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INTERVIEW - ファンキー加藤

INTERVIEW&TEXT:NAOKO TAKEICHI PHOTO:TAK ASHI HIRANO
PLACE:DAIK ANYAMA T-SITE 代官山 蔦屋書店

「まだ大丈夫。まだ唄を続けていける」―― もう一度の始まり

―― 去年の6月1日、2日の東京ドーム公演で、FUNKY MONKEY BABYSにピリオドを打った訳だけど、そこからの空虚感は言葉に出来ないモノだったんじゃない?

「もちろんです。2日目のライヴが終わった直後から、言葉に出来ない空虚感に襲われました。だから、なかなか東京ドームから帰れなかった。帰っちゃったら、全てが本当に終わってしまいそうで…。結局、夜中の3時くらいまで会場にいたんですよ。家に帰っても、心が興奮してるから全然眠れずに、そのまま6月3日の朝日を見たんです。その朝日を見たとき、すごく不安になって。自分がいないところで地球が回って、時間が過ぎていってしまうことが怖くてしかたなくなって」

―― FUNKY MONKEY BABYSは、みんなの不安を包み込んであげる唄を歌ってきたからね。だからこそ、だろうね…。

「そうかもしれない。僕は基本ネガティブな人間だから、だからこそ、そっと包み込むような、そっと背中を押すような唄を歌ってきたんだと思うんです。FUNKY MONKEY BABYSとして歌えなくなってしまうことが、すごく寂しかったし、このままみんなに忘れ去られてしまうんじゃないかって思ったら、とにかく怖かった。今までに味わったことのない怖さだった」

―― ソロ活動発表の嬉しいニュースが、意外と早く聞けたから、ファンのみんなは嬉しかったと思うけど、加藤くんにとっては、すごく長い時間に感じたんだろうね。

「僕にとってはすごく長い時間みんなと離れてた気がしてるんですよね。東京ドームまでは、FUNKY MONKEY BABYSのことしか考えたくなかったし、本当に先のことって考えられなかったし、考えたくもなかったし、本当に何も決まっていなかったんです。けど、東京ドームが終わった瞬間に空虚感と不安に押しつぶされそうになったこともあって、とにかく歩き出さなくちゃって思って。それで、ソロ活動を早めに発表したんです」

―― なるほど。ソロデビューシングル「My VOI CE」は、手紙みたいな印象だったよね。

「まさに『My VO I C E 』はみんなに宛てた手紙でしたね。本当に改めてみんなのことを愛しく思ったし、改めて俺にとってFUNKYMONKEY BABYSは全てだったんだって思ったというか。誰かに必要とされていたいというのが俺自身の原動力だったんだなって思いましたね。3枚のシングルには、今に至るまでの気持ちの変化が現れていると思います」

―― アルバムでは本来のファンキー加藤が帰ってきた! と思える、「勝負パンツ」や「B・W・H」「アワービート」「Say! Joy! 」を彷彿とさせる「Good Show」もあって安心した(笑)。

「エロさ全開(笑)。でもね、最初の方は、ファンキー加藤として音楽を始めるに当たって、FUNKY MONKEY BABYSとは違う音楽をやっていかなくちゃいけないんじゃないか、まったく別のアーティストにならなくちゃいけないんじゃないかってすごく悩んだんです。で、曲が一切書けなくなっちゃって。去年の夏あたりが1番辛かった。書いては消し書いては消し。30曲くらい没にしたんじゃないかな? いろんな刺激を自分に与えてみようと思って夏フェスに行ってみたりもしたんだけど、途中で帰って来ちゃったんです。今までなら、他のアーティストさんのカッコイイステージを観たら、それを刺激としてアウトプットできたんですけど、その時はただただ嫉妬心だけが自分の中で渦巻いちゃってヘソ曲げちゃったんです。そんな自分が嫌で嫌で自分を嫌いになりそうだった」

―― そんな感覚も初めてだったんじゃない?

「そう。初めてでした。悔しさをバネにする力すら失ってたからね。俺、ヤバイかも…って本当に思いました。過去の曲を聴き返せば聴き返すほど、僕がやりたかった音楽は、全部FUNKYMONKEY BABYSでやってたなって確信したんです。できることならずっとFUNKYMONKEY BABYSで歌っていたかった。今回の解散はやむを得ない理由があってのことだったからね。紆余曲折あって、遠回りして遠回りして辿り着いたのが、“このままでいいや”ってとこだったんです。そう思えてから、ペン先は走ったんです。FUNKY MONKEY BABYSが俺の全てであったから、僕にはこれ以外は出来なかったんです」

―― 吹っ切れて良かったね。

「そう。八王子で最初にやったイベントのときに、“おかえりなさい。待ってたよ”って、みんなが迎えてくれたんです。そのとき、“あ、俺、まだ大丈夫かも。まだ唄を続けていける。唄える気がする”って思えたんです。必要としてもらってるって感じることが出来たんです。そこから前を向けた気がする。最初の頃は“これでいいんだよね?”って半信半疑のとこもあったんですけどね」

―― そんな加藤くんの想いは、このアルバムを聴けば痛いほど伝わってくるよ。「リスタート」や「FLY」もありのままだもんね。

「そうなんですよね。ひとりぼっちを辛いとも思ったしね。でも、『Good Show』に向き合えたとき、やんちゃ心を取り戻せた気がしたんです。こういう曲作らないとファンの方達に叱られるんですよ(笑)。“最近カッコ付け過ぎなんじゃないですか?”みたいに(笑)。『GoodShow』を“グショグショ”とかけてあったりするダブルミーニングだったりするんで、こういう曲作るときってすごく時間かかるんですよ!『Good Show』も2ヵ月くらい真剣に考えてましたからね(笑)」

―― 曲作りも3人のときとは変わった?

