解説
石原慎太郎の同名小説を、石原裕次郎主演で描いた青春映画。太陽族の滝島夏久はまだ純真な弟・春次の初恋の女性・恵梨を奪う。やがて心の中にあった兄弟への愛情の均衡も破れ、恵梨は夏久の強靭な肉体に強く惹かれていった。恵梨と夏久の全ての出来事を知った春次は、憑かれたようにモーターボートでヨットの二人を追った……。
光と影がすごくイイ! ★★★★☆
投稿者:ヒッチコック 2001-08-31
セリフや人物のやりとりが新鮮!ちょっと洒落た感じがしました。だけど、何を言ってるか分からない部分もありましたが、それは愛嬌ということで・・。小道具の使い方も良くて、手持ちラジオがカタッて落ちて、そこから音楽が鳴るんですよ、粋だなと感じましたよぉ。夜の海辺がムードあって・・いいなぁ〜。最初に兄弟の仲が良いシーンをみせるので、ラストはグッとくるものがありましたね。
石原裕次郎を語るなら ★★★☆☆
投稿者:フジッピー 2000-08-10
石原裕次郎のデビュー作。見ときや。

ポータブルDVDによる車内鑑賞レビュー ☆☆☆☆☆
投稿者:マーク・レスター 2010年6月26日
通勤時間を活用して、ポータブルDVDプレイヤーで地下鉄内鑑賞、モバイルPCで感想文を車内執筆をしております。
日本というこの貧しい国から、遠く数万マイルも離れて、
“生活”という無粋な言葉とは無縁の場所に位置する、
「湘南」 という 独立王国。
今作は、そんな別世界に住む、特権階級の方々の物語なのです。
しかし、中盤以降は 「道行き」 的な前近代的悲劇性を帯び、捉え方によっては、演歌的・浪花節的な様相を呈していきました。
狂ってしまったのは、罪作りな人妻 や 裕次郎氏、そして 暴走をする弟 ばかりではなかったのです。
不格好きわまりないこの “アンバランス” を生み出してしまった、この映画のプロット自身こそが、
実は、
誰よりも狂っていたのです。
分割鑑賞レビューはこちらまで。ネタバレ注意!
↓
http://ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-5.html
石原裕次郎をスターにするために作られた映画だな。 ☆☆☆☆☆
投稿者:☆Marion☆ 2009年10月26日
けど、けどっ!岡田真澄が圧倒的にいいっ!裕次郎より身長があって(どんだけ高いんじゃ?)細身で美形。
初めて見た時、「ご縁と命がありましたら、またお会いしましょう」って女を捨てるシーンに
ノックアウトされました。あと、「焼酎、ありますか?」のシーンとか。裕次郎と津川雅彦の硬さを和らげるうまい使い方と思いました。
北原三枝がふたりの男の間で心が揺れる演技と衣装も良かったです。しかし、20歳の人妻って設定にはちょっと苦笑しちゃいました。それを言えば、津川雅彦が16歳の高校生って設定もちょっとありえんだろうが。昔の日本では16歳で車の運転ができたのか?
まだ若い裕次郎のカツゼツが悪いのか、セリフが聞き取りにくくて、おうちで見るには不向きな映画だと思いましたが、今見ても古臭い感じがしないのは、当時の庶民の生活からは乖離したリッチで特権階級とも言える若者のライフスタイルを描いているからでしょうか。
ラストシーンは何度見てもすごいです。
この映画って、フランスでの評価が高いそうですね。
フランソワ・トリュフォーが「良い映画を撮るのに日数は必要ない。この映画はたった17日で撮られた」と言ったとか。
たった17日でこの完成度ってすごいと思います。
海、ヨット、若者、恋 ☆☆☆☆☆
投稿者:ミッチー 2007年12月30日
若者たちは退屈している。
女遊びも、酒も、ケンカも、ヨットも、すべてが暇つぶしでしかない。
昭和31年の映画だから、あの敗戦から10年ほどしかたっていないのに、リッチな若者たちがいたものだ。
映画初主演の石原裕次郎がカッコいいのは言うまでもない。この人の演技は、芝居臭さが全くない。
北原美枝のドレス姿には、うっとりするばかり。
岡田真澄もまだやせていてかっこいい。ウエイターに外国人と間違えられて英語で話しかけられたとき、「焼酎!」と注文したのには笑った。
余談だが、裕次郎の兄・慎太郎(原作者)と津川雅彦の兄・長門裕之がちょい役で出演している。
白黒映画ながらも湘南の海が美しい。
海、ヨット、若者、恋とくればアラン・ドロンの「太陽がいっぱい」を思い出すが、この映画のほうが4年も前なのだ!
生活感たっぷりの貧乏くさい映画の多いこの時代に、こんなセンスの映画があったとは驚きだ。
中平康監督の才能に敬服するしかない。
[ネタバレ]「恋愛青春邦画」5本のうちに入る傑作!! ★★★★★
投稿者:徒然蜜柑白書 2007年7月30日
『太陽の季節』姉妹版として制作された【石原裕次郎】初主演作であり 青春の剥き出しの本性とどうにもならない憤りと哀愁 昔の湘南の雰囲気と時代を本格的に味わえる逸品です!
モノクロなんですけど まるで当時の湘南の街並みや海、【太陽族】と呼ばれた当時最先端の若者風俗を見事に表現した映像に そこに存在するかのような錯覚を覚え 鮮烈な印象で魅了されてしまいました。
夏久(石原裕次郎)と春次(津川雅彦)がとにかくピュアで 対称的(不良と真面目人間)に見えながら 根っこの部分はしっかり結びついている固い兄弟愛! 【裕ちゃん】(大先輩に失礼だが あえてこう呼びたい)の魅力は 本作を観れば明らかです!
映画自体も後に仏ヌーベルバーク映画に影響を《与えた》といわれるほど 当時としては 動きにスピディーなスマートさと独特のリズム感を融合したリアリズムがあり 若き日の繊細で闊達な【裕ちゃん】が在りし日の湘南な風物と共に感じることが出来る貴重な価値ある映像。 何度も観たいと思う「恋愛青春邦画」5本のうちに入る傑作です!!
フランク(岡田真澄)も実に美形! 「仮面ノリダー」の“ファンファン大佐”しか知らない世代には衝撃でしょう!
恵梨(北原三枝→もちろん後の裕ちゃん夫人)は小悪魔的な魅力が溢れる好演です!
原作者石原慎太郎都知事もカメオ出演しています。
(見逃さないように よく観てください!)


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