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気狂いピエロ

気狂いピエロ

平均点数4.6点

平均点数4.6点

11件のレビュー

基本情報 - 気狂いピエロ

  • 原題:PIERROT LE FOU
    洋画ドラマ
  • 制作年1965
  • 配給:ヘラルド
  • 制作国:フランス/イタリア
  • 上映時間:109分
  • 日本公開日:1967年07月07日(金)
  • 発掘良品

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解説 - 気狂いピエロ

解説

ジャン=リュック・ゴダールの描く、「勝手にしやがれ」と並ぶヌーヴェル・ヴァーグの代表的作品。映画的文法に基づいたストーリーというものはなく、既成の様々な映画の要素を混ぜ合わせ、光・色・音等を交差させて、引用で組み立てられた作品。「勝手にしやがれ」のジャン=ポール・ベルモンドを主演にして、ただただ破滅へと向かってゆく主人公の姿を描く。

気狂いピエロの 解説

レビュー - 気狂いピエロ

TSUTAYA ONLINE レビュー レビューを投稿する

別世界に入れる作品
  • ★★★★★
  • 投稿者:カッス 2011-09-12
コラージュされたように次々の違うシーンが繰り出され、そこに言葉を繰り出す「男」と感情をあらわにする「女」との温度差が浮き上がるのも印象的。キザな主人公はある種、達観した思想を持っているかのように思えますが、それすらも自分で笑い飛ばしてしまう境地を演じているように思えます。
映像だけでも楽しめる
  • ★★★★☆
  • 投稿者:★483821★ 2010-06-03
ガマン系の芸術作品。台詞が「台詞っぽい」のがいい。川を歩くとか、絶対そんなんしないよなっていう「いかにも映画のワンシーンのような」映像がたっぷり。 景色・建物・洋服・インテリア・音楽・差し込みの絵。ぜんぶが計算されつくされているような、お洒落な映画。 マリアンヌもめちゃくちゃかわいい。 ただ、台詞を全部理解しようとして集中するとものすっごく疲れるし、たぶん理解不能。BGVにして流しておきたいような映画。
きっかけ
  • ★★★★★
  • 投稿者:こみみ 2010-05-16
映画をたくさん観るようになったきっかけの作品。血肉になるほど観ています。
ヌーベルバーグという…
  • ★★★☆☆
  • 投稿者:じょじょ 2010-04-27
ハリウッド映画とは180℃違って詩的な、ストーリー性があるんだかないんだかわからない作品です。ああこれがフランス映画かぁって感じで…一般的に受け入れやすいものではありません
ピエロ
  • ★★★★★
  • 投稿者:208 2006-11-05
何度も観れる、 それがこの映画の最も素晴らしいところ。
これぞ映画の美学!
  • ★★★★★
  • 投稿者:ダジョー 2005-06-11
五感を研ぎ澄ませ!そして第六感を屈指しろ!ゴダールの代名詞とも言える最高の出来映えといった感じの映画。60年代独特の色彩が放つ海、空、大地、都市、長く続く道、島・・・。そして溢れ出す感情とフランス流の結末が見るものを襲う!ボーリングやジュークボックスといった60年代お約束のアイテムも散りばめられて、映像的にも興味深い作品。哲学的な詩を引用し、さまざまな仕掛けも飛び出す。そして2人の主人公のロードムービーを彩るアクション、サスペンス、ラブ、ヒューマン、そしてミュージカル、コメディ。映画の要素と前衛的芸術が絡まり合う楽しくて悲しい超大作である。
見つけた-何を?
  • ★★★★★
  • 投稿者:トム 2004-06-07
「永遠」の極北の解釈だと思う。引用の嵐の中にゴダールの色眼鏡の奥が見え隠れしている。
もしやったなら…。
  • ★★★★★
  • 投稿者:yoyoyo 2003-08-23
この作品、もし普通の撮り方をしたら全然おもんなくなりますよ。編集と演出がここまで重きを占める作品はあまり無いのでは?ゴダール初心者も単なる暇つぶしも必見の一作!
ベルモンド
  • ★★★★★
  • 投稿者:none 2002-03-21
ゴダール監督の文学的センスには感心する。ゴダールから流れでる節は、それこそ音楽のようなもの。ゴダール作品は、時代がたっても色褪せない映画。『氣狂いピエロ』このラストの結末に驚いた。
大好き。
  • ★★★★★
  • 投稿者:まーしゃ 2002-02-08
”私の生命線”を歌うアンナに惚れました。どのシーンをとってもオシャレ。60年代にして、あそこまでできるゴダールはやっぱし天才!

