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解説
「フランケンシュタイン」と「フランケンシュタインの花嫁」で名を馳せながら、謎の死を遂げたジェームズ・ホエール監督に焦点を当てた、繊細かつ重厚なる人間ドラマ。過去の栄光にすがることなく余生を過ごす老人の前に現れた庭師の逞しき青年。ゲイである老人は彼に惹かれながらも、自らの人生の終止符を打つために彼を利用する……。
まだかな? ★★★☆☆
投稿者:トモコ 2001-06-03
まだあたしの歳じゃ早かったみたい。
でもあ〜ゆう世界もあるんだなっておもいました。ブレン様最高!!

想像力の勝利 ★★★★★
投稿者:さっちゃん 2010年10月17日
実在の人物を取り扱った物語というのは難しいもので、明らかな事実を無視しては物語自体が破綻するし、あまりにも事実だけを追っていては退屈な伝記映画になってしまいます。その点で本作は虚実皮膜というか、事実と想像力とがうまい具合に融合して、実に面白い作品に仕上がっています。
「フランケンシュタイン」、「フランケンシュタインの花嫁」というユニバーサル怪奇映画(時代的にこの表現がぴったりときます。あちらでは同じホラーかもしれませんが。)の古典を監督したジェイムズ・ホエールを演じるのは私生活でもゲイということをカミングアウトした名優イアン・マッケラン、彼が惹かれる庭師の青年にブレンダン・フレイザーという配役で重層的な物語が楽しめます。
ブレンダン・フレイザーという役者さんは顔が漫画的というか、表情豊かなために損をしている面があります。『ハムナプトラ』シリーズを始め、所謂三の線で使われることが多いのですが、演技力はかなり高いと思います。本作においても”サー”イアン・マッケランと渡り合って堂々たる演技を見せてくれます。老人と若者、金持ちと貧者というように対照的な二人が、ちょっとしたきっかけで交流を重ねます。それが悲劇的な最期に繋がるとは二人とも気がつかないまま。
先に本作が重層的な作品であると書きましたが、メインのプロットであるホエール監督と庭師の青年との交流。「フランケンシュタイン」、「フランケンシュタインの花嫁」の映画。ホエール監督の第1次大戦中の体験。それらが渾然一体となって老人の深い悲しみを繊細に表現しています。
人として人との結びつきを求める心、それを無残に打ち砕く野蛮な戦争。そして自分で自分に決着をつけざるを得なかった悲しい老人。それだけでは重く哀しいだけの話ですが、余韻のあるラスト、特に子供が映画のクリーチャー(モンスター)に寄せる言葉によって救われる、印象的な…
フレイザー! ★★★☆☆
投稿者:mm 2008年9月20日
ハムナプトラのばか役くらいしか知りませんでしたが、このような作品に出ていたんですね。涙しました。なんとかランキングに入っていたので見ましたが、期待以上でした。
回顧シーンと現在のむなしさとうまく織り交ぜられてよくできています。さすがは脚本賞ですね。
元祖フランケンシュタインを見てみたくなりました。
[ネタバレ]ポッシュさんにならい、ブレンダンを愛でる ☆☆☆☆☆
投稿者:パープルローズ 2008年9月9日
ポッシュさんのおすすめで手にとりました。
なんといってもブレンダン・フレイザーが美しくてびっくりです。トレーラーハウス(というよりただのバンですかね。)の中で寝そべって煙草を吸うブレンダンのクローズアップからはじまり、裸の背中を映すところなんか、すでにカメラが主人公のホエールの目になっております。そして後半でバスタオル1枚の姿になったブレンの姿があまりにも美しくて、ドキドキしてしまいました。
そんなわけで、私にとっては内容よりもブレンを愛でる映画だったのですが、中身もしっかりした映画です。
映画監督として一世を風靡したジェームズ・ホエールは、貧しさゆえに虐げられた子供時代、そして戦争中の記憶に苦しめられる。
庭師の青年は、同性愛者であるホエールに嫌悪感を持ちながらも、絵のモデルを務める。
自らすすんで服を脱ぎ、タオル1枚の姿になった青年がホエールに感じたのは、友情なのか同情なのか。
深い喪失感に悩まされるホエールにとって、ゴッドとはモンスターとはなんだったのか。
