほとんど。それでも強烈な印象を残せるのは、彼らの存在感でしょう。物語の秀逸さはもちろんですが二人の演技合戦も必見」
発売元:TBS、販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ

ストーリー
暴力団に身を置く潜入捜査官と、警察官ながら実は暴力団のスパイが、互いの潜入者を探る。。
★Vol.23 2013年3月
★Vol.22 2013年2月
屋上シーンは名シーン
「桐島、部活やめるってよ」
MDのコメント
「高校生だってヒエラルキーが存在するという現実を、現役高校生はリアルに感じ、昔学生だった大人は自分はどっち側だったんだろうと考える。近年の邦画名シーンとして語り継がれるであろう屋上シーンは、実在する高校の屋上で撮影されたそう」
バップ

ストーリー
学校の人気者“桐島”がバレー部を退部。それを機に、他の生徒たちのゆがんだ人間関係が明るみに出る。
職場はTSUTAYA
「ひとり交換日記」
MDのコメント
「バカリズムと木村文乃さんが演じるアルバイトの職場はTSUTAYAの設定で、カウンターでの接客シーンがありますが、実は台本になくて、その場で覚えたので最初は四苦八苦したそう。でも、二人ともすぐ慣れて店員のように振る舞ったそうです。さすがプロ」
関西テレビ放送、カルチュア・コンビニエンス・クラブ

ストーリー
映画『ボクたちの交換日記』のスピンオフ。ネガティブでツイてない男が、妄想で交換日記をつけ始める。
★Vol.21 2013年1月
現代にも通じる普遍性があります
「BUNGO ささやかな欲望 【見つめられる淑女たち編】」
MDのコメント
「冨永昌敬監督、熊切和嘉監督らを起用し、短編とは思えない実力派俳優が登場します。昭和の文豪たちの傑作は、現代にも通じる普遍性があります。同時レンタルの『【告白する紳士たち編】』と併せて6つのラブストーリーを堪能してください。」
角川書店

ストーリー
宮沢賢治の『注文の多い料理店』、三浦哲郎の『乳房』、永井荷風の『人妻』を収めた全3話の短編集。
新作が待ち遠しいシリーズ
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説」
MDのコメント
「新作が待ち遠しいシリーズです。オススメの鑑賞方法は以下。(1)ホラー系フェイクドキュメンタリーのパロディとして観る(2)ストーリーに継続性があるので『FILE-01口裂け女』編から観る(3)おなじみの取材スタッフの関係性に萌える。」
プライムウェーブ・ネクシード

ストーリー
河童の姿を捉えた投稿映像を観たTVディレクターが、撮影された池で人喰い河童に遭遇する。
★Vol.20 2012年12月
旬の女優たちが共演
「スープ 生まれ変わりの物語」
MDのコメント
「タイトルが示している通りなのですが、作品として、かなり実験的な展開があり、観る者を飽きさせません。実力派俳優、生瀬勝久さんの初主演映画で、橋本愛、大後寿々花、広瀬アリスなど、いまどきの女子高生を演じた旬の女優陣たちの共演もうれしい。」
リンクライツ

ストーリー
事故死して娘に心残りのある男性が、前世の記憶を失うが生まれ変われる伝説のスープを飲むか苦悩する。
実はグッとくる家族の話
「くろねこルーシー」
MDのコメント
「黒ネコって、なんてかわいいのだと頬がゆるむ。まだ子ネコなので、画面ところ狭しと「遊んでくれ、遊んでくれ」光線を出しているネコを観察しているだけで、あっという間に物語が終わるのですが。実は、グッとくる家族の話なので2回観てみましょう。」
「くろねこルーシー」製作委員会

ストーリー
気弱な占い師の男が、ネコとの出会いを機に“黒猫占い”を始め、次第に自分の生き方を見つめ直す。
一番怖いのは人間
「トリハダ -劇場版-」
MDのコメント
「独り暮らしの女性の部屋、ベッドの下に見知らぬ男が…。なんてよくある都市伝説を軽く凌駕するトリハダ話。ワーとかキャーとかではなく、生活の延長線上に起こりうるエピソードの連続。一番怖いのは霊ではなく、生身の人間ってことです」
クロックワークス

