解説
アメリカを代表する作家ポール・オースターが書き下ろした原作を基に、男たちの中に隠された哀しいロマンティシズムを描いた都会の物語。14年間毎朝同じ時刻に店の前で写真を撮り続けている煙草屋の店長オーギー、彼の馴染みの客で突然の事故により出産まもない妻を失って以来ペンを持てずにいる作家のポール、彼が車に跳ねられそうになった所を助けた黒人少年ラシードの3人を軸に、ブルックリンのとある煙草屋に集まる男達女達の日常を、過去と現在を、嘘と本当を巧みに交差させながら進んでゆく。
とってもいい、ヒューマンドラマ ★★★★★
投稿者:コイドン 2011-09-22
1995年のアメリカ作品。タバコ屋にたむろしていた作家が主人公。
作家、タバコ屋、黒人少年、それぞれのエピソードを通して、人生の悲しみと友情を描いたヒューマンドラマです。悪くはなかったのですが、もっと人生を重ねてから観た方がいいのかなぁと感じました。
『スモーク』という題名が指す、ダブルミーニングに気付くと、味わい深い感じが増します。派手では無いけど、何となく、しみじみとジワッとくる映画が、好きな僕には、良かったです。
深い人間愛 ★★★★★
投稿者:ばんでぃ 2010-07-07
決して派手ではないけど、本当に映画というものの素晴らしさを実感できる作品。しっとりと落ち着いた脚本で物語は淡々と進んでゆく。愛すべき日常を実感させてくれる、そんな素敵な映画です。
傑作というよりは佳作 ★★★★☆
投稿者:のりの 2009-09-19
みるからにお金がかかってないな、この作品。でも、こういう話しもいいな。事件らしい事件は起こらない。だけど、見終わった後に、心がちょっと暖かくなる。マッチで暖をとったような感じ。映画っていいなって思いました。
よくぞ選んでくれた! ★★★★★
投稿者:サスケ 2009-09-03
クリスマスプレゼントにぴったりな作品です。 私は嫌煙家ですが、この作品のタバコはなくてはならないアイテムですし、あの煙がまた格好いい! 感動を押しつける感じではなく、なんかいいなって染みてくる作品です。これを機にたくさんの人に観て知ってもらいたいですね。
煙が目に沁みる ★★★★★
投稿者:のびた 2009-08-28
煙草屋のオーギー(ハーヴェイ・カイテル)と、その店の常連ポール(ウィリアム・ハート)を中心とした、ちょっと良い話、少し切ない話の寄せ集めではあるが、そのどれもがしみじみと味わい深い。そして語られる話は家族に関すること。このブルックリンの街角を通り過ぎていく人々の心を、運命のいたずらが少しづつ近づけていく。
オーギーが店の前で毎日撮っている、街角のスナップ。その数は4,000枚。毎日そこを通り過ぎる人々。そこには様々な人々が、様々な表情で通り過ぎて行く。この不特定多数の人々、それぞれに、それぞれのドラマがある。そう思うと、ただ単に撮られた何気ない写真も、見る人によっては、とても貴重な一枚となる。
この映画では役者たちがとても良い表情を見せてくれる。写真を見つめるウィリアム・ハート。ハーヴェイ・カイテルがクリスマスの話をする時の何とも言えない、しみじみとした顔。その顔の皺にさえ、人生経験豊かな男の生き様を表現していて、味わい深い。
秀逸なのはタイトル。 ★★★★☆
投稿者:★483821★ 2009-08-18
ジャケとあらすじを見た限りでは、もっと重たい、えぐられ系感動作品かと思ってました。
意外とドライで、淡々として恩着せがましくなくて好感が持てました。登場する人たちのそれぞれ抱える問題をオムニバスっぽく展開させる手法はよくありますが、この作品では、劇的な解決をしている人は誰一人いない。そこがいい。見えてるようでぼんやりとしか見えない。見えてないようで、ぼんやりとは見えてるのが人の人生。そう思うと、アイテムとタイトルに「SMOKE」を持ってきたのが何より秀逸。
チョイ悪?古い古い!これからはバリ渋!! ★★★★★
投稿者:ぼず 2009-08-16
