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愛の神、エロス

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解説

「若き仕立屋の恋」――1963年の香港。有名な高級娼婦ホアのもとへ仮縫いにやって来た新米の仕立屋チャン。緊張するチャンに対し、ホアは立派な仕立屋になるためのある心得を教え込む…。「ペンローズの悩み」――1955年のニューヨーク。広告クリエイターのペンローズは一人の美女が登場する奇妙な夢に悩まされ、精神分析医パールのもとを訪ねるが…。「危険な道筋」――現代のイタリア、トスカーナ地方。妻クロエとの関係に行き詰まりを感じていた40代の男クリストファー。ある夏の日、彼は浜辺の塔に暮らす謎を秘めた若い女性と出会う…。

愛の神、エロスの 解説

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Love Cannot Bear ★★★★☆

投稿者:Cafe Europa 2006-01-26
ウォン・カーウァイに引かれている。映像表現・感覚が印象的。

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愛の神、エロスのレビュー一覧 (1件)

TSUTAYA DISCAS レビュー

[ネタバレ]エロスもいろいろ   ★★★★★

投稿者:zeta2  2010年10月26日
監督を揃えたオムニバスはとにかく面白い。ましてやテーマはエロスである。でもなあ、今回は御大ミケランジェロ・アントニオーニだけが不出来だ。企画のそもそもが、アントニオーニが最後にもう一本作りたいと駄々をこねて、周り(夫人)が長いのは無理なので、アントニオーニの名前を出せば有名監督がすぐ集まると踏んだのではないか、と勘ぐってみたくなる。解説を読むと、ウォン・カーウァイもスティーブン・ソダーバーグも光栄だと言ってる。そうだよなあ、ソダーバーグなんて50才以上離れてる。かくして面白いことに、世代間のエロスがこうも違うというのがはっきりしてしまった。
1.THE HAND
題名どおり手をあつかう。ここで描かれるのは、職人の手だ。
若い仕立屋を弄びながら「この手の感覚を忘れないで、いい服をつくるのよ」というコン・リー(私は好みじゃない)の言葉は、けだし名言である。高級娼婦という一種の職人である彼女だからこそ言える言葉だ。職人は手の感覚こそがすべてだ。私が世話になっている鍼の先生は、皮膚をかすかに滑らせるだけで皮下の状態を把握する。仕立屋は手を添えるだけでエロスを感じさせる。エロティックであることが、同時に職人の極致でもあること。これは見事だ。
クライマックスもいい。「(あなたの相手に)私はどう」「もちろん」「優しいのね」このあとの沈黙が彼女が最期まで娼婦の道を選ぶことを物語る。「また服を作ってくれる?」
これはお話なんだから、男が「あなたのおかげで一人前になれた。そばにいさせてくれ」とさえ言えばハッピーエンドであるのに、ウォン・カーウァイ監督はあえてそれを選ばない。私はこの監督のことをよく知らないのだが、たとえばラストのシーンで、手を伸ばして彼のものをまさぐろうとするとき、ベッドの上の彼女はまともに見れないやつれた顔をしているはずだ。しかしコン・リーはまあ綺麗だ。それが彼女のためなの…

愛の神、エロス

三作の中では…   ☆☆☆☆☆

投稿者:島田のブンブン  2010年1月29日
「若き仕立て屋の恋」が最も良いと思います。
他の二作な正直よく分かんなかったです(笑)

愛の神、エロス

[ネタバレ]東洋のエロス   ★★★★☆

投稿者:まりこ  2009年12月22日
同じテーマで撮った筈の三作品の、余りの印象の違いに唖然とします。
『ペン・ローズの悩み』『危険な道筋』は、見事なまでの女性のヌードが直接視覚に訴えてきます。
その余りに潔い脱ぎっぷりに「健康美」は感じられても「エロス」は感じられません。
全く裸体が出てこない『若き仕立屋の恋』にこそ、最もそれが感じられるのです。
着衣のままのホアと、下半身のみ脱いだチャンの絡み。
チャンの顔を見上げるホアの眼と彼をまさぐるその手。なすすべなくされるがままのチャンの、苦悶とも快楽ともつかないその表情。
仕立屋の作業台で、ホアのドレスに手を通すチャンの、その手。
直接彼女の肌に触れる事無く、彼女の肌に触れるであろうドレスに触れる事で、彼女をその手に感じようとする、狂おしい程の彼の手とその表情。
病み衰えたホアと大人の男性になったチャンの最後の絡み。
彼の手が彼女の頬を撫で、その顔を包み、背けようとする彼女の唇に口づけする。涙に濡れる彼女のその表情。
胸の鼓動が高まり、身体が、頬が熱くなるこの感覚。
子宮に熱く重くのしかかる様な、この感覚。
脱がずとも内からジワジワと溢れ出る様な……あぁ上手く表現出来ない自分がもどかしい。
この間接的で湿度の高い感覚が東洋の「エロス」なら、それが解る私はやはり東洋人なのだ……とぼんやりと自覚させてくれた作品です。
ウォン・カーウァイ監督の世界を堪能させて頂きました。

愛の神、エロス

ああー、おれはやっぱ東洋人なんだなーぁぁぁ   ☆☆☆☆☆

投稿者:bokensdorf  2009年10月21日
ミケランジェロ・アントニオーニ全作踏破中。
EROSというお題目の元に宿題を持ち寄った3作という風情だが、何人もの方が洋物にエロスを感じないとか裸が出ればエロスというものではないとか書いておられるが、同感である。
しかしそれはエロスの意味が文化によって違うからであって、彼らにとってはあれがエロスそのものなのかも知れないのである。そもそも東洋でエロスとは何の事か?そういう神様は日本にはいないのである。官能的と形容される日本最古の女神はアメノウズメだろうけれど(アマテラスの逸話の)同じ官能派でもギリシャ神話のエロスとは見た目も中身もまるで違う。この映画も同じだ。
私的に官能を感じるのはやはりすっぽんぽんの女性ではなく、一度も脱がないコン・リーだった。どこに、と言えばいろいろあるが、例えばチェン・チャンの股ぐらを触りながらチェン・チャンの顔を見上げて喋っているときの首筋のアップ。白くてしなやかで奇麗だ。監督はこの首を見せたかったのだと確信できる。
どこかに書いたが女性の年齢は首と手で分かるものである。一人の女性が劇中で何十年も老ける時、首に特殊メイクをするのだという事を「五線譜のラブレター(2004)」の特典で知った。そういえば「マディソン郡の橋(1995)」のメリル・ストリープも最後のシーンでは首にもの凄い特殊メイクをしていた。
この映画でも、コン・リーは年齢を重ねるに従って立ち襟の服を着るようになり、チェン・チャンと再会したときは首が全部隠れる高い襟の服を着ている。こころなしか首が細くなったようにも見える。あの美しかった、官能的な、エロスの象徴だった首はもう無いのである。コン・リーの悲しみがその衣装からも伝わって来る。美術さんも衣装さんもカメラさんも監督も良い仕事をした。
ああー、おれはやっぱ東洋人なんだなーぁぁぁ
と、思わせる映画である。

愛の神、エロス

もうちょっとね~   ☆☆☆☆☆

投稿者:みきねえ  2009年8月20日
短編の作品でした。
チャンのファンなので、もっと長い時間がほしかった。
やっぱりかっこいい顔です。
他の短編と比べると一番内容的にも『若き仕立て屋の恋』が
良かったのでは・・・  チャンびいきじゃないですよ。

愛の神、エロス

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