ストーリー
コールセンターの女性が、仕事で悩まされているクレーマーが自分の隣人だったと知り、恐怖に襲われる。
作品への愛情が詰まっている
「バカリズム THE MOVIE」
MDのコメント
「バカリズムこと升野さんは、日本映画学校(現・日本映画大学)出身ですが、“名作映画へのオマージュ”とはやや違うよう(笑)。『ゲームセンターあらし』『人造人間キカイダー』など、彼の幼少期に影響を受けた作品への愛情が詰まっている。」
アニプレックス

ストーリー
超能力を持つ少年が、いじめっ子らに仕返しをする「魔スノが来たりて口笛を吹く」他全5話の短編集。
★Vol.19 2012年11月
人生の豊かさとは何か
「ザ・メタ・シークレット」
MDのコメント
「前作の『ザ・シークレット』は、全世界で書籍2,400万冊、DVDは800万枚売れたそうです。続編にあたる本作は、人生の豊かさとは何かを問う内容で、書籍を読んでいない人にも、さまざまな分野の賢人たちがわかりやすく説明してくれます。」
カルチュア・パブリッシャーズ

ストーリー
哲学者や作家など15人の賢人たちが、人生を豊かにするための生き方や考えをレクチャーする。
心に染みます!
「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」
MDのコメント
「タイトルに『サイタマノ~』と付いていますが、うだつの上がらない若者のワンス・アゲイン話で前2作とは別モノです。洋画でいうと『8 Mile』より『ハッスル&フロウ』に近い風合いを感じました。日本語ヒップホップが、地方都市風景とマッチして心に染みます。」
アミューズソフト

ストーリー
成功を夢見て上京したラッパーのマイティ(奥野)が、暴力事件を起こし追われる身となる。
★Vol.18 2012年10月
監督の意気込みが感じられます
「ポテチ」
MDのコメント
「中村監督と伊坂氏の相性のよさは過去作からも証明済みですが、初監督作の『ローカルニュース』が思い出されるまったりなテイスト。まあ、まったり(二度書く)。でもそこに伊坂作品の映像化を熟知している監督の意気込みを感じます。俳優陣も小粒でピリリと辛い!」
アミューズソフト

ストーリー
空き巣稼業の青年が、育った町も生年月日も同じプロ野球選手と自分との奇妙なつながりに気づく。
ゆるーい空気感が漂う
「映画「紙兎ロペ」つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」
MDのコメント
「口の悪い紙リス“アキラ先輩”と「え、マジっすか」が口癖の紙兎“ロぺ”が繰り広げるショートアニメがまさかの長編映画化。リアルな下町風情とともに漂う、ゆるーい空気感。これはもう一つの『サマーウォーズ』だろうか、いや違うだろう(反語)」
KITERETSU/東宝

ストーリー
アキラ先輩とロペが、ツチノコ探し中に謎のイヤリングを拾ったことから強盗事件に巻き込まれる。
★Vol.17 2012年9月
スピード感を見事に表現!
「キリン POINT OF NO-RETURN!ディレクターズ・カット 前篇」
MDのコメント
「バイク通で知られる大鶴義丹の企画、脚本、監督作。敬愛する漫画の映像化にあたり、相当な愛情が必要だったはず。バイク同士、そしてポルシェとのバトルが圧巻。バイク乗りしか知り得ない、恐怖にも似たスピード感が見事に表現されました。これは美学!」
インターフィルム

ストーリー
スピードに取りつかれたバイク乗りが、因縁の相手“ポルシェ911”と再会し、公道でレースを繰り広げる。
安心して観られます
「HOME 愛しの座敷わらし」
MDのコメント
「岩手の山村風景がとてもきれい。また、水谷豊×和泉聖治監督の『相棒』コンビですので、作品に互いの信頼関係が読み取れ、安心して観られます。水谷豊の笑いを強めていくコミカルな演技はさすが!他の出演者も嬉々として演じています。」
テレビ朝日/ハピネット

