解説
巷で連続幼児誘拐事件が発生する中、妻子を亡くして以来、希望のない日々を送る小野。重病の息子を抱えた台湾人女性と出会った彼は、この親子を救おうと決意するが……。矢沢永吉主演のサスペンス・ドラマ。
あらすじ
小さな喫茶店を営む小野静夫(矢沢永吉)は、十四年前に妻と息子を亡くし、希望もなく、ただ毎日を重ねていた。しかしある日、台湾人女性リ・アンアン(ビビアン・スー)とその息子・修と出会った事から、小野の日々はその意味を持ち始める。重い心臓病を患った息子を抱えるアンアンの姿に亡き妻と息子の面影を重ねた小野は、この親子を救おうと決意したのだ。そしてそれは、小野にとって14年前の事件に遡るひとつの復讐でもあった…。やがて、巷で幼児誘拐事件が発生する。身代金780万円を要求する犯人。エリート警視正・中原(風間杜夫)が事件の捜査の指揮を執る。警察の裏をかき、身代金を奪って逃走する犯人の真の目的とは――。

[ネタバレ]とても自然体な矢沢永吉☆ ☆☆☆☆☆
投稿者:K&Bのママ 2009年8月22日
熱狂的なファンを持つ永ちゃんがテレビドラマでみせたもう一つの顔。 ふだんのトークと違ってとても静かな悲しみを背負った男の顔でした。 病気の子供とその母の為に犯罪に手をそめる。子供の誘拐という成功率の低い警察が威信にかけて、絶対阻止に全力をあげる犯罪。 しかし、小野(永ちゃん)はまんまと成功する。それは、誘拐された子供の親の気持ちをだれよりも知っているから。そして今までは、なんの希望もなく悲しみと後悔の中でひっそりと生きていた小野だったが、守もりたい人、なんとしても助けたい命の存在によるのです。 もう一つ、この犯罪には、14年前の復讐という意味もこめられていたのです。 物語の先は、もう手に取るようにわかってしまうのですが・・・ 泣けました。 そして永ちゃんはとっても良い人でした。ラストに永ちゃんの曲が流れるのですが実は永ちゃんのファンでない私は知らない曲なのでした(^^ゞ
[ネタバレ]哀しい話です ★★★☆☆
投稿者:ムーン 2008年7月7日
矢沢永吉さんの出演したドラマ作品を続けて見ましたが、
「お受験」とはまた別の矢沢さんが見られます。
ストーリー的にも、グッと泣かせます。
子供を持つ親の気持ちを代弁してくれてます。
中原中也の詩で、タイトルは忘れましたが
「子供を亡くした親は、死ぬしかありません」
という一節があります。
それを思い出しました。
永ちゃんってホントに優しい人なんだなってよく解ります。
ずっと目が優しいんです。
内容は、元がテレビ向けなので、設定やストーリーに限界があって、
残念ながらハッピーエンドとは行きませんが。
エンディングロールのシーンで救いをもたせてます。
今回の矢沢さんは、ドラマのまとまりを優先させているようで、
ドラマのなかに良く溶け込んでいて、演技も自然で、いい意味で
力みが抜けていると思います。
役者としての存在感も充分過ぎる程で、
もっとドラマや映画にも出演してほしいと思います。
今後も、もっと出なきゃ、それこそ「もったいない」。


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