レビュー一覧 - タクシードライバー

平均点数4.5点平均点数4.5点

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1~20件/全74件

今起きても不思議ではない、孤独で不器用な男の暴力。★★★★★

投稿者:itoya009 2011年11月23日

トラビスのように、孤独で、他人とは相容れず、愛想を取り繕って付き合えない要領の悪い人間は、 今の世の中には五万と居るのではないか。 当時よりも多いに違いない。 デートにポルノ映画に連れて行ってしまう場面なんか、痛くて観ていられないほどです。 そしてクライマックスのリアルな銃撃戦は、これも泥臭くて痛そうで、スマートではなく カッコ悪いところが逆にカッコイイ、最高の映画です。 かと言って暴力を正当化するわけではない。 トラビスにとって、その行為すら、実はどうでもいいことで、 実際にやることは、大統領を殺すことでも、正義でも悪事でも、何でも良かったのです。 泣くようにむせぶように響く最高のテーマ音楽を作った、ヒッチコック映画の巨匠バーナード・ハーマンは、 この作品のために命を縮めたとも言われ、本作が遺作となりました。

[ネタバレ]色褪せないクールさ。★★★★★

投稿者:nyast 2011年09月18日

スコセッシ監督の描くダークなニューヨークと音楽が素敵です。 トラビスは、いろんな意味で普通じゃなさすぎる主人公ですが、デ・ニーロが演じると全然嫌悪感を感じないのが不思議。 モヒカンであらわれるシーンも普通に「お〜!」納得してしまうからまさにマジック。 シビル・シェパードとのささやかな希望のあるラストも爽快。

俺に用か?★★★★★

投稿者:大人アレルキ゛ー 2010年05月15日

この映画観た後、誰もが真似したくなるシーンです。

ハードボイルドだよ。★★★★★

投稿者:ハ゜ルラヒ゜ン 2010年04月09日

ハードボイルドやな〜って思いました。 見ていて、目や耳、心が活性化していく感覚がありました。 孤独や狂気や愛が、そのまま直に伝わります。 最近の映画では、ここまで感覚的なものは無い!素晴らしい!と興奮しました(笑) 私の世界が狭いだけかもしれませんが…。 ロハ゛ートテ゛ニーロかっこいい。音楽がすっごくいい。演出効果も最高。 この映画好きです。

オープニングから…★★★★★

投稿者:ハルス 2009年09月02日

オープニングのけだるい サックスと混沌としたタイトルとスーパーが素晴らしいと思います。亡き 淀川長治さんも、日曜洋画劇場で印象的なオープニングを解説されてましたが、映画をオープニングで表現した傑作だと思います。

アメリカを見つめる作品★★★★★

投稿者:あさこ 2009年08月30日

つねに、内へ内への感情で生きているトラビスは、 いい意味で純粋で、アイリスより子どもなのかもしれない。 ラストが若干浄化不良なのは、 スコセッシのあえての策略なのかな? 消化不良なことが次々と起こるのが「アメリカ」なのだろうか。

ラストシーンの謎★★★★★

投稿者:ココ太郎侍 2009年08月14日

白い蒸気の中に現れる1台のタクシー、サックスが奏でる音楽と滲んだオープニングタイトル。それだけで、かなりの高揚感、そして殺伐感が味わえます。 狂気の主人公トラビス(デ・ニーロ)はベトナム帰還兵、舞台はニューヨークの下町。雑多な人種、差別、子供の売春婦、主人公の鬱屈、病んでいる人々、主人公の未来を暗示した謎のラストシーン。 レンタル版に付いているのかは不明ですが、セル版には付いている特典のドキュメンタリー、ラストシーン(私など30年近かった謎が、その特典で解明されました)に託された監督や脚本家の思い、何人かの人物が脚本家に「この映画は俺の事を描いている、何で俺の事を知っているのか!」と抗議した等というエピソードは必見です。 劇場で見た当時、将来日本もこんな風になってしまうのか?またこんな人間を作り出してしまうのか?と不安でしたが…不安は的中してしまった様です。 とにかく、デ・ニーロ、スコセッシコンビの最高傑作です。

正義★★★★★

投稿者:ムネチャン 2009年08月07日

ベトナム帰還兵で虚無感が支配した時代、何から始めるか解らずたまたま掴んだチャンス、しかし自分が解らず指から滑り落ちる。やるせなさから売春宿に行きすんでんで自分を取り戻し自分なりの正義を遂行するやっと戦争から離れ社会に溶け込みはじめた。