ストーリー
東京から岩手の古民家へ引越してきた一家が、座敷わらしの出現を機に家族の絆を強めていく。
★Vol.16 2012年8月
オタク話でもどこか都会的
「僕達急行 A列車で行こう」

MDのコメント
「コメディとして“笑えない”人は、森田監督のデビュー作『の・ようなもの』も観てほしい。このトボケた感じがオリジナリティというものだ。オタク話でも、どこか都会的なのが、森田芳光風で楽しめました。ずっと追い続けたかったですね…」
東映ビデオ、セル発売元:バンダイビジュアル

ストーリー
ふとしたきっかけで出会った鉄道オタクの二人が意気投合し、仕事や恋愛など互いの窮地を助け合い、友情を深めていく。
構図などがいちいち美しい!
「セイジ -陸の魚-」
MDのコメント
「前作『カクト』は俳優、伊勢谷友介の初監督作として話題性だけ広まった感じでしたが、本作はエンターテインメント性重視。ただ“男の美学”すぎてついていけないところも。構図などがいちいち美しく、次作こそはと期待させられる才能です」
キノフィルムズ

ストーリー
大学生が旅の途中で寡黙な男と出会い、ある少女が深手を負う悲惨な事件を通して、彼の心の闇を知る。
知名度があるアイドルが容赦なく惨殺されます
「骨壺」
MDのコメント
「若手アイドルを使ったホラーは、発展途上の演技と半端なストーリーのせいで、大人が観ると“マニア向け”と、大抵片付けられてしまいます。しかし本作は、そこそこの知名度があるアイドルが容赦なく惨殺される、ハードコアな内容がすごい」
アミューズソフト

ストーリー
女子高生が“飲めば死ぬ”といわれる遺灰をうっかり友人に渡したところ、彼女の周りで死人が続出する。
★Vol.15 2012年7月
かなり話題になった作品!
「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」
MDのコメント
「映画版とTV版の撮影は同時に行われたそう。ただ同じシーンでも映画版とTV版でそれぞれ台詞を変えるなど凝った作りになっていて、リクとニノ、リクと父親との関係を描いた壮大なヒューマンドラマとして見ごたえ充分です」
アニプレックス

ストーリー
大企業オーナーの息子が、金星人を名乗る少女と彼女が暮らす荒川河川敷の住人と絆を育んでいく。
★Vol.14 2012年6月
さまざまなな思いがスリリングに交錯!
「運命の人」

MDのコメント
「骨太なドラマです。国家権力の欺瞞を暴く新聞記者を主人公に、社会、組織、そして家族の中でと、さまざまな思いがスリリングに交錯します。さらにウラの『ALWAYS 三丁目の夕日』と言える、激動の昭和史的な側面もあり、興味深いです」
TBS/TCエンタテインメント

ストーリー
新聞記者が沖縄返還の裏に隠された日米の密約を暴こうとするが、国家権力によって追い詰められていく。
本当につぶやかれたら怖いけど(笑)
「つぶやき隊~つぶやき続けて3作目~」
MDのコメント
「日常風景でよく目にするモノたちがつぶやきます。例えばためられた洋服の紙袋は『いつか使うかもと置いてるけど、もう何年も出番がないよ』と。縁あって我が家にやって来たモノたちよ、乱暴に扱ってゴメン。本当につぶやかれたら怖いけど」
ティー・オーエンタテインメント

