クラシック&ポップスを確かなハーモニーで魅了する5人組
メンバー全員が音楽大学卒で、180センチ以上の身長と恵まれたルックスを兼ね備えた実力派ヴォーカルグループ。
3人のテノールと2人のバリトンが編み出す美しいハーモニーが注目を浴び、デビュー前にも関わらず、ゴスペラーズ、東方神起、矢井田瞳、堂本剛らとテレビ番組でコラボ。
今では東京国際フォーラムの単独コンサートが完売するほどの人気ぶりだ。
|OFFICIAL WEB SITE|http://le-velvets.com/
7月にフィリピンでライヴを行ったほか、明治天皇百年祭記念式典で歌声を披露するなど、幅広い活動で注目を浴びているLe Velvetsが、8月29日にメジャーデビューアルバム『Le Velvets』をリリースする。
メンバーは、全員が身長180センチ以上&音大卒という、歌声はもちろんルックスもイケテる5人だ。
本作は、ベートーヴェンの「第九」や、エルガーの「威風堂々」など、有名なクラシックのナンバーをモチーフに、ロックやジャズなどの多彩なアレンジを加え、美しいハーモニーで歌い上げた作品。
「クラシックはその時代の最先端ポップス」と佐賀龍彦(テノール)は話す。
「当時の作曲家は、今のアーティストと同じように、多くの人に聴いてほしいという気持ちで作っていたはず。そうして生まれた珠玉のメロディをもっと身近に楽しんでほしくて、僕たちは今のサウンドで歌っています」(佐賀)
アルバムにはほかにクラシカルポップスの代名詞「ユー・レイズ・ミー・アップ」や「アメイジング・グレース」も。
ロックバンド、クイーンもレパートリーに挙げ、そうした視野の広さも彼らの強みだ。実際ルーツは幅広く、
「僕は高校時代にバンドでBUMP OF CHICKENのカヴァーをやっていました」と黒川拓哉(バリトン)。
ほかのメンバーからは、FUNKY MONKEY BABYSやさだまさしもフェイバリットとして挙げられた。
「クラシックは楽譜を見て型にハメがちですが、ポップスは歌詞の気持ちを大切にします。東方神起さんや加山雄三さんと共演してさまざまなことを学びました」(日野真一郎/テノール)
高校までに慣れ親しんだポップスと音大で学んだクラシック、その両方の良さを活かしながら「クラシックとポップスの橋渡しになるようなグループになれたらと思っています」と佐藤隆紀(テノール)。
さらに、目標はニューヨークのカーネギーホールだと5人は力強く語った。
「オペラ劇場でもライヴハウスでも僕たちならやれる。逆に、それは僕たちにしかできないことだと思っています」(宮原浩暢/バリトン)
極上のヴェルヴェット生地のようになめらかで、そして虹のように鮮やかなグラデーションを描く5人のハーモニー。音楽ジャンルや国境を越え、聴く人の心を癒してくれるだろう。
INTERVIEW & TEXT : FUMIAKI KUREBAYASHI
“TSUTAYA presents Le Velvets You! Us! We! the Concert”開催!
9月29日(土) Bunkamuraオーチャードホール
サンライズプロモーション東京:0570-00-3337