解説
故・黒澤明監督が山本周五郎の短編をもとに書いた遺稿を、黒澤組のスタッフたちが映画化。剣の達人でありながら人の良さが災いし、思うように仕官になれない浪人をユーモラスに描く。堅苦しくなく、見終わった後に爽快な気分になれる良質の時代劇。お人好しの浪人を寺尾聰が好演。宮崎美子、三船史郎、吉岡秀隆、原田美枝子、仲代達矢共演。享保の時代。浪人の三沢伊兵衛とその妻は、長雨のため安宿に居を構えた。ある日、若侍の諍いを難なく仲裁した三沢は、通りかかった藩主・永井和泉守に見そめられ城に招かれる。三沢が剣豪であることを知った和泉守は、彼を藩の剣術指南番に迎えようとするが…。
雨あがる ★★★★☆
投稿者:砂くじら 2011-10-18
古き良き日本って感じですね
こんな奥さん欲しいです
心の残る作品です
こんな奥さんが欲しいな〜 ★★★★☆
投稿者:デイブレイクおかも 2011-09-18
いやぁ〜この作品は良いですな〜、こんな奥さんが欲しいなと思わせる作品でした
私の心の中の雨はいつ上がることやら…
素晴らしき伴侶 ★★★★☆
投稿者:bigben 2006-05-04
時代劇には少し抵抗感があって、あまり好んで見ませんが、この作品はマルですね。何より宮崎美子扮する奥方に感動です。こんな奥さん今の時代には
お目にかかれないだろうなぁと思いました。見て損のない良作だと思いますが、最後の終わり方が「えっこれで終わり」という少し物足りなさを正直感じました。
開けました ★★★★★
投稿者:肖 2003-11-14
この作品で、日本映画の素晴らしさを知り、特に時代物が大好きになりました。
単純で素朴な内容ですが、女性の強さなども垣間見れられました。なんといっても、主人公とその奥様の器の広さに感動しました。
思いを断ち切って・・・ ★★★★☆
投稿者:finally_got 2002-10-14
最後に見る、入り江の情景を忘れることないでしょう。秀作です。
何のために・・・ ★★★★★
投稿者:touch 2002-04-25
宮崎美子演じる妻の「何をしたかではなく,何のためにしたかです。」がこの映画の全てを言い尽くしていますね。後世に残したい作品のひとつです。
清々しい ★★★★☆
投稿者:take 2002-02-07
「こうありたい」と思える生き様を寺尾、宮崎両俳優がうまく演じており、見ていて清々しい気持ちになる作品でした。とは言え、この今の世の中で、あんな生き方をするのは非常に難しいでしょうが・・・。
偉大だな〜 ★★★★★
投稿者:しゃむしゃむ 2002-01-02
主人公と、彼を支える奥さんみたいに生きていけたらいいなあ〜と思います。この作品はおもしろいです。
かっこいい奥様だ。 ★★★★☆
投稿者:KAZU 2001-12-13
宮崎美子演じる妻が、カッコイイです。旦那のことを語るあの一言、妻とは、こうあるべしって感じがしました。私も夫を信じ尊敬して支えねばぁ〜と思う1本でした。映画、もう、終わり?もっと先が見たいーと思いました。
イイ! ★★★★☆
投稿者:アキラ 2001-12-10
なんとも心温まる映画。三沢としての武士の生き方が非常に伝わってきた。でも、この映画はもっと長い方が良かった。え?もう終わり?という感じだった。

[ネタバレ]雨あがる : 心の距離は何メートル? ☆☆☆☆☆
投稿者:ヨシ 2010年9月2日
何の前知識なしに見たのがよかった。
おきん(夜鷹) 原田美枝子:いい演技するね。
三沢たよ 宮崎美子:浪人の妻させても優等生だね。
一人もんがもったいない。
三沢伊兵衛 寺尾聡:演技がこんなに上手かったっけ。驚いた。
士官を目指して旅を続ける浪人三沢と妻たよ。
「これだけ立派な腕を持ちながら花を咲かせる事が出来ない」夫が理解できない。
ある事件がきっかけで城主に見染められた伊兵衛は、せっかく決まりかけた士官の道を道場で賭け試合をした事でフイにする。
城主からの餞別を伊兵衛は固辞するが、妻は有り難く受け取る。
妻の言上は、「主人が何をしたかでなく何の為にしたかです。
あなたたち木偶の棒には分らぬ事です。」と言った。
実は川止めの宿でイライラする人達に、賭け試合で得た金で
宿で宴をした。分けを知らない旅人たちは殊のほか喜び長い人生捨てたもんじゃないと言って旅立った。
「このままのあなたも立派ですもの」とつぶやく妻たよは元気に
出立する。
未練が残る伊兵衛は、士官が出来れば妻にも楽な生活をさせられるのにと思いながらーーー。
宿を後にし、峠を上るのにたよが先に遅れて伊兵衛が歩く。
気持ちが吹っ切れたたよは、しっかりと先に歩いている。
伊兵衛はなぜか気が重い。
その距離映画では、12~3メートルだった。
途中休憩してる時に伊兵衛は、刀で未練を断ち切り気持ちを切り替えて峠を越える。
そう言えば、武士の乱闘事件の時に伊兵衛は「刀は人を切るためにあるのではない。自分の弱さを切るためにあるものだ。」と言っていたような気がする。
清貧であれ ★★★★☆
投稿者:ナビ助 2010年8月13日
名監督でもあり、また名脚本家でもあった故・黒澤明監督の
遺稿を「黒澤組」で映画化。
欲得の無い武芸の達人が天性の人のよさが過ぎて、仕官の道を
逃す様をユーモラスに描いた。
カラー作品になって「超大作」に傾倒してから歯切れが
悪かった監督作品。
こんな作品をもっとたくさん見たかったと思った。
いつもニコニコしている主人公は、とっつきにくいキャラを
演じたかつての名優三船さんとは対極の存在。
[ネタバレ]「刀は人を切るものではない、弱い心を断ち切るものだ」 ☆☆☆☆☆
投稿者:ゆいそん 2010年7月18日
「刀は人を切るものではない、弱い心を断ち切るものだ」
寺尾聡演じる侍が空気を切る居合いの場面は秀逸
路銀のためとはいえ賭け試合をやってしまい人を喜ばせるも、妻を悲しませてしまった、と自らの弱い心を戒める為に侍は空を切り、戒める
そのシーンに息を呑む
本当の強さとは自分の弱さを知り、戒めることのできる人間だ
世の中にとってルール違反でも結果、真実を見てくれる多くの誰かを幸せにするこの侍は立派である、大事なのは道徳観念ではなく、ただ幸せにしたいというこの侍の行動、愛の形。
ここでいう真実は高い地位のある肩書きや社会に順応した仕事ある表層的なものを評価する者でなく、
ただ喜ばせたい一心でつい賭け試合をやってしまうような優しい人柄、思いやりや愛を与える行動を評価する者である。
自分が誰かに勝るという驕りがない人間は、負けても素直に相手の強さに敬意が払える。
自分の負けを受け入れられない人間は、自分が相手よりも弱いことを受け入れず、相手の優しさがキズになる。
相手の強さを受け入れ、自分の弱さを訓練できるものはとてつもない強さを発揮する。とてもシンプルなものだ、彼には自分が自分がという特別意識が薄い。自分の強さもわからないくらい。
苦労させていると思っていた妻に心から理解され、自分の迷いも晴れた侍の表情は清々しく、雨が上がった空のようである。


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