ストーリー
身近なモノや動物たちが、ふだん心の内に秘めている思いをつぶやく。シュールな笑いを誘う短編アニメ集。
祈りや希望が夜空に輝く打ち上げシーン!
「LIGHT UP NIPPON
~日本を照らした、奇跡の花火~」
MDのコメント
「2011年8月に東北太平洋沿岸部10ヵ所にて、花火大会が同時開催されたことをご存じでしょうか?この“LIGHT UP NIPPON”はある普通の会社員が抱いた『震災で中止になった東京湾花火大会の花火を東北に持っていけないだろうか』という疑問から始まった、追悼と復興のプロジェクト。『東北で花火を打ち上げたい』という思いに賛同する者や現地の人との交流により、震災直後は誰もが実現不可能と思っていた花火大会が行われます。打ち上げシーンはまるでたくさんの人々の祈りや希望がパッと開いたよう。そして夜空を見上げて楽しんでいる人々の顔。花火って人の心を豊かにしてくれますね」
LIGHT UP NIPPON/ティ・ジョイ/カルチュア・パブリッシャーズ
※本作の収益金の一部は、“LIGHT UP NIPPON”の取り組みに使われます

ストーリー
2011年、東日本大震災犠牲者への追悼と復興の祈りを込めて行われた花火プロジェクトの記録。
★Vol.13 2012年5月
圧倒的なパワーで描かれる女性の“さが”
「恋の罪」
MDのコメント
「『埼玉愛犬家連続殺人事件』を基にした『冷たい熱帯魚』に続き、『東電OL殺人事件』を基にした本作も実録犯罪ものか?と覚悟しましたが、内容は圧倒的なパワーとスピードで女性の“さが”が描かれたものでした。よくも悪くも、変わらずの園子温監督作品です」
日活、ハピネット

ストーリー
猟奇殺人事件のてん末を通して、女刑事と被害者と思われる二人の女性の衝撃的な秘密が暴かれる。
★Vol.12 2012年4月
仲間と協力し合うモノ作りが面白い!
「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」
MDのコメント
「もともとTV番組でしたのでコント劇だと思っていましたが、ちゃんとしたサラリーマン物語でした。 一つのアイデアから、仲間と協力し合い何かを成し遂げる、という過程が面白い。それはモノ作りだけでなく、どの仕事にも存在するのだと、柄にもなく思いました」
NHKエンタープライズ、ポニーキャニオン

ストーリー
新入社員が、適当に作った新商品の企画が通ったことを機にさまざまな騒動に巻き込まれる。
青春ドキュメンタリーの傑作
「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」
MDのコメント
「正直主要メンバーの顔と名前が一致する程度しか知らない、にわかファンなのですが、すごく感動できました。努力や挫折も混ぜこぜで、何かに打ち込む人の姿は美しいと思います。アイドル映画ではなく、青春ドキュメンタリーの傑作です!」
2012「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会、東宝
ストーリー
総選挙などのイベントを通して涙し、苦悩する少女たちの素顔を映した、2011年のAKB48の記録。
★Vol.11 2012年3月
山田孝之の芸達者ぶりを実感!
「指輪をはめたい」
MDのコメント
「『クローズZERO』のような超コワい役から、このようなコメディまで幅広く演じる山田孝之さん、本当に芸達者な俳優ですね。この映画では情けない役を本当に情けなく演じています。一風変わったラブストーリーかと観ると、結末でガツンと頭を打たれるので注意」
キノフィルムズ、ポニーキャニオン

ストーリー
事故で恋人の記憶だけ失った男の前に彼女と名のる3人の女が現れ、男の記憶を戻そうとする。
“この人しかいない”と思うほどみんな役にハマってます!
「スマグラー おまえの未来を運べ」
MDのコメント
「安藤政信くんを久しぶりに観る。彼のキレっぷりが素晴らしくよいです。周りの登場人物もこの人しか考えられない!というほど役にハマってます。ちょっと古いかもしれませんが『殺し屋1』や『オールド・ボーイ』みたいな“痛い”描写が多いので覚悟してください」
ハピネット、講談社、テレビ朝日

