
[ネタバレ]気分転換に ★★★★★
投稿者:彦三 2008-12-27
最近の脚本、キャスト、テンポ割の悪さの作品を見たときの気分転換に、何回も見させてもらっています。悲壮な結末ではあるが、それを思わせず最後まで楽しんで見ていられる本作の凄さを毎回思い知らされています。
[ネタバレ]素人なりの身勝手な思い ★★★☆☆
投稿者:マツガエ 2002-09-04
感想はというと…、う〜ん。黒澤作品批判のアプローチとして“ユーモアがない”といった物言いがあるそうですが、この場合そうではなく、長短いずれの意味においても“芸術”らしく畏まっている点が気に懸かる。俗を排し、雅を基調にした画作りは確かに品の良い雰囲気を醸している。影の機転「動くな!おやまは動かんぞ」で締まる場面などは巧くいっている。居並ぶ侍大将らに光を、控える従僕の群れに暗を配し、あたかも前者を舞台、後者を客席のように模して、大殿の死を偽る役者たち(影や側近ら)の虚無をわかり易く表している。他にも唸らせる場面は多く、オハコの煙も健在。ただ気懸かりなのは、その上品な形式の副作用によって、題材に含まれる葛藤の力が弱められていて、迫力が薄い。影武者という好題材、本来なら、もっと強烈な葛藤が作に力を与え、乱世に生きる男たちの緊張感なりを重く伝えられるのでは…。また武田信玄、その一族に受ける一般的な印象からするともっと荒々しく粗雑であっても不自然はないので、その点からも縮こまった感を受ける。歴史的によく知られる事柄なので展開がわかる事を慮っても、う〜んどうだろう。

馬が死なきゃ終わらない ★★☆☆☆
投稿者:ムーン 2009年10月1日
オープニングのカメラワークこそは「羅生門」の、木こりが山道を歩くシーンを思い出しますが、それとは何の関係もなし。
この映画は、甲斐の武田家の武将がどうしたこうしたではなくて、黒澤明監督が愛してやまないお馬さんを鑑賞する映画です。
馬群とか、伝令の馬が走って来て急ブレーキとか、倒れた演技をする馬とか…
影武者のドラマなんて二の次三の次。
女優陣なんて見せ場なし。女より馬・馬・馬
お得意の望遠レンズの効果で後ろの方が大きく見えるし、ピントもボケる。
絵心がある黒澤監督が描いたような、油絵タッチの夢のシーンは、後の「夢」に繋がっていく様な気がします。
ラストの屍類類のシーンではさすがに我慢の限界、睡魔に負けました。
舞台劇で見たい作品 ☆☆☆☆☆
投稿者:蓬莱かぐや 2009年2月11日
他のレビュアーさん方もご指摘のように長すぎ!
もっと要点をギュッと絞り込めばインパクトある秀作になったと思いますので惜しいです。
仲代達矢さんは舞台俳優だと思います。この作品も舞台劇をそのまま映画に撮ったような雰囲気で、映画館で見るようり、舞台劇として見た方が感動したと思います。
CGじゃない効果に興味津々 ☆☆☆☆☆
投稿者:hitsuco 2008年11月23日
大作の効果って、いまじゃなんでもCGでしょって思っちゃうから興ざめなところがありますが、この時代だとどうやって撮っているのか興味深いですよね。
これ美くしすぎるでしょ、と思うシーンもあり。
長さについてですが、私は3回目の観賞でやっとラストにたどりつきました。
やっぱり1時間半ってちょうどいい長さなんだなと再確認。
もの心ついたときからおじいちゃん俳優の大瀧さんが、約30年前もやっぱりおじいちゃんだったことに、ついニヤニヤしてしまいました。


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