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第18号

映画連載【取材のウラ側!!】編~板尾監督と“同類”!? 浅野忠信さんが激白!!

謹賀新年2012!! 年初の豪華3連発!! 映画館で楽しみたいファンタジックな3作品!!

新年あけましておめでとうございます!
新春早々カネの話題を持ち出しますが、映画のチケット代って高いすかね?全娯楽中では相対的にお手頃価格でしょうが、たとえばサラリーマンの平均お小遣い額を思い遣った刹那、一気にセレブ趣味になりますな! それでも観たいと思わせる映画の登場を2012年こそ願って。今回は期待に応える3本をどうぞ。

東京ディズニーシー(R)のショーとスペシャルイベント満載!! ファン必携アイテム!!

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 まずご紹介する作品は、10周年を迎えた東京ディズニーシー(R)で開園から10年間に開催されたショーとスペシャルイベントを収めた「東京ディズニーシー マジカル 10 YEARS」!
ディズニーとなじみの深い声の魔術師、山寺宏一さんと、東京ディズニーシー(R)とともに成長してきたモデル・女優として大活躍中のアヤカ・ウィルソンさんが、本作のナレーションを担当。東京ディズニーシー(R)の魅力をたっぷりと紹介してくれています!
山寺さんは、「本当に貴重な映像がいっぱいで、東京ディズニーシーに行かなければ観られなかったショーの数々がDVDになったので、ご家庭で手軽に繰り返しお楽しみいただけます! ショーの楽しみ方ガイドにもなっていると思うので、行ったことがある方もない方も、東京ディズニーシーに行ったら“こういう風に楽しもう!”と思えるでしょう。きっと宝物になること間違いなしですよ!」と本作を推奨!
アヤカさんも、「今までに何度も東京ディズニーシーを訪れて、いろいろなショーを観てきた方々でも、今回の作品で新しい発見をすると思います。DVDならではのキャラクターのアップの映像や引きの映像など、いろいろな角度でショーを観られるので、改めて感激することがあって、いろいろな思い出がよみがえってくるはずです。ナレーションを一生懸命頑張ったので、皆さんでぜひご覧くださいね!」と魅力をアピール!
ファン必携のブルーレイ&DVDです。

「わたしにも別人格があります(笑)!」と激白の浅居 円クン、目標はハリウッド女優!

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続いてご紹介する映画は、女性の本質を突いたようなズバリのタイトル、『すべての女に嘘がある』!
その主演・浅居 円クンに会ってきましたが、本作は「KU.RO.FU.NE PROJECT」という若手女優軍団がハリウッドを目指す夢実現企画の一環で、その第1弾映画なのだ。「今後はメンバーが増えていくみたいで、そこが魅力でもありますね!」と夢に燃える女たちが集うことを教えてくれたが、今回は9人のユニットを組み、その主演を任された!「最初は信じられなくて、ウソかと思いました(笑)。いただいた脚本に役名と名前が最初に来ていた時に、初めて実感しましたね」と決意を新たにしたとか。
ストーリーは精神病院で3人の女性の拉致監禁&殺人事件が同時に起こる超ハードな内容で、監禁娘の1人で看護師の桐山はるか役が円クンのパート。「途中で別人格もあることを知って、どうやって演じようかと悩みました。一人二役みたいなものなので、難しい演技だなと不安で……」とイン直後の心境を吐露。その別人格は観てのお楽しみだが、「わたしにも別人格があります(笑)」と最後に仰天発言が! 「家にいる時と仕事の時は別人格で、家では関西弁で大雑把! 男って感じです(笑)」と映画のようなシリアスな展開に至らず一安心ですな! 公開は1月28(土)。ちなみにラジオ「夢はハリウッド!! KU.RO.FU.NE プロジェクト」(ニッポン放送 他5局 毎週火曜 20:30~20:50)が放送中なので最新情報のフォローをよろしくどうぞ。

大ヒット『月光ノ仮面』浅野忠信さん登場!! 「ひっくり返した後のユーモアが面白い」

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ヘアTAKU :eight peace、衣装:JEAN DIADEM

さて、最後にご紹介する映画は、現在大ヒット公開中の『月光ノ仮面』!戦場帰りの男を演じた浅野忠信さんに、興味深いお話を聞くことができました!
ナンデモ板尾創路監督は一度だけ面識はあったものの、“同類”とピンと来たことがオファーの理由だったそうで、「本当にうれしいですね(笑)。僕も監督のことをテレビで見ていてすごく好きで、似たような空気感を持っていると思っていました」と同じように“同類”を意識していたとか。「この2人でなければ成立しなかった世界観だと思うので、自分のことをよく見ていてくれてよかったと思いましたね」と板尾×浅野の化学反応が異色作を生み出したとも。
事実、古典落語「粗忽(そこつ)長屋」をモチーフにした本作はシュールな世界観に誘われる一作で、記憶喪失の男(板尾)と恋人(石原さとみ)、そして彼と戦場を共にした男(浅野)が紡ぎ出す恋模様も絡めたストーリーは結末が気になって仕方がないミステリアスな作風に!
浅野さん自身は、「1つの『粗忽長屋』を映画にした話だと思っています」と受け止めた上で、「ただ、僕と板尾監督が組むと“何かある?”と深読みされるかも知れませんが、そういう意味ではメッセージは何もない映画(笑)。常識みたいなモノをひっくり返した後のユーモアが面白いと思いました。板尾監督版の『粗忽長屋』を満喫していただければと思います」と鑑賞アドバイス! 百聞は一見にしかず。『月光ノ仮面』お見逃しなく。

最近TDLに行きました。「カリブの海賊」、バルボッサもいましたよね!? 超アガるよなー。ともあれ、ファンタジックな3本、いかがでしたでしょうか。どうぞ1日で3本イッ気に!

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【ライター紹介】鴇田 崇~年間で延べ250人のインタビューを敢行する映画ライター~
1974年生。国内最大級のアクセスを誇る総合映画情報サイト「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長職を経て、現在はフリーのライターに。
超得意なジャンルがない変わりに苦手なジャンルもないが、得意“技”はインタビューで、年間延べ250人ほどの来日ゲスト、俳優、監督への取材を行い、相手のホンネを引き出す雑談のような語り口と雰囲気作りは一部の関係者に定評がある。 好きな言葉は「いつか皆死ぬ」。嫌いな言葉は「着地点」。
史上もっともアガッたインタビューは、あのM・ナイト・シャマラン監督に「キミの体からは気が出ている!」とホメられたこと。
主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦シリーズの『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。