ストーリー
莫大な借金を背負った男が、多額の報酬と引き換えに危険な運送仕事を引き受ける。
★Vol.10 2012年2月
観ていて飽きない!
「夕闇ダリア」
MDのコメント
「登場人物の過去のトラウマや秘密をすぐに明かすのではなく、ミステリー仕立てで明かす演出方法になっている、観る者を飽きさせない恋愛映画です。セリフが自然で、男女間の機微をうまく表現しています。女性監督が撮るこのシリーズ、次作も期待大です」
クロックワークス、キングレコード

ストーリー
彼女がいる男と交際する女の前に、突如その彼女本人の生き霊が出現するようになり、奇妙な共同生活を送る。
満島さんの表情が抜群!
「ラビット・ホラー」
MDのコメント
「清水崇監督の前作『戦慄迷宮』が劇中に出てきて本編のストーリーに絡んできたり…と、よくできたホラー&ダークファンタジーです。満島ひかりさんが言葉をしゃべれない役で、あの高音になるとかすれる絶叫を期待していたのに残念でしたが、その分、顔の表情が抜群です」
バップ

ストーリー
失語症の少女が、学校のウサギを殺害した後に失踪した弟を捜すうちに不思議な世界に迷い込む。
★Vol.9 2012年1月
癒されている宣言しよう!
「うさぎドロップ」
MDのコメント
「見栄張って引き取ったものの、単純な美談にしないところが現代っぽい。それから、芦田愛菜ちゃんが今よりちょっとだけ幼くて、その瞬間を収めたドキュメンタリーとしても楽しめます。男だって堂々と子どもに“癒されている宣言”していいじゃないかと大量入荷!」
ハピネット

ストーリー
独身サラリーマンが亡き祖父の隠し子だという身寄りのない少女を引き取り、子育てに奮闘する。
★Vol.8 2011年12月
笑いながら、ホロリ
「あぜ道のダンディ」
MDのコメント
「若手で最も注目している石井裕也監督作品。悩めるオッサンのホームドラマに、笑いながらホロリ。私自身も40歳を越え、お互いオッサンになった同級生とたまに飲めば、仕事のことなんかより、家族の話か『デラべっぴん』を初めて読んだ時の衝撃を語るばかりです」
アミューズソフト

ストーリー
男手一つで子どもを育てた中年男が死期が近いことを悟り、子どもとの思い出づくりを始める。
★Vol.7 2011年11月
★Vol.6 2011年10月
バツイチ男2人の関係が絶妙
「まほろ駅前多田便利軒」

MDのコメント
「昔同級生だった30代バツイチ2人の関係性が絶妙です。淡々というか、ひょうひょうと進みますが、それはお互い本音をさらけ出せないがゆえの精神的武装なんですね。過去の出来事に縛られて、もがき苦しみながらも未来へ進むさまを、丁寧に、時にユニークに描いています」
アスミック、ハピネット

ストーリー
便利屋を営む2人のバツイチ男が、次々と現れるくせ者たちのワケあり案件を解決していく。
一瞬の希望の光に救われます
「海炭市叙景」

MDのコメント
「市井の人々の倦怠感や生活を描きだしています。架空の街のモデルとなった函館だけでなく、どの地方都市にも共通するそこで暮らす上での“諦めとあがき”の日々。映画は暗いトーンのまま進行しますが、希望の光が見えるシーンが一瞬あり、本当に救われます」
『海炭市叙景』製作委員会、ブロードウェイ

ストーリー
リストラで職を失った兄妹や妻に裏切られた中年男など、地方都市で暮らす人々のひと冬。
★Vol.5 2011年9月
蒼井優はまっすぐな役がハマる!
「洋菓子店コアンドル」

MDのコメント
「『フラガール』、『百万円と苦虫女』など、蒼井優ちゃん出演の映画は大好き。彼女がまっすぐで強い意志を持った女性を演じれば、もう間違いない!本作では、上京していろんな人に出会い、怒ったり、泣いたり、笑ったりしながら成長していく女性を演じています」
ポニーキャニオン

