贅沢な時間をあなたに

幸せはシャンソニア劇場から

そして、幕が開く---再び笑顔があふれだす

9月5日(土) シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋、恵比寿ガーデンシネマほか全国ロードショー

NEWS

  • 09/09/04 イベント試写会レポートをアップしました。
  • 09/09/01 いよいよ9/5(土)公開!上映スケジュールをチェック
  • 09/08/20 ジャパンプレミア&キャンドルイベント付き試写会の募集は締め切らせていただきました。後日試写会レポートを公開!お楽しみに。

息子と一緒に暮らしたい。だからこの劇場を立て直す!幸せを求めて奔走する父親と仲間たちの笑顔と涙を音楽で綴る極上エンターテインメント

不況も失業も乗り越えて…現在から1936年のパリを描く時代へのオマージュ

舞台は、1936年パリ郊外、不況で借金の形に取り上げられ閉館してしまったミュージックホール・シャンソニア劇場。長年裏方を務めたピゴワル(ジェラール・ジュニョ)は、失業して泣く泣く息子と離れることに。しかし、仲間と力を合わせて劇場を占拠!
別離、裏切り、ヤクザの脅しなど、様々な困難に遭いながらも、再び息子と暮らしたい一心で、懸命に劇場の再建に身を投じる姿が涙を誘います。
ニューヨークで株価が暴落したのが1929年。世界恐慌となったその波が1936年のフランスにも届いていました。1933年にはドイツでヒトラーが首相に就任、フランスも右派の台頭と左派“人民戦線”の攻防、労働者のゼネストや蜂起が起こり、人々は第二次世界大戦が忍び寄る足音を聞いていました。そんな時代背景は、現在の我々を取り巻く世情にもつながり、大きな不安の中でも、音楽や娯楽を求める様が共感を呼びます。実際に、1936年当時フランスに生きた人々も楽しんでいたこの頃のハリウッド映画は、バズビー・バークレーが振り付けをする華やかなミュージカル映画が一世を風靡していました。本作には、このバークレーの振り付けや、名作『天井桟敷の人々』(45)にオマージュを捧げるシーンが盛り込まれており、作り手が時代と先人に敬意を表し、
また映画を愛して止まないことを大きく謳っているのです。

映画画像

1936年、労働者のストライキや反ファシズム運動の気運が高まる第二次世界大戦の直前。“フォブール” * と親しみをこめられて呼ばれるパリ北部下町の一角。人々から愛されるミュージックホール・シャンソニア劇場は、不況のあおりで、借金を抱えた劇場支配人が自殺、不動産屋ギャラピア(ベルナール-ピエール・ドナデュー)に取り上げられ、閉鎖されてしまう。劇場に長年裏方として魂を注いできた、ピゴワル(ジェラール・ジュニョ)は妻にも逃げられ、職も失くして落ち込んでしまう。

ピゴワルの一人息子ジョジョ(マクサンス・ペラン)は、ラジオばかり聞いて家から一歩も出てこない“ラジオ男”(ピエール・リシャール)からアコーディオンを習うことを楽しみにしている。お金のない父親を気遣い、パリの街角でアコーディオン弾きを始め、稼ぎを近所の食料品店に支払っている。そうとは知らないピゴワルは、つけで買い物ができることを不思議に思っていた。しかし、街角での演奏を、“未成年の物乞い”と警察がジョジョを補導し、ピゴワルには扶養資格がないとジョジョは遠い街で再婚した母親の元に引き取られてしまう。ますます落ち込むピゴワル・・・。

ある日、仲間のジャッキー(カド・メラッド)が、劇場をこじ開けて、近所の人々に勝手にモノマネを披露していた。そこへ、 ギャラピアの手下が止めさせるために飛んでくる。洗濯工場のストを先導して派手な立ち回りをやってのける、血の気の多いミルー(クロヴィス・コルニアック)と一触即発の状態になると、ピゴワルは咄嗟に「劇場を占拠する!」と宣言。それから自分たちの手で劇場を蘇らせようと、ギャラピアに交渉し、一ヶ月の猶予を与えられてピゴワルと仲間たちは必死の思いで再建に立ち上がった。

*フォブール/Faubourg=フランス語で郊外の意味

CAST
STAFF

(C)Cos Aelenei