孤独なTAXI運転手→孤独な英雄★★★★★

投稿者:さとけん 2009年07月30日

僕は「ヒート」や「ゴッドファーザー」の後にこの映画を見たため、 冴えない孤独なタクシー運ちゃん=名優&マフィアのデ・ニーロという設定がすごいなと。 マフィアだった人が、タクシー運転手。 タクシー運転手だった人が、マフィアならわかるんですが。 主人公のトラヴィスはあらゆる感覚がずれまくってる。確かに僕も彼女との初デートで「デッドコースター」とか半分スプラッター映画を観に行ったこともありますが、ポルノ映画って! まあ、スプラッター観る僕も変わらんすね。 でもそのときの心境って、俺こういう映画好きなんだけど、それでもいい?見たいな、ある意味自分を見せているというか・・・・・・。こんな俺でもいいかなあ、と認めて欲しいわけです。小さい・・・・・・。 話がそれました。 振られた彼は大統領候補を暗殺しようとする。 お前はジャッカルかよ、と。結果は失敗。 今度は女の子を守るために、チンピラを殺害し、ついに英雄に! 孤独から開放されたかはわかりません。 ただ誰もが認められたいと思っている。 誰もがトラヴィス。そんなことを思いました。

邦画版★★★★★

投稿者:クリさん 2009年07月29日

もしも『邦画版タクシードライバー』を作るとしたら。 九州の田舎から上京した青年がとりあえず見つけた仕事がタクシーの運ちゃん。 偶然知り合った、女の子は東北から「自分探しの旅」、いわゆる家出して来た中学生。 新宿駅東口をうろうろしている時に、ナンパされたチンピラから歌舞伎町の風俗で働かされているその子を助けるために、青年は単身で組事務所にカチこんで行く。 「若い時の浅野忠信」とか「松田龍平」あたりかな? でも、あの時のジョディ・フォスターに匹敵する女優が思いつかない。 誰が良いでしょう?

正義感とは★★★★★

投稿者:アッキーナ 2009年07月28日

誰もが感じている社会への不満、矛盾、怒り。 その感情を行動に移した時、人はそいつを「狂人」呼ばわりする。 表向きは。 でも実は内心共感する人間もいる。 思っていても行動に移せない人間が。 手段はどうであれ行動に移したものだけが味わえる達成感が トラヴィスの中にはあったはず。 ん?何言ってんだ、って? おめー、俺に言ってんのか?

ロハ゛ート・テ゛・ニーロ★★★★★

投稿者:ぼず 2009年07月28日

役者志望の若者は特に観るべし。人には必ず目的がある。そしてその目的には障害がある。何とか目的を達成しようとしてあの手この手で障害を廃除しようとする様を表現するのがト゛ラマの基本であり役者の腕の見せ所だ。一歩踏み出す足にも意味がある。「トイレに行く」という目的であったり「その場から逃げる」であったり。芝居用語で意味の無い一歩を空足というらしい。駄目な役者はやたら空足を踏む。テ゛・ニーロは流石に面白い。上手いを越えて面白い。目の前の目的を達成しようとする姿の中に日頃から内包している複雑な心情とその変化が滲み出ている。全く無駄がない。無駄に見える所作も実は整合性を伴っている。これはテ゛・ニーロの十八番。テ゛・ニーロがテ゛・ニーロである理由がここにある。

クマガイのデニーロ★★★★★

投稿者:わたし 2009年07月27日

僕らが西新宿の稽古場で役者を目指していた頃、クマガイ・ハマちゃん・ナビキと、いつも4人でつるんでいた。映画・舞台についていっぱしの評論家になったかのように語り合った。それぞれデニーロとブルースリーとジャックニコルソンを目標にしていた。あまり洋画を見ていなかった僕は、ダスティンホフマンが好きだったが、口に出しては言えなかった。クマガイは宮城県の寺の息子。チャリーシンに似てる均整な顔立ち。でも昭和初期の邦画の役者にも似ている。そんなクマガイはデニーロの信奉者だった。当然タクシードライバーもニューヨークニューヨークもゴッドファーザーもそらで語れる奴だった。邦画しか見なかったし、映画よりつかこうへいとか井上ひさしのこまつ座とかの舞台が好きだった僕は、クマガイからタクシードライバーのデニーロも知ったし、サックスも吹いてみたいと思った。レイジングブルの約作りでウエイトを急激に落した話を聞いて、俺たちもそれぐらいしないとなあとホントに真剣に話した。そう僕らはストリーよりもデニーロを見ていたのだった。