ストーリー
恋人を追って上京し洋菓子店で働き始めた女性が、心に傷を負った元天才パティシエと出会う。
大野いとが初々しい
「高校デビュー」

MDのコメント
「展開もベタ、ギャグもベタ、でもそこがいい!本作が映画デビューとなる大野いとちゃんの初々しい演技が観られます。主人公の天然満開なキャラは、彼女のハマリ役?『ハンサム★スーツ』のスタッフが再集結して作った映画ですので、ポップさも保証付き」
アスミック、集英社、ハピネット

ストーリー
恋愛初心者の女子高生がモテる女になるために、校内イチ人気の男子生徒から指導を受ける。
★Vol.4 2011年8月
本物の家族だと思わず錯覚!?
「毎日かあさん」

MDのコメント
「家族の絆はもちろん、小泉今日子さんと永瀬正敏さんの不思議な絆も興味深い。エンドロールで映し出される永瀬さんが撮った子どもたちの写真を観ていると、本物の家族だと錯覚しそうに! 夫側の視点で描かれた『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』もオススメ」
ポニーキャニオン、キングレコード

ストーリー
2人の子どもを持つ漫画家が、アルコール依存症の夫に悩まされながらたくましく日々を過ごす。
★Vol.3 2011年7月
2大都市伝説が激突し、大変です!
「ひきこさん VS 口裂け女」

MDのコメント
「親子で楽しめる(?)ホラームービーです。ある洋画のパクリじゃないですよ(笑)。"口裂け女"が僕の時代の都市妖怪とすれば、"ひきこさん"は現代のオカルトヒーロー! その2大都市伝説が激突するのだから、もう大変です。ポマード、ポマード!」
インターフィルム

ストーリー
"ひきこさん"による大量殺人事件に巻き込まれた女性が、閉鎖病棟で"口裂け女"に出くわす。
★Vol.2 2011年6月
夫婦愛に涙腺崩壊
「僕と妻の1778の物語」

MDのコメント
「夫婦モノは、どうしてもうちの奥さんのことを考えながら観てしまいますね。竹内結子さんにソックリなうちの奥さんの姿とダブって(嘘)、お互いを思う気持ちが切なくってねぇ。 僕は商売柄、普通の人よりは涙腺崩壊レベルが高いと思っていましたが、ダメでした」
関西テレビ、フジテレビ

ストーリー
妻ががんに冒され、余命1年だと知ったSF作家が、妻のために毎日一編の笑える短編を書く。
ピキーンと衝撃!
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」

MDのコメント
「不思議なタイトルそのまま、すっとぼけたトーンで映画が始まり、それが釈然としないまま繰り返されて『???』となりますが、話が進んだある時点でピキーンと衝撃を受ける、計算し尽くされた作品。さらに大政絢ちゃんのアイドル映画としても成功しています」
角川書店

ストーリー
殺人事件が連続して発生している街で、10年前の誘拐監禁事件で生き残った男女が再会する。
★Vol.1 2011年5月
仲さんは不機嫌な顔が似合う
「パーティーは終わった」

MDのコメント
「仲里依紗さん演じる十朱の妄想ではあるんですが、ロマンティックでキザな話です。5つの話で僕は『捨てたい』のエピソードが好き。相手に嫌われようとオッサンみたいな行動をする仲さんがかわいらしくて…。彼女は苦虫をかみつぶしたような不機嫌な顔が似合います」
エイベックス・エンタテインメント

ストーリー
恋をさぼっていた女性マンガ家が、パーティで出会った美しい5人の男との恋愛を妄想する。
ソン・スンホンになりたい
「ゴースト もういちど抱きしめたい」

MDのコメント
「ソン・スンホン演じる青年は、端正な顔と肉体、優しい心をもつ完璧ぶりです。人生のアドバンテージを持っている男とは、こうゆう人のことですな。わかっていても、あの有名なシーンでは感涙。あぁ、僕もスンホンになりたい。そして、抱きしめたい」
パラマウント ジャパン、バップ

ストーリー
事故死した女性が、霊となって愛する人を見守るが、彼の身に危険が迫っていることに気付く。