解説
高校の3年に進級し、周囲がそれぞれの進路について考え始めた頃、桐島カヤ子はひとつ年上のクラスメイト、遠藤雅美のことが気になっていた。去年、何かの理由で停学し、カヤ子と同級生になった雅美は大人っぽく、物静かな女の子。カヤ子はそんな彼女に惹かれていく。そして、思い切って雅美を昼食に誘う。これをきっかけに2人は親しくなっていった。ある時、カヤ子は合コンで知り合った少年とそのままホテルで関係を持つ。ところが、その少年が親友の憧れの人だったことから、親友に激しくなじられ落ち込むカヤ子。そんなカヤ子を雅美は海に誘ってくれた…。
あらすじ
海の近い田舎町、高校3年になった桐島カヤ子は、いつも一人でいる遠藤雅美をお昼に誘った。遠藤は、カヤ子の知らない音楽や本をよく知っていて、不思議な大人っぽさを持っていた。親しくなるにつれ、カヤ子は遠藤にひかれていく。ある日カヤ子は、ひょんなことから親友の憧れの男子とホテルに行ってしまう。親友になじられ落ち込むカヤ子は、思わず「私が好きなのは遠藤なのに」と告白する。カヤ子を優しく受け入れる遠藤。しかし彼女には、カヤ子の知らない過去があった。

何が言いたいのか… ★☆☆☆☆
投稿者:あり 2009-12-08
何が言いたい(伝えたい)のか分かりませんでした↓↓ BGMもあまり無く、寂しい感じで淡々と過ぎていく感じでした。あと、長い間が気になりました。 その独特の雰囲気が好きな人とそうでない人との差がはっきり分かれると思います。
主演の2人をはじめ女優は魅力的 ★★☆☆☆
投稿者:st 2006-03-04
気になってはいたのに、なぜかいままで観てなかった作品。雰囲気は好みに合っていた。エピソード自体はわりと他愛ないが。バスのカットなど鈴木一博によるカメラも素晴らしかった。
静かな感動 ★★★☆☆
投稿者:iku 2004-05-24
ほとんどBGMがなく、エンドロールと劇中で少し流れるテーマソングが一個あるのみ。音楽なしだからか、展開がゆっくりだからか、少し退屈にも思えた。
でも、ラストシーンから最後の字幕への流れ方がなんともいえずよかった。市川実日子さんはすごく自然な演技ができる方ですごい。
[ネタバレ]The Girl I Never Forget/Azure Extension ★★★★☆
投稿者:Cafe Europa 2003-09-13
Here as I sit thinking of you and I remember all those moments lost in wonder. All you cares now they seem so far away all your fears I fear I once shared now I know there’s a future. You mean so much to me. A love like ours just has to be. I know a trail a secret mile and better to cry than never smile. I can say I hope that you are in these arms of mine.〜「ラヴァーズ・キス」、「ランドリー」の雰囲気を堪能。お気に入り。なかでも「blue」は、主人公達のいくつかの涙が、胸を自然に転がっていく。脚本が本調有香ということで、次回作にも期待させてくれる内容。市川実日子の海外評価は納得。小西真奈美は国内で評価されるはずの演技。高校時代を振り返りつつ観ていたけれども、最も重ねられるのは遠藤(小西)のお昼のシーンの会話。それはリアルと思うのと、結構僕はこのタイプなので響感する。授業後、同じバス、服のサイズ、海辺(情緒的にベスト)、遠藤の部屋(CDと画集)、もう一人の同級生(鉄棒のシーン)、ロケそのもの。やがて夜が明ける、始発バスまで走っていく。この時を止めながら、大人びた約束を待っている。

初めてディスカスで2回目を借りた映画です。 ☆☆☆☆☆
投稿者:さすらいの熊 2009年12月5日
市川今日子と小西真奈美の生活群像の変化が、その心境の変化と共に成長する。二人は見事に演じて痛んだなぁと、改めて感じました。
二人が背中を見せて洗い物をする台所のシーンがあって、たぶんそこから二人を巡る歯車が微妙に変わってくる。
二人の背中の演技が、とても素敵で微笑ましい。
共演の女子高生が、女子高生っぽくって自然でいい。
社会科のマイペースとういか、変人というか、いかにも一人はいるいる・・・という教師も出ていて、バス通学をしていた私の30年前の甘酸っぱい想い出が甦るような。 (笑)
[ネタバレ]夏の扉☆☆☆ ★★★☆☆
投稿者:カメラ湯ミカミラ 2009年5月11日
アイスクリームで満足できた頃・・・
ひとつ年齢が違うだけで大人に思えた。
何か知らない世界に憧れた。
何かに近づきたかった。
輝いていたものへの失望。
分かち合いながら、残酷に選んでいる。
何が必要なのか、不必要なのか。何が大事なのか。
絶対なんてものはない。
でも、絶対を信じられた頃・・・。
[ネタバレ]決して共有できないパンツ ★★★★☆
投稿者:ケチケチ 2008年4月5日
自分自身を分かって欲しい、もっと砕けたいい方をすれば、仲良しこよしでいたいと願う女子高生の心理ですね。しかしこれは女子高生というモチーフの姿を借りていますが、根底にあるのは人間のエゴの部分で、自分自身を理解させたい、理解させることで相手を支配したいという本能なんですよね。ここらあたりがテレビの底の浅い上辺だけの青春物などとは大きく違います。
遠藤(小西真奈美)の中に漂う大人っぽさに憧れ、桐島(市川実日子)は遠藤と同格になろうと精一杯の背伸びをしますが、遠藤の気持ちを縛りつけておくことはできません。すり抜けていく遠藤を吹っ切ろうと絵画に執着する桐島ですが、それもまた遠藤の家にあった画集からの影響ですし、さらに描く物は鈴生りになっている葡萄ですから、本当の意味での脱却ではないんですよね。
しかし自分自身を見つめた桐島は確実に変化しています。デッサンにより物の形を捉えることは、葡萄の一粒一粒が集まりあって葡萄という形が出来上がっていることを認識したんじゃないでしょうかね。決してパンツは共有できないけど、それが当たり前であることを知ったんじゃないでしょうか。
救急車で運ばれる一人の人間を見るような好奇心、さらには遠藤に求めていた心の重なりからは脱却し、二人の関係が微妙に変化(ある面では逆転)しているクライマックスだと思います。
遠藤(小西真奈美)と桐島(市川実日子)というキャスティングでの対比が冴えているのは言うに及ばず、この二人を配置する風景が秀逸な映画だと思います。たとえば、たびたび登場する海にしても、彼女たちとは距離を持ってそこに存在していますし、その大きさに揺り動かされているのが彼女たちなんですよね。家の中で寝そべっている二人にしてもどこか重なり合うことのない距離を絵は表現していると思いますし、ワンショットも寂しげな雰囲気を作り出すことを十分考慮しているんじゃないでしょうか。…
少女の青春物語 ☆☆☆☆☆
投稿者:ごんちゃん 2008年3月30日
女子高生の間の同性に憧れる時期を描いた青春ストーリー。話は単純で、ショートストーリーを読んでいるような印象だが、少女の純粋な部分も描いていてそれなりに面白い。
しかし、日本映画はなぜにこのように映像が暗いのか。そして定点カメラを固定して、背景の中に登場人物を小さく映し出すという撮り方ばかり。テレビドラマのように人物をアップで撮るとかカメラアングルを速く切り替えるとか、もう少し明るい構成にしてもらいたい。人物の会話シーンも映像が暗くて遠目に見ているような映し方だから、どっちがしゃべっているのかわかりにくい。物語の内容よりも陰気な映画になってしまっている。


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