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解説
過疎の進む小さな村の小学校を舞台にした映画「あの子を探して」のロケ地は、当初中国の北部を予定していた。ところが、イーモウ監督が演出を担当するオペラ『トゥーランドット』の北京紫禁城公演と重なってしまったため、急遽北京郊外での撮影となる。一方、クラスの生徒役はオーディションで決めることになっていたが、地元の小学校に通う生徒の父兄が全員の出演を希望、これを制作サイドが了承し、結局地元の生徒18人とオーディションで選ばれた10人が出演することに。イーモウ監督は、子どもたちの自然な演技を引き出すためいろいろと腐心して撮影に挑む。

中国は幅広い ☆☆☆☆☆
投稿者:椙之森比古 2011年8月12日
チャンイーモウの映画作りに対する真摯な姿勢がよくわかる。彼は語る。役者の演技がまずかったとしたら、それは役者のせいでなく、俺のせいだ。
このことは、タケシ映画のタケシと、タケシ映画以外に出演したタケシとの差をみればよくわかる。
素人を扱う映画を作ろうとする人は見ていて損はないと思う。
たった60分だけど、たくさんの含蓄のある言葉が彼の口から語られている。
農村の子供がテレビの演技をする。
フィルム5分が彼ら1年分の給料だ。
これは俺が選んだ道。
天狗になるな。勉強しろ。
チャンイーモウはこの時代が一番いい。
苦力から皇帝まで排出した中国。何かとバカにされるけど、やはり偉大だな。
★4.0 ★★★★☆
投稿者:TOM 2007年1月18日
この映画はまた見たいと思う作品のひとつ。
張監督の村人・子供達に対する心が温かい。
それは存分にこの映画に現れている。
このメイキングフィルムもひとつの感動の作品だ。
「あの子を探して」がもっと好きになる ★★★★★
投稿者:すぅさん 2006年12月18日
映画自体、貧しい農村を舞台にしていますが、出演している人々もまた決して裕福ではないことが分かります。
出演している村の人々は(村長さん等)演技なんて全く出来ないので、簡単にNGを出してしまうのですが、監督は「村の人に金の話はするな。5分や10分のフィルム代が、彼らの年収くらいになるが、それを彼らに言ってはいけない。」ということを徹底していたようです。村長さんは作品中で飄々とした良い味を出していましたが、こういう苦労の上に色々なシーンが成り立っていたことに感動します。
あとは何と言っても主役のミンジちゃんとホエクー君でしょう。本当にキャラクターに合った魅力的な子供たちを探し出したものです・・。
映画の中でも、先生がテレビで語りかけるのを見て涙するホエクー君のシーンには、泣かされてしまいますが、「絶対泣かない」と言っていたホエクーに、監督が一計を案じて彼の涙を引き出そうとするのですが・・・これ泣いちゃいました。
映画が成功して、世間から注目される存在になった2人に、監督が語りかけるシーンも、愛情が感じられて感動的です。
貧しいけれども、可哀想なんて同情は似合わない、キラキラした魅力を持っている子供たちを見ていると、私達は何を得て何を失ったのか、ふと考えてしまいます。
あくまでもメイキングで、作品としてはそれ以上でもそれ以下でも無いとは思いますが、現実の凄さに何か感じるものがあると思います。
映画で感動した方は必見です。
張先生の学校 ★★★★★
投稿者:その2 2005年3月3日
単なるメイキングかと思って軽い気持ちでレンタルしたんだけど、ドキュメンタリーというにふさわしいちゃんとした作品でした。
撮影のことだけでなく、子供たちの将来のことまで気遣うチャン・イーモウ監督は、まるで学校の先生のようです。監督の暖かい人柄や出演者たちの素顔が伝わってきて、へたな映画よりずっと感動的でした。
村長さんは本当にあの村の村長さんで、カオ先生も本当にあの学校の先生だったんですね。あんなとても演技なんてできそうもない人達ばかりを集めて、よくあれだけの映画を撮ったなぁ。
本編を気に入ったひとは絶対借りて損はしないですよ。
[ネタバレ]映画作りに国境はない ☆☆☆☆☆
投稿者:ヒサオ 2004年3月26日
子供たちの表情がよくて、どんな風に撮影したんだろうと思っていたら、素人を使って監督が根気よく付き合っていた状況に納得。でも映画は中国にとって、文化を普及する一つの事業のような気がしました。チャン監督の優しさが、中国中の子供たちのみならず、世界中に届けと願わずにいられなくなる作品。
もう一度本編も見たくなりました


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