総評

1位は、昨年、2007年に公開され、大ヒットとなった新垣結衣さん主演映画「恋空」。
「ケータイ小説」ブームの火付け役となったこの作品は、小説化を経て映画に。著者の等身大の言葉が同世代の中高生に支持を得た原作同様、高校生のピュアな恋が描かれた映画となっています。「好きな人と一緒にいれることの大切さを感じます」「失恋してもまた恋がしたくなる映画です」など、切ない中にも相手を思う温かさが心に染みたという意見が多くみられました。
2位は松下奈緒さん主演の「砂時計」。こちらは人気漫画が原作となった作品。1位の「恋空」と同様に10代・20代の若い世代の支持が強く、「切なくて映画館で号泣した」という人も多かったようです。人気は“純愛”モノにあるようですね。
また、1位「恋空」、2位「砂時計」、4位「ただ、きみを愛してる」、8位「世界の中心で、愛をさけぶ」、9位「きみに読む物語」は、小説・漫画を原作とした作品。人気恋愛小説や漫画から映画化される傾向が多くなってきているようです。
3位はハリウッド映画の大作「タイタニック」。船首に立つジャックとローズの姿は多くの人の目に焼きついているのではないでしょうか？“身分差のある叶わぬ恋”という、定番モノですが、“叶わぬ恋”にはみなさんどこか惹かれてしまうのかもしれませんね。
そして、5位の「ノッティングヒルの恋人」、6位「ホリディ」、7位「ラブ・アクチュアリー」は見た後に、元気になれる心温まる恋愛映画。「素直に恋がしたい！」と思えるという意見が多く見られました。

その他にも、「世界の中心で、愛をさけぶ」や「ゴーストニューヨークの幻」など、恋愛映画といえば欠かせない作品もランクイン！もうすぐ6月、ジューン・ブライドの季節です。そんな季節にピッタリな恋愛映画を見つけてみてください。