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解説
芥川賞受賞作「鍋の中」を原作に、黒澤明が自ら脚本を書いた作品。4人の孫たちが夏休みに、長崎のおばあちゃんの家を訪れ不思議な体験をする。日米の昭和戦後史を象徴的に扱った意欲作。

戦争を知らない日本人 ★★★★★
投稿者:夢ちゃん 2000-07-08
「戦争は忘れてはならない」
これを見て、私は思った。

教育的映画 ☆☆☆☆☆
投稿者:じゃじゃまる 2009年4月26日
黒澤明監督の、こういう反核的映画は初めて見ます。
とてもストレートに表現してます。
リチャードギアがとても若い!(しょうもないとこに注目)
しかしずいぶん田舎でびっくり。
ピカにより傷ついた心をずっと抱えて生きてきた老婆。
兄の死により、心がタイムスリップしてしまった老婆。
きっと、ピカが落ちた時、老婆は夫を心配し、あのように必死で走って行ったんだろうな。。
昔は兄弟が多くて、思い出せないということはあったんですよね。
父も、小さい時に死んだ妹の事、覚えていないといってますから。
言葉では許していても、心の底では消せない傷があるのだと、訴えていたように思います。。
[ネタバレ]夏休みにおばあちゃんの家に☆☆☆ ★★★☆☆
投稿者:ハチロー 2008年11月15日
ハワイに住む余命いくばくの日系人の老人が死ぬ前にぜひ自分の実の妹と会って見たいと便りをもらうが老婆にはどうしても兄の事が思い出せず代わりに長男夫婦がハワイに行く。
孫たちは祖母を出汁に一緒にハワイに行きたくて祖母へいろんな手段を用いる。
11人兄弟の祖母は孫に聞かれ兄弟の名前を言わされハワイで農場経営している次男の錫二郎の名は浮かばないが9名ほどの名前が出てきた。
それを手紙に書いてハワイに送ると確かに兄弟の名前だと錫二郎は確認する。
それでやっと祖母はハワイ行きを希望する。
その手紙の中で長崎の原爆で死んだ祖母の夫の供養をしてから行くと書いた事に衝撃を受けたハワイ陣は動揺して息子を日本によこす。
原爆を落としたアメリカに好意は持てないのではとの心配だ。
ハワイで農場経営で成功した大富豪の叔父(錫二郎)に期待をこめた大人たちは相手(ハワイ側)の機嫌を損ねたのではないかと心配する。
しかし日本を訪れた叔父の息子は原爆の事を詫びぜひ父に会ってくれと老婆に頼むのだが、もうアメリカへの恨みは無いといわれる。
しかし錫二郎は死んでしまい兄と妹の再会はならず。
子供たちも親の打算に気が付くものだ。
さて本人が死んだとなるとハワイ行きは無くなるのか?
夏休みにおばあちゃんの家に親戚が集まりいとこたちと遊ぶのは楽しい思い出である。
道徳の教材のようでした ★★☆☆☆
投稿者:天ぷら屋 2008年10月14日
夕立の雷光を原爆(ピカ)と思いこみ、豪雨の中を夫を捜しに駆けていく祖母のラストシーン。このシーンをぜひとも撮りたかったのかしらとは思うけれど、そこまでに至る部分は、なんだか道徳の教材みたいだった。優等生な孫たちと、功利主義にまみれた大人たちの単純な対比。
いとこ同士に当たるダテオとアミの関係も、結局は未展開のままだし、クラークの歴史(過去)に対するひたむきな態度がどれほど彼の周囲のアメリカ人に共有されたのか、あるいはされなかったのかが、全く不明。
反戦や過去との対話というテーマ自体を決して否定するわけではないけれど、生々しい人間が存在しないところで理念だけをいくら語っても、その理念はけん引力を持たないのではないかと思う。
[ネタバレ]いきなりシューベルトの野ばら ★★☆☆☆
投稿者:マリコ 2008年9月14日
連れ合いを長崎原爆で亡くしたおばあちゃんの悲しみは理解できるけれども、ねちっこくて見ている方が「付き合いきれない」気分になっていく。
アメリカに住む兄弟の息子役でリチャード・ギアがでているけれど、気のいいアメリカ人を品よく演じている。こちらは、「今まで長崎出身と知りながら、原爆に遭っているとは気付かなかったのは、すみませんでした」と率直だ。
対して、この映画での日本人は外面と内面を使い分け、「戦争が悪いのじゃけん」と言いつつ、「アメリカが落としよった」と逆の言葉も言い、結局、ならどうして欲しいのだろうと首を傾げてしまう。
ラストは原爆が落とされた当日へ記憶が戻ってしまったおばあちゃんがひたすら大雨の中、おじいちゃんを助けに走る。
おばあちゃんは般若心境を唱えつつ毎年おじいちゃんを奪った原爆とアメリカを恨みに思っていたのだろうかと、疑ってしまうシーンだった。
そして、いきなり、シューベルトの「野ばら」が流れるけれど、いったい何を意味するのか不明。「野ばら」=原爆で、「それを見た」という意味かな。では、何故「飽かず眺め」なんだろうか。
黒沢監督のなさることは難しいです。
結局テーマが明確でなく、特別な感動も不満も感じなかった。
でも、リチャード・ギアの丁寧な日本語は「素晴らしかったデス」。
平凡な日常の中の衝撃と記憶。 ☆☆☆☆☆
投稿者:amaterasu 2008年2月24日
若かりし頃戦争で原爆が投下されその衝撃を記憶に残すお婆さん、そして親戚として訪れたリチャードギア。彼の一時の滞在が、お婆さんの意識の下に眠る「あの日」の記憶を蘇らせるきっかけを作り、、、。ある日「あの日」似よく似た空を見た瞬間に、「あの日」に戻ってしまい、お婆さんは家族を助けようと、、、、風雨の中おばあさんを探して走る家族のシーンは黒澤イズムあふれる天地さえも支配する圧倒的な強さがありますね。でもやはり比較論になってしまいますが、個人的には黒澤監督は、モノクロ時代の方が好きです。


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