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解説
写真芸術の偉業とも呼ばれる『20世紀の人間たち』。そのポートフォリオを残したドイツの写真家ザンダーの生涯を振り返るドキュメンタリー。遺族や当時のアシスタントたちの証言を交えつつ、彼の名作の数々を綴っていく。

冷徹で客観的な写真。感受性豊かなアウグスト・ザンダーの人生。 ☆☆☆☆☆
投稿者:mayumi 2007年11月19日
二つの影響をおさえておきましょう。
まず一つ目は、
アウグスト・ザンダーは1918年にマルクス主義の現代作家たちと知り合います。そして、芸術とは社会構造を明確にする表現だ。と言う、彼らの考えに影響を受けます。
二つ目は、
ノイエザッハリヒカイト(新即物主義)。
1910年代の主観的で、感情や内面の追求の表現を目指した、表現主義に対し、人間を冷徹で客観的に捕らえ、即物的に表現しようとした芸術運動で、後にナチスの迫害を受けることとなります。
新即物主義の写真家としてはアウグスト・ザンダー以外に、カール・ブロスフェルト、アルベルト・レンガー・バッチュらがいます。
又、あの有名なベッヒャー夫妻・ベッヒャ-派もその延長線上として評価されています。


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