ハノイロックス★★★★★

投稿者:オリオンビール 2009年07月26日

映画よりも音楽の方が好きだったから、ハノイロックスの『タクシードライバー』って曲からこの映画を知ったのが高校生の頃。 イエローキャブのアメリカンな雰囲気、孤独感の情景はピカイチ。ロバートデニーロならでは。

70年代のアメリカの悩みを表現★★★★★

投稿者:時代の変化に… 2009年07月23日

ヘリもナパーム弾も、鉄兜かぶった兵士の派手な戦闘シーンも全く出てこない、ベトナム戦争の映画です。ベトナム戦争によって壊れてしまった主人公と壊れてしまった社会を描いた作品でした。 70年代のアメリカを象徴的に描き切った傑作だと思います。 サイゴンが陥落して翌年ぐらい、の作品ですが、アメリカ人にとってとてもリアルなテーマだったろう、と思います。 脚本のポール・シュレイダーは70年代に(監督作品も含めて)よく同様に当時のアメリカ社会をテーマにとりあげていたように思います。監督のマーティン・スコセッシ独特の演出センスもあって非常に衝撃的(悪趣味?)な映像ですが、総体的には社会的テーマと娯楽としての映画、のバランスもとれた作品だと思います。映画を見て考えるのが好きな人向き。

[ネタバレ]プロセス★★★★★

投稿者:アッシュ 2009年07月22日

血まみれのクライマックスは凄惨の一言 それに至るまでのプロセスがまた凄い 暗殺計画実行に向けて弛んだ体を筋トレで鍛え直し 体の至る所に武器を隠し持ち 遂には モヒカンにまでしてしまう とにかく 画面に我々をくぎづけにしてしまうのは 流石演技派デニーロ! 付け加えるなら これが遺作となった バーナードハーマンの音楽がまた素晴らしい

[ネタバレ]トラヴィスは誰の心にもいる★★★★★

投稿者:ヤマモ山 2009年07月22日

自分がこの作品を初めて観たときは、まさにトラヴィスと同じように燻っていた時期だった。 言いようのない不安と不満、自分は正しいのに何で世の中はおかしいんだ?という独善性、女性に対する過度の期待、なにかやってやるという方向性のない意欲。 はっきりいって、負け犬以外のなにものでもない。しかも、考え方が童貞くさい。 作品を観るとわかるが、トラヴィスは一貫して自分の考えだけを信じている。 そして溜めた鬱憤と暗い欲望を、自分を間違った方向に鍛え上げることで発散しようとする。 大統領暗殺なんて大それたこと(それも女絡み)を考えるが結果は×。 たまたま知り合った女の子を助けるために、チンピラどもを殺りまくっただけだ。 “英雄”となったトラヴィスは、まるで射精した後のように清々としているのがおもしろい。 いろんな理屈を並べても、結局は自分を認めてもらいたかっただけなのだ。 では、なぜそんな映画が人々の心を打つのか?それは、誰の心の中にもトラヴィスがいるからだ。 観客は、劇中の鏡に映ったトラヴィスそのものと言えるだろう。

印象的なシーンの宝庫。★★★★★

投稿者:たなか 2009年07月22日

ろくでもない人生。それでもどうにか生きていかなきゃいけない。もう、これは人間の最大のテーマかもしれません。好き嫌いが分かれる映画かと思いますが、私は前者でした。これほど印象に残るシーン満載の映画も少ないでしょう。バーナードハーマンの音楽も特に素晴らしい。映像とシンクロして特別な感動が得られます。サントラもよかった!

表と裏★★★★★

投稿者:闘魂@ボボブラジル 2009年07月21日

この映画を見てなぜかタクシードライバーがみんなぶっ飛んでいるように見えたものでした そして少しあこがれの念を抱きました 大阪のタクシーの運ちゃんもこんな生き方なら襲われずに済むかも

暴走する妄想族★★★★★

投稿者:ニックネーム 2009年07月16日

若きデニーロ演じる狂気の妄想野郎トラヴィス。もちろん迷惑なやつなんだけど、男子目線でいえば、どこか共感してしまう部分もあったりして。 半分はデニーロで成り立っている映画ですが、個人的にはこの映画に漂う70年代特有の空気感が非常に好き。タクシードライバーの目線で見た、夜の都会の孤独が描かれますが、主人公にはにつかわしくない、ダンディーでハードボイルドなサントラもあいまって、不思議な癒しを感じてしまいます。

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