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解説
20世紀モダニズム建築の“三大巨匠”の一人、ミース。美術学校バウハウスの校長に就任するも、ナチスの圧力で学校は閉鎖、アメリカへ渡り……建築における彼の仕事や意図を探るドキュメンタリー。

[ネタバレ]JAZZの似合う建築。 ★★★☆☆
投稿者:真 2009年8月11日
黒くひらべったい屋根が印象的なガソリンスタンドとJAZZ。木々を映したガラスの反射が美しいビルとJAZZ。
ミース・ファン・デル・ローエの建築には、なるほど、JAZZが似合う。シンプルなトリオ編成のJAZZ。引き算の建築。ガラスやコンクリート、鉄を多様した建物は、あらゆる一切を取り除き、ぎりぎりの研ぎすまされたフォルムをしている。
わたしの好みのタイプの建物ではないけれど、よく見ると、一見他のビルと同じようでいて、エレガントさを感じる。
普通、敷地があれば、そのぎりぎりまでビルを建てたくなるけれど、ミースは、周囲の人々への配慮を忘れない。道路からかなり奥まった位置にビルを配し、ビルの前にオープンなスペースを設ける。そこには木があり、自然に人々が集う。
ガソリンスタンドの建設にあたっても、その心は変わらない。周辺に暮らす人々が、そのガソリンスタンドをどう思うか。ただえさえ騒音や匂いを出してしまうガソリンスタンド。少しでも、気配を少なくし、看板も地面により近い位置へと落とす。
家族の住まう、1軒屋がほしいなぁと、最近思う。一人暮らしように購入した部屋なので手狭なのもあるけれど、家族にぴったりしっくりくる我が家がほしい。最近、建築雑誌を読みあさっている。すると、なるほど、と思うことがいっぱいある。
家を建てるにあたって、建築家は、その建物のことのみに専念するものとばかり思っていた。ところが。いい建築家は、その近隣の住まいにも、心を配らせて設計している。そのことに驚いた。
ミースも、建築をする際、その周囲への心配りを忘れない。だからこそ、その建物も美しいのだろう。
ミース初期の建築作品も紹介されていて、それが、個人のおうちだったのだけど、なんともぶさいくな、愛嬌のある外観だった。ブルドッグが笑っているような外観。後期の作品群がクールなだけに、そこはちょっと笑ってしまった。
ミースのドキュメント ★★★☆☆
投稿者:壱 2006年11月8日
ミースのドキュメントであってミース建築のドキュメントではないので、建築を詳しく見たい人にとっては物足りないと思います。
とはいってもミースの建築を写真ではなく映像で見れるので、見て損はないです。


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(C)2004 QU4TRE PAR QUATRE FILMS INC
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