「変わりました。今まではモン吉がメロディを作って、僕がそこに歌詞を乗せて、ケミカルが見守ってるっていうファンモンの王道の黄金パターンがあったんだけど、全部1人でやんなくちゃいけなくて。そこがまず違ったけど、1人になって歌詞から書くことを覚えたんです。いろんな気持ちが渦巻いていたから、どうしても言葉が先に出て来て。『桜 ふわり ふわり』とかは、完璧に歌詞先行で作りましたね。初めてのことだったんだけど、そこからそれがすごく肌に合ってるなって感じるようになって。最近は歌詞から書くことが多いですね。言葉が生み出すメロディっていうのがすごく心地いい感じなんです。変化したこともあるけど、やっぱり根本は変わらない。特にライヴはね。ライヴ会場に希望の光が充満するような。みんなで騒いで汗かいて、ライヴが終わった頃には明日に向って笑っていられるような、そういうライヴをずっと出来たらいいなって思ってますね。年明けからは、このアルバムを引っ提げて全国にライヴしに行きますので、また一緒に笑って騒げたらいいなって思ってます。『ONE 』には、原点に立ち返れたからこそ書けたメッセージを込めた曲もあるけど、ライヴで一緒に手放しで騒げる曲も入っているんで、是非是非、いっぱい聴いて予習して来てほしいなと思いますね」

―― 『ONE』というタイトルに込めた想いは?

「1人っていう意味も、1枚目っていう意味もある。1stアルバムにしか付けられないタイトルだなって思ったからね。そこには本当にいろんな意味を込めたつもりです」

―― 初回限定盤Aに付くDVDには、ドキュメンタリー映画『ファンキー加藤/ My VOICE 〜ファンモンから新たな未来へ〜』が完全収録されているんだよね?

「2013年のアリーナツアー、東京ドーム、一人になってからの制作活動とかがそのまま映画になっている感じ。その頃の心の葛藤がありのままに詰め込まれているから、壁にぶち当たったときに見てもらえると、きっと何かが見つけられるのかなって思いますね。壁にぶつかるって、前に歩いているからこそのことだと思うんですよ。壁にぶつかれない苦しさが、一番番辛いんだってことを知ってもらえると思います。初回限定盤B には、シングルのミュージックビデオと7月9日に開催されたファンクラブ限定イベント『FIRST FUNKY FES 2014決起集会』@赤坂ブリッツでのダイジェスト映像が収録されてるので、そっちも楽しんでもらえたら嬉しいです」

―― 8月20日リリースのシングル「太陽」と9月3日にリリースされるアルバム『ONE 』をTSUTAYAで買うと、抽選で11月5日に都内某所で行われるライヴにご招待! という特典もあるとか。

「そう。TSUTAYAさんには本当にお世話になっていたので。このVAにだってデビューの頃からお世話になってて。ケミカルが連載やらせてもらってましたしね。まだ記録が更新されてないって聞いたけど、今までで一番の長寿連載だったんですよね。恩返ししたいから。みなさん、是非、ご購入はTSUTAYAさんで! ってことで(笑)。どうぞよろしくお願いします!」

最新作品

ONE(初回生産限定盤A(CD+DVD))

ONE

9.3 ON SALE
5,000円(税抜)

ONE(初回生産限定盤B(CD+DVD))

ONE

9.3 ON SALE
4,000円(税抜)

ONE(通常盤)

ONE

9.3 ON SALE/9.20 RENTAL
2,900円(税抜)

太陽(初回生産限定盤(CD+DVD))

太陽

NOW ON SALE
1,296円(税抜)

太陽(通常盤)

太陽

NOW ON SALE/9.6 RENTAL
1,000円(税抜)

TSUTAYA 予約/購入特典(抽選)

ファンキー加藤×TSUTAYA1stアルバム『ONE』発売記念スペシャルライヴご招待
  • 8/20(水)発売シングル「太陽」、9/3(水)発売アルバム「ONE」両方ご購入いただいたお客様を抽選で
    「ファンキー加藤×TSUTAYA 1stアルバム『ONE』発売記念スペシャルライヴ」へ600組1,200名様ご招待。
    日時:11/5(水) 会場:都内某所
  • ※詳しくはご購入時にお渡しする応募券付きステッカー(シングルお買い上げ時)、専用応募ハガキ(アルバムお買い上げ時)をご覧ください。 ※当選発表はご招待状の発送をもってかえさせて頂きます。

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