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解説
天使ダミエルには様々な人々の心の呟きが耳に飛び込んでくる。フラリと下界に降りて世界を経めぐる彼は、空中ぶらんこを練習中のマリオンを見そめる。彼女の“愛したい”という呟きにどぎまぎするダミエル……。マリオン一座は今宵の公演を最後に解散を決めた。ライブ・ハウスで踊る彼女にそっと触れるダミエル。人間に恋すると天使は死ぬというのに……。そこへ、撮影のためベルリンを訪れていたP・フォーク本人が、見えない彼にしきりに語りかける。彼もかつては天使だったのだ……。

静かな映画。 ★★★★★
投稿者:Little16 2005-08-22
冬の休日に静かな気持ちになりたい時、また、日々の生活にふとストレスを感じ、疲れてしまった時に是非観てほしい。セリフの一つ一つが聖書に出てくる感動的な詩のようで、心にしみこんで来る映画。出演者の俳優さんたちも皆、素敵な人柄がにじみ出てるし、そういう人たちが発するセリフは、やはりリアリティがある。ヴェンダースのヒット作品。
[ネタバレ]詩的な台詞がいい ★★★★★
投稿者:ノボル 2004-03-10
ビルからとびおりた青年の『なぜ』がとても印象に残った。感動すると共に深く考えさせられる映画でした。
キレイ !!! 映像も音楽もアバンギャルド。 ★★★★★
投稿者:jasmine 2003-01-04
セリフのひとつひとつが心に染み込むようで、詩的で美しく、生きることの悲しさや素晴らしさを、静かに感じさせてくれた。泣きそうになった。ヴィム・ヴェンダースありがとう。若い頃に観たときは、暗いだけに思えたけど。時代背景や都市生活の退廃、国柄なんかも細かく描かれてて、当時のベルリンに行ってみたくなった。色んなものに影響を受けたり与えたりし合っているのもおもしろい。とにかくキレイ。文句なしで五つ星。小津安二郎の作品がTSUTAYAさんで見つからなくてかなしいです・・・。
[ネタバレ]この監督の作品は始めて見ます☆ ★★★★☆
投稿者:晴火 2002-10-14
白黒で見せる事により、せつなさが強調されたように感じた。さらに途中途中にでてくる詩のような言葉によって作品に引き込まれる。ストーリー展開や音や映像の使い方がとても親しみやすい作品。
丁寧さが好き ★★★★☆
投稿者:himamaneko 2002-08-21
ヨーロッパらしいといえば御幣があるかもしれませんが、「個人」ということが丹念に丁寧に、しかしオブラートに包まれたように描かれていて、なんとも味わい深い映画です。映像のきれいさ、多彩さも素敵だと思いました。「コロンボ」でしか知らなかったピーター・フォークの役どころがまたGOODでした!
叙情的で詩的なファンタジー ★★★★★
投稿者:美月 2000-07-15
ヴェンダースの映画はいつも異色で魅力がありますが、この作品はホントに最高! 最初に観たときはモノクロで淡々として、はじめは味がわからないかもしれませんが、観るたびにジワジワと感動が・・・。ベルリンの壁でドイツが分断されていたころのおとぎ話。天使がおっさん(キンスキーも天使役で出演)で、しかも黒装束(?)というところが、意表を突いていて、しかし嫌みのない叙情的な作品に仕上がっています。ロードムーヴィーがお得意な監督・・・、この作品では場面が変わるというよりも、内面のファクターが移ろう・・・。マリオンの空中ブランコもなかなかハーモニーがあってグッド! 遊び心も随所にちりばめられており、ラストのアイデアには脱帽! ちょっと疲れているとき、やさしい気持ちになれる一品です。
すてき! ★★★★★
投稿者:シモやん 2000-06-19
随分前に見た映画だけど、本当に素敵な映画です。映像、ストーリーともに一番好きな作品。

