解説
女子高生ミナは、偶然学校の校庭で一冊の赤い日記帳を見つけた。それは陸上部のシウンと大人びた雰囲気を持った合唱部のヒョシンの交換日記だった。二人は他の生徒からレズビアンだと噂されていた。ヒョシンにとってシウンは唯一の心の拠り所だったが、シウンは周りの目を気にして避けるようになっていった。そしてミナが日記を拾ったその日、ヒョシンは学校の屋上から飛び降りて自殺した。学校では死んだヒョシンに関する様々な噂が飛び交っていた。やがて、学校内では次々と怪奇現象が起こり始める……。
あらすじ
女子高生のミナは、ある朝校庭で赤い表紙のノートを見つける。それは、同じ女子高に通うヒョシンとシウンの愛の交換日記だった。レズビアンと噂されながらも臆することなくシウンに接していたヒョシンだったが、みんなの前でキスされたシオンは彼女を避けるようになる。ミナが日記を拾った日、シオンに突き放されたヒョシンは学校の屋上から飛び降りた…。

[ネタバレ]女校怪談の中でもイチオシかと ★★★★☆
投稿者:夜子 2010年1月13日
実は「ほんとにあった怖い話」(朝日ソノラマ刊)の中でも猪川朱美さんの描く「狐日和」や「月下の少女」など高校での怖い体験談と言うのがたまらなく好きなんですが。
今作は彼女の作品同様、甘酸っぱく切なくほろ苦くいくつになっても心のどこかに棘のように残っていて時折しくしく痛むような、そんな時代を思い出させてくれます。
とある女子高の水飲み場でミナの拾った日記帳は、シウンとヒョシンの交換日記だった。
ミナは可愛くて明るく元気な極めてフツーの女子高生。
シウンは中性的でスレンダーな陸上部のエースだが、他人と交わらずただ黙々と練習に打ち込む姿に恋する生徒も多い反面孤立している。
ヒョシンは美しく年のわりに成熟した魅力があり、教師と肉体関係を持ったりもする奔放な女性ではあるが、同級生からは煙たがられ苛められてもいた。
日記は、そんなヒョシンがシウンと交わした交換日記だったが、そのほとんどが美しく精緻なアートのように描かれたヒョシンのシウンに対する切ない想いで埋め尽くされていた。
それを手にしたミナは2人のあまりに近づきがたい世界に圧倒され、友だちにも言えず返すきっかけも得られず、2人を遠くから見つめることしかできないまま数日が過ぎたある日、ヒョシンが校舎の屋上から投身自殺を遂げる。
その壮絶な死を目の当たりにしたミナは、日記をシウンに返そうとするが・・・。
多分、ヒョシンにもシウンにもそうならざるを得ない事情があったのだろうが、物語は校内に限られ、事実の欠片だけを細やかに叙情的に拾い上げていく前半はホラーを期待した人には軽い裏切られ感があるかも。
けれど最後まで見れば、むしろ後半のホラー的要素となるキャリーばりのスペクタクルシーンこそが余分だったかもと思わせられるほど、3人の少女の絡み合いがいい意味での余韻を残す佳作です。
シウンのイ・ヨンジン、ヒョシンのパク・イェジ…
恋愛悲話といったテイスト ★★★★☆
投稿者:カイジュウ 2007年7月23日
美人系ヒョシン、モデル系シウン、アイドル系ミナと三者三様の主演少女たちが本当に瑞々しく初々しい。
こんな3人がデビュー作、韓国映画恐るべし。
特にシウン役の子は首がすらりと長く、流石モデル系というスタイルで且つ魅惑的な目がいい。
内容は韓国ホラーとしては珍しく、なんちゃって呪怨のようなバリバリの怨霊が出てこない作りで、確かにホラーとしての恐怖感は低いものの、キャリーのような恋愛悲話といったテイストで面白い。
クライマックスはちょっと三池版妖怪大戦争のようで笑ってしまったけど、おすすめです。
ただし、時系列の分かり辛さがちょっといただけなかったかな…
とてもよい ★★★★★
投稿者:yuu 2007年1月20日
主演の三人の演技が上手い。
心理描写がよく、出演者がとても魅力的。
内容は時間軸があちこちに飛ぶため分かりにくい。でも、現実の出来事にすべて納得いく理由や結末がないことを考えると、ある意味現実的で日常の一部を切り取った作品なのかも。
すごく好きになりました。
出演者の他の作品も見てみたくなる映画でした。
ホラー? ★★☆☆☆
投稿者:Dr.STRANGELOVE 2006年3月28日
ま、ホラーは期待しない方がよいです。(^^;)
あまり(?)怖くないです。
でも、女生徒同士の陰湿な感じは伝わってきます。
パクイェジンッシはきれいなんだけど冷たい感じがする顔ですね。
『バリの出来事』のヨンジュ役もそんな風でした。
[ネタバレ]ホラー映画として観ればガッカリするかも ★★☆☆☆
投稿者:ゆうくん 2006年1月28日
ホラー映画として鑑賞したが全然怖くなかった。女子高生達の自然体の演技は良かったと思う。日記帳から話は展開する。レズ疑惑、先生との関係…特にテレパシー、解毒剤など説明不足に感じた。話も前後していて、しっかり見ていないと分けが分らなくなる。クライマックスは一瞬Carrie(キャリー)を思い出した。キャリーには遠く及ばない出来なので率直に盛り上がらなかった。
これだったら冒頭から終わりまで終始一貫して青春映画として作ったら面白く見れたかも知れない。ヒョシン役の人は大人の雰囲気。彼女のあざ笑う表情は印象的だった。


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