本作は他の映画と比べて人生の中で何時観るか、自分がどんな状況の時に観るかで印象が変わる傾向が強いと思う。人が人を求めあうのは元来人は孤独だからだ。そして孤独は時に人の心を狂わせ、時に人を殺す。それを知っている者達のお話。ハーヘ゛イ・カイテルもウィリアム・ハートも最高にいい雰囲気を醸し出している。己の中に気高き孤高を秘めながら深く認めあう事が出来るのは二人が『大人』だからだ。論語でいう所の『君子の交わりは淡きこと水の如し』だ。渋いんだなこれが!!因みにハーヘ゛イ・カイテルは使う側の監督からみて、調理が難しい高級食材の様なものではないかと思う。好きな役者だが駄作も多い。監督によってホントに変わる役者だ。ロシアで生まれ、リーストラスハ゛ーク゛がアクタース゛スタシ゛オで開花させたスタニースラフスキー・システム。そのアクタース゛スタシ゛オを毎年毎年受験し続け、やっとの思いでその門を開いたハーヘ゛イ。アメリカ版田中邦衛だ。この『SMOKE』はそんなハーヘ゛イの人間的魅力が十二分に発揮されている素晴らしい映画。一度は観るべきというよりは取り敢えず何時でも観られように手元に置いておきたい映画だと思う。
[ネタバレ]考えた ★★★★★
投稿者:TSUTAYA祭り 2009-08-13
いろいろな悩みを持つ者達の 話です
誰一人何も解決していない ★★★★☆
投稿者:チョコパ 2009-08-10
愛する妻と子供を失った者、蒸発した父を見つけだしたのに素性を明かせない者、ト゛ラック゛中毒で妊娠4ヶ月の娘の行く末を案じる者、12年前に捨てた息子に突然再会した者、5千ト゛ルのチャンスがハ゜アになった者。それぞれの持つ心の傷は完全に癒えることのないまま映画は終わる。その人にとって一番大きな心の傷は、その人が一生をかけて背負っていくのかもしれない。ものすごく大きな心の傷も、いつか小さな傷に変わるかもしれない。長い時間をかけてゆっくりゆっくり、ちょっとずつ向き合いながら少しでも小さな傷に変えていけばいいのかもしれない。そんなことを思った映画だった。
なんでもない日 ★★★★★
投稿者:かく 2009-08-08
なんでもないあの日が実は、素敵だったりする。
人は、後になって気づいたりする。
この映画もなんでもない日がとても素敵で、タバコ屋に集まる人々が井戸端会議ならぬ、男たちのおしゃべりが始まる。
なんでもないタバコ屋の男が同じ時間、場所で写真を撮ってることなどとてもキラキラしている。
こんな素敵な空間を煙とを共有したあと、クリスマスプレゼントが待っている。
これもなんでもない物語が見事すばらしい話に昇華していく様は心が震える。
最後に、普通の男を演じるのはとても難しいと思う。
このタバコ屋の男を見事に演じているハーベイカイテルはすばらしい。

煙の重さ ☆☆☆☆☆
投稿者:さとみ 2011年4月13日
”タバコの重さ-吸い殻の重さ=煙の重さ”
など、ウィットのきいた会話を混ぜながら
忘れられない悲しい過去、やりきれない失態を抱えている人々を描く。
大切ななにかを失った人たちが
お互いに関わり合いながら、生きていく姿が淡々と描かれて
心に残ります。
「ゆっくり見るんだ」 ☆☆☆☆☆
投稿者:hata55 2011年3月31日
大好きな映画です
派手なアクションもロマンスもない、街の人々のそれぞれの人生を丁寧に描いた作品です
街角の煙草屋の主人オーギーが言うように、
「ゆっくり見るんだ 全部同じみ見えるが全部違う」
と思いながらリラックスしながら観るのがオススメです
それと、別にこの映画は小道具や例えに煙草が使われてるだけで、
煙草についての映画でもないので、嫌煙家の方もそんなに構えずに観れると思います(美化はされてるかも)
★★☆☆☆ ★★☆☆☆
投稿者:ちまり 2010年10月21日
全体的な会話のやりとりと間が独特で、笑わせたいのかと思うことが何度かあってコメディかと思った。盗んだお金が人の手を渡るのはおもしろい。「子どもを産んだのよ」って十何年して言う話じゃなかろうに。最後の、クリスマスと老婆の話は素敵。
SMOKE


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