[ネタバレ]都市のノート ★★★★☆
投稿者:ひろぼう 2009年12月23日
天使が天使だった頃
街は囁きに満ち溢れ 人の喜び嘆き怒りは宙を舞い伝わった
天使が天使だった頃
街に彩りは無く 人に触れることは出来ず想像だけが膨らんだ
天使が天使だった頃
街は移り変わり 人の生れ死にを見続ける
天使は天使であることをやめ 街に降り立つ
その街の名は ベルリン
本作でヴェンダースが描いたのは、本当はベルリンの街だったのではないかと久々の再見で感じました。
壁に囲まれた街ベルリン。特殊な檻の中で暮らすような人々息遣いを、再開発で消えて無くなりつつある街並みと併せて切り取ろうとしたのではと思うのです。いつものロードムービーではなく一つの街にカメラを据え、その街の過去と今とこれからを、時の流れという制約から解き放たれた天使の視点から描写しようとしたのでしょう。
図書館をねぐらとし、あちらこちらとうろつく天使は街の観光ガイドのようで、その背後のベルリンを象徴する風景をカメラは写し取るのでした。
この街の隆盛と衰退と展望、過去の悲劇と今の混沌とこれからの希望を託すかの物語で、その表現は雲のように宙をさまよう天使が書いた散文詩のよう。湧いては消える泡玉の弾ける音の囁きを思わせ、途切れ途切れで形に捉われず、儚くも力強い瞬間を感じるのでした。
人に恋をして、触れることも出来ずただ見続けることに絶望した天使は宙から舞い降り、想像で補っていた色や手触りや味と言った実物に触れて感じる喜びを体感するのでした。人を超越した能力を失いはするが、街は色彩を帯び、そこで暮らす人々の息遣いもより親密に感じ取れるのでしょう。
天使が天使であることをやめたその時、悠久の時間の流れから限りある時を過ごそうと決意した男に訪れるその瞬間。この感触を慈しむために、わざと遅らせているかのラストが印象的なのでした。
奇しくも本作が完成してからすぐ後に、壁は崩壊するのでした。★4…
いいな~あいかわらず・・・ ★★★★★
投稿者:じゃんぴんウルフ 2009年7月16日
映画マニアの方々からすれば、字幕やピッチなどを含む完全版を
望むところなのでしょうが、「何をいいたい映画なのか?」という
要点だけで観れば「大人の寓話(エロでは無いヨ)であります」
その上、作品として完成度も高い…と思います。(個人的ですが)
大人の~と始まると女性向きばかりのストーリーが多い世の中
ですが、ゼヒとも大人の男性に観ていただきたい。
アクションばかり観ているとは思わないけれど、「たまには映画で
心を洗ってみよう」
[ネタバレ]これが好きな人って、なんかすごいな~ ★☆☆☆☆
投稿者:NORI 2009年3月6日
付き合い始めた彼と、映画の話で盛り上がり、
「ベルリン天使の詩」を薦められました。
映画に関する知識は何もないながら、彼と共通の会話をしよう!と張り切って早速借りて観てみました・・・。
モノクロの静かな映像が延々と、延々と、延々と、流れ・・・、あまりの単調さに退屈し、これが理解できない自分は頭が悪いのか???一体全体、この映画を薦めながら、何を伝えたいんだ、この男は???と思いながらも、一応は会話のひとつひとつに耳を澄ませ、心を留めて、なんとか最後まで行き着きました。
天使が人間に恋をして、人間の喜び再確認、みたいな??
正直、つらかったです。
彼になんとコメントしよう・・・。カッコつけたい気もするけど、わかんないもんはわかんないし・・・。
そんな思い出のある、個人的に忘れられない映画ではあります。
その彼とはそれから5年後に結婚し、今年で結婚10年。
今にして思うと、奴も「感性豊かな、粋な男」と思われたくって格好つけて言ってただけだった、ってことが悲しいくらいにわかります・・・。
あれから15年。今見直すと、違う感想持てるのかなぁ。
見返す機会・・・作らないだろうなぁ・・・・。
[ネタバレ]オッサン・・・ ☆☆☆☆☆
投稿者:ykk1976 2009年2月4日
天使はオッサンで神の使いでもなくて、ただ単に人の喜びや悲しみや孤独な心のつぶやきを聞いているだけ・・・。
好き嫌いはあると思いますが、とってもピュアでステキな作品。
年をとらず、幸せも不幸もない天使よりも、絶対いつかは死ぬという運命を持っていても、生きている人で、愛が欲しいと思うダニエルに共感。
ピーター・フォークもいい。


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