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気狂いピエロのレビュー一覧 (11件)

TSUTAYA DISCAS レビュー

脈絡があるようでない
ゴダール監督長編第10作目。
ベルモンドがアンナ・カリーナと再会し、事件に巻き込まれて宿命的な旅に出発します。銃を携え盗んだ車で疾走する日々。
ゴダールは初期作品では白黒の画面が多かったように思いますが、本作始め、「中国女」と言い激しい色使いになったような気がします。
本作で使われるのがトリコロール。赤と青と白のコントラストが意識して使われていたように思います。
冒頭の本屋さんのショット。鮮やかな本の背表紙の本屋さんが素敵です。本屋の店先にベルモンドがいるだけで絵になりますね。
再会したベルモンドとカリーナは一夜を共にし、眼を覚ますと、そこには死体がありました。意味不明です。
何者かが死んでいる白い壁の部屋にはシーツの青と真っ赤なランプシェード。
ギャングが追って来るので、訳もわからず逃げ出す二人。
シナリオなしの即興で作ったと言うだけあってストーリーは結構滅茶苦茶です。
脈略があるようでいて、その実ないのではないかと感じさせるような映像が挿入されたりするので、繋がっていないように思えるのですが、一見破綻しているようにも見るけれども、良く見ると不思議と作品の雰囲気は壊れていなかったりします。何とも不思議な映画です。
どうでもいいようなことを論議していたり、脈絡なしに展開がどんどん変わって行きます。ナレーションや主人公達の発言もよく分らないことが多いし、感情移入をしようとすると拒否されているような印象を受けました。
「10万フラン貸した」「妻と寝ただろ」と男が言うので、揉め事になりそうですが、男はすぐに消えてしまいます。ベルモンドも何事もなかったかのように新聞を読みふけります。後から考えると、あの男はストーリーとは何の関係もない人だったんだと分かると、拍子抜けしてしまいます。
やがて、事態は急転します。カリーナには秘密があります。
すべてはカリーナの罠…

気狂いピエロ

難し過ぎた
  • ★★☆☆☆
  • 投稿者:ミッキー  2013年5月1日
ん・・・何で借りたのかな?
難しいです。
破滅していくピエロ。
見ていて頭に???がいっぱいになりました。

気狂いピエロ

まさに気ちがい映画
  • ★★★☆☆
  • 投稿者:Kavi  2012年3月31日
作品紹介にもあるが、第一印象は「勝手にしやがれ!」の詩っぽい作品。
ストーリーは単純で、銃の密売人の恋人の金を盗んだ女と、その女にくっついて逃げる所帯持ちの男の
自滅的逃避行物語である。
哲学なのか、詩なのかをずっと読み上げる台詞は
難解すぎるので、理解する必要はない。
むしろ台詞にあまり意味はない。
感覚だけで見る映画。とにかく映像が美しい。
景色、色あい、光、どこを切り取っても絵になる。
そしてラストの男のあのシーンも、間抜けすぎて大好きだ。
苦手かと思ったが、意外と楽しめた。
ちなみにこの作品は、「きぐるい」でなく、「きちがい」と読むのが正しいらしい。

気狂いピエロ

あんまり好きじゃない。
行き詰まりを見せていた当時の映画表現に、風穴(ヌーベルバーグだから波穴?)をあけたという点で、非常に価値のある作品。鮮烈な映像と散文的な語り口は今でも斬新だ。
でも、こういう作り手の中で完結しているような作品は、あまり好きじゃないかな。“これまでにない表現構成”“これまでにない画作り”“これまでにない台詞”“これまでにない音楽の使い方”と、既存の映画の「裏のリズム」をとっているようなものなので、実は独創性よりテクニカルな側面の方が強い。さすがに批評家出身のゴダールだけに、膨大な映画的知識がベースになっているのには感嘆するけど。
ジャンルも年代もちょっと違うが、独自の思想と独善的な語り口ながら、どこかしら観客との共有を望んでいそうなホドロフスキーとかの方が好みです。
それと今はそれほどでもないけど、かつてはゴダール作品へのスタンスで、映画への理解度や知性・感性を推し量る風潮がありました。要するに、ゴダールが分からないとバカ・映画を観る目がない、といった感じ。こういう選民思想みたいなのはイヤだな。これは、ゴッホが好きかルノワールが好きかといった類の話。
チャップリンもフェリーニもキャメロンもチャウ・シンチーも、それぞれに楽しくて、それぞれに感じられるものがあると思う。

気狂いピエロ

とりあえず
既存の映画の形態を解体、破壊、そして再構築したような孤高の傑作。
そのうえフィルムノワール、ラブストーリー、ミュージカル、コメディ、アートなどのあらゆるジャンルを内包していたし、
演出、編集のタイミングがとにかく絶妙。

気狂いピエロ

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