ジェームズ・ホエールって実在の人物なんですね。この映画の内容が事実なのかどうかはわかりませんが、キューカーとかエリザベス・テイラーとか、ほかにも実在の人物が登場して、興味深く見ました。
色んな意味で異邦人 ★★★★☆
投稿者:MoonCat 2008年9月3日
「ホモ」がニ○ーと同じような『差別語』になって久しいわけですが、それでもやっぱり同性愛者は未だに異邦人。
アメリカ在住のイギリス人は多いけれど、やっぱり彼らは血が違うから、合衆国では異邦人。
そして脳卒中でリアルと乖離してしまったかつての巨匠、イアン・マッケランも、やはり異邦人。
ついでに、本来なら一般人であるヘナチョコ海兵隊“候補”のブレンダン・フレイザーは、異邦人の世界に入り込んで異邦人化してしまった。
そんな中で起こる、なんの変哲もない出会いと出来事なのだけれど、ゲイとストレートが二人だけで対峙し、逃げ場のない狭い部屋で膝をつき合わせて対話する。ああ、この緊張感がたまりません。
実際、イギリス人でちょっとイイトコボンのゲイとか、ムシズが走るほどゲイが嫌い!という男性の友達との経験を経由すると、なんとなくブレンダンの反応もイアンの反応もハイハイという感じでして…女の我々には理解出来ないほどの緊張感、走りますよ~(笑)。
さて、イアン・マッケラン扮する監督。
彼が現役時代に撮った、と言われる古典的なホラー映画(ハマー系ですね)。
これに子どもの頃から長年はまりまくって、挙げ句の果てにそれ系のコメディを撮ってしまった連中に心底惚れている私。
なので、そのルートから、別の意味で、挿入されている白黒映像を楽しませて頂きました。
(連中とは、League of Gentlemenです。日本語訳が成功していれば七転八倒して笑えますので、チャレンジしてみて下さい。そっち方面の言葉に慣れている人で知らないなら、もうこれはmust watch作品ですよ。既にclassic。)
で、えーと、ポッシュさんが書かれた通り。
というか、ポッシュさんのレビューを頭に置いて観ました(笑)。
実はこういう体験って初めてのことで、意外や意外で楽しめまして、いいですね。
癖になりそう(笑)。
ネタバレ・レビューとか…
[ネタバレ]ブレンダン・フレイザーを愛でる ★★★☆☆
投稿者:ポッシュ 2008年8月20日
「ハムナプトラ3」の宣伝でやたらブレンダン・フレイザーが露出してるので、思い出した1本。
パープルローズさんもお気に入りのブレン君。私の中では「原始のマン」(92)、「ハードロック・ハイジャック」(94)、「ジャングル・ジョージ」(97)、「悪いことしましョ!」(00)といったコメディ作品が、キューティばか・ブレンの真骨頂と思っていた。(「ハムナプトラ」は私としては、どーでもいい作品)
ですが、いっとき彼に凝ったときに「グローリーデイズ/夢見る頃はいつも」(93)、「きっと忘れない」(94)、「くちづけはタンゴの後で」(97)、「タイムトラベラー/きのうからきた恋人」(99)(これもコメディだけど)・・・と観て、この子はスクエアな役がむしろイケてるんじゃないか、ということに気づいた。これは自分としては新発見。
ブレン・ファンにはお叱りを受けそうだが、その手のナチュラル青年なら、クリス・オドネルやマシュー・マコノヒーみたいな通販カタログのモデルっぽい無味無臭アクターで間に合うじゃん、と思っておったのです。いやはやワタクシの認識が甘かった。ブレン君はマネキンチックなただのハンサム・ガイではなかった!いや、どっちかと言えばじゃがいも君なお顔かも。それがまた、実があってよろしい訳で。
とにかく、ほくほくしてそうな内面が風貌にも演技にも滲み出ている。そこがコメディならストレートにアツアツのばかになるし、ドラマならキャラクターに厚みを加えて実直な存在感を出せる所以。私生活でもイイ奴に違いない。さりげなく、でもキチンとゴミの分別なんぞやってそう(勝手な想像)。
前振り長くなりましたが、「ゴッド and モンスター」です。
この作品でのブレン君は元海兵隊員で庭師のあんちゃんという役。マッケラン爺扮する映画監督ジェームス・ホエールと知り合い友情を築いていくのだが、ホ…


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