贅沢な時間をあなたに

著名人コラム 贅沢な時間を応援!様々な分野で活躍する4人の、それぞれの「贅沢な時間」とは・・・?

部屋で過ごす自分スタイル

09/07(月)up!

月に数回、仕事を午前中に切り上げて午後から完全プライベートな時間を作ることがある。
ウィークデーに行くインテリアショップ巡りだ。

仕事柄、インテリアショップに訪れる事は多いのだが、プライベートな買い物となると自分のモチベーションもグッとアップするから不思議。
(でも雑誌などでうたわれるイマドキのインテリアを求めているわけではありませんよ!)
これだっ!…と思う自分の欲望を満たしてくれる雑貨に出会いたいだけ。だから出掛ける前に買いたいモノが決まっているわけではない…。
…と言うよりも目的が無いショップ巡りの方が何か偶然に出会ってしまった時の感動が大きい事を初めから知っているからなのだろう。

…とある日、ローカルな駅から遠く離れた路地裏の細い小道脇に素敵なお店を発見した。
間口が2メートルほどしかない平屋建ての古民家を改装した小さなお店だ。
  
なんともハッとさせられる「味」のあるショップ。

絶妙な壁の色合いや、古いモノと洗練されたモノが絶妙なバランスで上手く混在するあたりは、オーナーのこだわりさえも感じ取れる。
働く店員や古ぼけたドアも全てが「味」を作りだしストーリーある佇まいを見せていた。
吸い込まれるように店内に入ってみると意外にもそこは熱帯植物やガーデン用品を専門とするセレクトショップ。
見るからに日本製ではないだろう…というシロモノが所狭しと並んでいる。

素敵だな…。

生憎、古いマンションに住む僕は小さなベランダがあるだけでガーデニングとは無縁の生活を送っている。 そんな僕が一気にお店に興味を持ったのだ。
そして店先に展示してある大きな壺の形をした鉢カバー興味を引かれる。
タコ壺のような独特なフォルムにアンティーク調の風合い。ドッシリとした重量感にも惹かれた。
お値段21,000円なり。ちょっと高いな。
しかし自分の欲望を満たすためには仕方がない…と自分に言い聞かせた。

その他 数点の鉢カバーとドライフラワーも購入して早速、部屋へ戻り配置してみる。













流行を追った無機質で洗練されたインテリアも嫌いではない。
でも古いものや手作り感ある温かみがあるインテリアはもっと好き。
この大きな壺のおかげで部屋の一角にお気に入りのコーナーが完成した。満足だ。


こうして欲望を満たしてくれる為の俺流雑貨探しの時間は今後も続くだろう…。

岩田博文

岩田博文

プロフィール

インテリアコーディネーター/MONDE代表
1974年生まれ 高い目利きのセンスが高く評価され若くして有名家具メーカーのマーチャンダイザーとなる。その後2003年に独立し東京・目黒にオリエンタルショップ「MONDE(モンド)」を出店。現在は活動の幅を広げインテリアコーディネートのみならず服のデザインや雑貨の商品開発にも数多く参加している。