エンタメコラム

バックナンバー

28号

映画連載【取材のウラ側!!】編~春一番!!女子高生とドニー・イェンの邂逅(かいこう)!!

ドニー・イェンはイマドキ女子高生のカリスマだ!! 黄金週間は『捜査官X』を観なはれ!!

ご機嫌いかがですか!映画ライターのような仕事をしている鴇田崇です。
先日、取材の移動で、年に数回乗る程度のシャレオツな東横線に乗っていた時のこと。いかにも現代風の女子高生どもが、楽しそうにドニー・イェンやハ・ジョンウの話題をしておりました。
大丈夫だ。この国もまだ捨てたモノではない!というわけで未来が明るくなる3作品を。

「ウルトラマンになれて超感動!」『ウルトラマンサーガ』DAIGOさんが“フィニッシュ!!”

img28_1.jpg

まずご紹介する作品は、日本が誇る特撮ヒーロー、『ウルトラマンサーガ』!その若いウルトラ戦士ウルトラマンゼロと一体化する主人公、タイガ・ノゾム役のDAIGOさんを直撃!
映画初主演&初特撮作品でウルトラマン役を拝命したDAIGOさんは「本当に光栄っス!」と感激モードで特捜チーム“スーパーGUTS”の天才ルーキー役に挑戦したそうで、伝説の英雄ウルトラマンダイナ、慈愛の勇者ウルトラマンコスモスとともに、怪獣に支配された地球を勇気ある地球人とともに救い出す希望に満ちた物語に参戦したとか。

撮影中は「変身シーンが“シャキーン!”じゃない、全自動だったので想像の範囲内(笑)」だったものの、完成した映画を観た時に「変身している実感が沸きましたよ。ああ、オレはウルトラマンになったという感動がありましたね」とシミジミ。ウルトラ史上ではめずらしく“変身したがらない”主人公像については、「ウルトラマンになる前のタイガという男をいかに導けるか。そこが自分の大事な任務と思って演じましたね」と主人公の心の葛藤や成長に気を配って演じたのだ。
ちなみにDAIGOさんと言えば“うぃっしゅ!”のキメポーズで、今回の“フィニッシュ”というキメポーズはご本人のアイデアが採用されたとか。「この作品を観て、将来ウルトラマンになりたい、DAIGOになりたいって言ってもらえれば最高っスね(笑)」と期待を寄せるDAIGOさん。一味違うDAIGO流ウルトラマン伝説の幕開けだ!

“北京の芦田愛菜”も自然な演技が大得意!!『新少林寺/SHAOLIN』の嶋田瑠那ちゃん!!

img28_2.jpg

続いてご紹介する映画は、新しい“少林寺”の幕明けを告げるアクション感動超大作『新少林寺/SHAOLIN』!あのリー・リンチェイを一躍スターダムに押し上げたカンフー映画の歴史的金字塔『少林寺』(82)を、アンディ・ラウ!ニコラス・ツェー!そしてジャッキー・チェンの三傑で現代にリブートした“泣ける”少林寺ムービーですね!
公開直前、ラウ演じる極悪将軍の愛娘、勝男(しょうだん)を演じた天才子役、嶋田瑠那ちゃんがTSUTAYAに来社していたので会ってきました!

瑠那ちゃん演じる勝男は辛亥革命後の中国という激動の時代に巻き込まれる立場で、シリアスな事態に直面する難役!そこで母親役のファン・ビンビンが「ロケ現場では自然の演技をするために、カメラを意識しないように教わりました。とってもきれいな女優さんで、演技指導もしてくれたの!」と緊張する瑠那ちゃんにヒントをくれたとか。ちなみに現場では全員のサインをゲットしたそうで、「そのノートは何冊もあるの。いっぱいになってもすぐ補充できるように、何冊も持っているのよ(笑)」とコレクションしているって。
ただ、“役柄上”ジャッキー・チェンにだけは会えなかったため、「中国でジャッキーさんが作っているアニメーションがあって、それを観て大ファンだったから会いたかったな……」と残念がる瑠那ちゃん。さて、彼女はどうしてジャッキーに会えなかったのか!?その答えは映画本編を観ればわかります!

ミシェル・ウィリアムズ初来日!!『マリリン 7日間の恋』来日記者会見@帝国ホテル!!

img28_3.jpg

さて、最後にご紹介する映画は、世界のセックス・シンボルと謳われたマリリン・モンローの、誰も知らなかったラブロマンスを描く『マリリン 7日間の恋』!全国公開に先駆けてモンロー役を演じたミシェル・ウィリアムズが初来日、東京・帝国ホテルで記者会見を行いました!実は同ホテル、モンローがジョー・ディマジオとの新婚旅行の際に実際に宿泊したホテルで、「魔法のようなめぐり合わせだと思います。『王子と踊り子』(57)をモンローが演じた時が今のわたしと同じ年齢で、このロケーションも実際にマリリンが使っていたということでとてもうれしいです!」とミシェルも大感激!

その実在の人物、しかも伝説の女優を演じるにあたっては、「自転車の前輪と後輪のようにバランスが取れていないと、良いものはできないと思います。なので、内面と外見を同時にアプローチしました」とアカデミー賞にノミネートされる演技派でもプレッシャーを感じていたそうで、ただ、「大切なことは“こうしよう”と思うのではなく、たくさんのリサーチをして、見て聞いて、自然に作り上げていくことだと思っています」と彼女ならではのアプローチ法を解説してくれたミシェル!
はたしてマリリン・モンローの、50年もの間秘められた恋の内容とは!?世界中から愛された“世紀のスター”マリリン・モンローが、たった7日間の恋に落ちていたという衝撃的な真実の恋。映画館でゴージャスに酔いしれたいですな!

TSUTAYAでおなじみ、『キック・アス』(10)のクロエ嬢に電話でインタビューしたよ!前回来日の取材時のことを覚えていてくれて、よく出来た娘さんだわ。必ず大物女優になる!

写真

【ライター紹介】鴇田 崇~年間で延べ250人のインタビューを敢行する映画ライター~
1974年生。国内最大級のアクセスを誇る総合映画情報サイト「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長職を経て、現在はフリーのライターに。
超得意なジャンルがない変わりに苦手なジャンルもないが、得意“技”はインタビューで、年間延べ250人ほどの来日ゲスト、俳優、監督への取材を行い、相手のホンネを引き出す雑談のような語り口と雰囲気作りは一部の関係者に定評がある。 好きな言葉は「いつか皆死ぬ」。嫌いな言葉は「着地点」。
史上もっともアガッたインタビューは、あのM・ナイト・シャマラン監督に「キミの体からは気が出ている!」とホメられたこと。
主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦シリーズの『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。