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the GazettE RUKIの万屋

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春のファンクラブツアーを振り返り【完全版】

今回のツアーのセットリストは、最初から『DISORDER』(2004年発表)と『NIL』(2006年発表)の収録曲はすべて演奏しようと考えていて。そのなかで、あの時代の楽曲は歌モノが多かったので、ライヴハウスツアーというところを踏まえて、全体のバランスを見て歌モノを減らしてみたり、もっと楽しめるものを入れていこうとか考えて、各日のメニューを組んでいきましたね。

ただ、通常のツアーとは向き合い方は違いました。やっぱり8~10年前の楽曲なので、どう見せていくかが大事なところで。いかにも昔の曲をやっている風に見せない、同時に演奏している自分たち自身もそう感じないようにすることを考えて。だから、このぐらいの本数がギリギリだったんだと思う。さらに5本やっていたら、ちょっと飽きていたかもしれないし、鮮度が落ちないうちに終わったほうがいいんですよね。いつもはツアーが終わってもそこで完結してはいないけど、今回は文字どおりファイナルで終了、と。

実際にステージに立った時には、ツアー前に感じていた“照れくさいんじゃないか”みたいな部分はなくなってましたね。ただ、昔の曲を今やった時に上手く形にできなかったら、自分たちが成長してないということになる。そういう部分での緊張感はかなりありました。

それで、改めて過去の曲に向き合ってみて、the GazettEは今の状態になるべくしてなったんだなというのがすごくよく分かった。今回、たとえばコード進行の微妙に気持ち悪い部分などを直したりして、楽曲に手を加えた状態でツアーに臨みましたけど、楽曲自体の反省点も見えたし、“ああ、これが嫌だったから、この次のアルバムではこうなったんだよな”って感じたりもしましたね。ただ、今の自分たちには合わないなと思うものもあったけど、これはまだ演ってもいいのかなって思うような曲もありましたよ。たとえば、「Anti Pop」とかはその類いだし、「Bath Room」のような曲が持つ雰囲気は今もいいなと思いますね。

いわゆる刺々しい初期衝動の部分がライヴで映えて、今でも通用すると感じてもらえたなら…昔の曲に対するメンバーの気持ちは相変わらずだけど(笑)、“ああ、こういうのもあったな”ってファンのみんなが楽しんでいたなら、それはそれで良かったと思う。それでも、初期の楽曲は“漂う中二感”というか(笑)、やっぱり1stアルバムらしいなと。改めて演奏してみて、何となくその当時に戻れた感じがあって楽しかったですけど。

ツアーはREDEFINITION=“再定義”と掲げていたけど、ここでやりきったほうが俺たちもファンもスッキリするかなと思うんです。the GazettEは“常に新しいものを”という形で進んでいるから、ファンとしては“昔の曲も聴きたい”ってなるじゃないですか。昔のことをここまでやりきることはもうないので、今徹底してやっておくことは意味があることで。それと、ファンの人のノリは昔より全然良くなっていましたよ。ただ、ここ最近のライヴに比べると暴れたりないのかな? という印象もあって、それでも頑張って暴れようとしている感じは見受けられましたけど(笑)。“今のライヴのほうが楽しい”っていうファンの声も多かったんですよね。確かに、それはそうなんだろうなと。でも、最近やっている曲たちに少し飽きている自分たちもいたから、あらゆる意味でタイミング的には良かったんでしょうね。

それと、やっぱりライヴハウスは楽しかった。CLUB CITTA’やAXぐらいの規模の会場は久しぶりなので、いいもんだなと。特にCLUB CITTA’はライヴハウスらしい雰囲気がすごく良かったし、イベントも含めて何度もやってきた会場なので思い入れが強かったんですよね。でも、最初にAXに立った時のこと(2004年1月“東京裁判”)は思い出さなかったな。昔はものすごくフロアをデカく感じたけど、今回は“思っていたより小さいな”って。それに、初めてのAXは異様に怯えていたので(笑)。

この後に2本のファンクラブツアーが控えてますけど、今年1年をかけてみんなとともに作り上げていって消化できればいいなと思います。今回はまだ楽しくフランクな感じでできましたけど、この次ぐらいになると、アルバム的にどんどんシビアになってくる傾向がありますからね。次回以降のアルバムは当時すでに大きな会場でやっていたから、よりきっちりみせていかないと“変わんないよね”とか“前のほうが良かったよね”となってしまう可能性もある。シビアできわどくなる予感がしてます。そして次は、曲調がグッと暗くなるという(笑)。

それにしても…ツアー初日が3月10日で結成12周年のタイミングだったんですが、本来こうした形のライヴは節目的にも10周年のタイミングでやれていればよかったんだろうなと。単純に“何で12周年の時なんだろう?”と(笑)。だけど、10周年の時に誰かからこのアイデアを提案されてもやっていなかっただろうし、節目に関係なく、やろうと思ったタイミングでやる。それが12周年だったというのもthe GazettEらしいんじゃないかな。

HERESY LIMITED STANDING LIVE TOUR14
NAMELESS LIBERTY DISORDER HEAVEN

■3月10日(月)Zepp Tokyo

■3月11日(火)CLUB CITTA’川崎

■3月13日(木)Zepp Namba(OSAKA)

■3月15日(土)Zepp Fukuoka

■3月17日(月)Zepp Nagoya

■3月26日(水)・27日(木)新木場STUDIO COAST

■3月31日(月)SHIBUYA-AX

■4月7日(月)Zepp Sapporo(振替公演)

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