解説
スイスの音楽家一家に生まれ、後に世界中で愛される幻想絵画作家となったパウル・クレー。彼の全生涯にわたる作品を紹介しながら、それらに込められたクレーの深い思いを静かな音楽の中に綴っていくドキュメンタリー。
[ネタバレ]つれづれフィルム ★★★★★
投稿者:sachiko5514 2007-01-13
形の無い物事の内面は、時間や空間と同じ。ならば、それらを表現することは、力だ。
物質は音を奏でる。ならば、それらを表現することは音楽だ。
筆をとる、手を動かす、色をおく、
引力との勝負or調和?
彼の作品は、紙のうえで動き続ける。そしてとても優しい。

スイス生まれのクレーは、スイスの国籍を取得できずに死にました。 ☆☆☆☆☆
投稿者:mayumi 2007年12月12日
これはチョッとキツイ。
入門編としてもどうかな。誤解しそう。
アート系は基本的には、応援してます。もっと面白く出来るし、あくまで公正であってほしいのです。
公正って、確かに難しいし、主観を排除すると言うこととは違います。
こう言ったDVDを見る人は、一般のの人なのでの、偏った編集は、もっと考えてほしいと感じました。
あくまで個人的な意見ですけど、この辺のボーダーラインのありかたを、考えさせられました。
この作品、嘘じゃないです、ただ、クレー自身のためには、その辺の古本屋に行って、クレーの画集を手にとって、画とテキスト読むために、こ一時間ばかり使ってくれたほうがいいんじゃないかと思ったわけです。
アンリ・カルティエ・ブレッソン ☆☆☆☆☆
投稿者:棟梁ジセ 2006年8月15日
美しい映像や音楽が、淡々と流れていく。
構図や色彩によって、絵画を構成しているクレーという印象を余り変えることはなかった。晩年の子供の絵に戻っていくクレーについてもう少し、深く追求してほしかった。
物理的なバランス計算による、ほのぼの感 ★★☆☆☆
投稿者:よふかし 2006年5月15日
ゴッホの対極的な画家ということで思いついたのはクレーです。クレーについてはよく知りませんが、子供の描いたような絵(原始絵画というのかしら)みたいで、どこか安心できる心地よさがあり、展覧会で一枚入っていると、妙にほっとできるので好きです。
ピカソ、ミロ、カンディンスキー(クレーの盟友だそうです)などと並べてみたら、クレーのほのぼの感はとても際立っているでしょうね。日本でもとても人気があります。
ほとんど知らなかったのですが、このドキュメンタリーによると、あのほのぼの感は対象のバランスを計算しつくし、余計なものを排除していって、はじめて達した境地と言えるようです。
ゴッホよりセザンヌを評価する、というクレーの言葉も紹介されて、さもありなんと感じました。ゴッホの実像を知る最大の資料は弟テオへの手紙ですが、クレーは実に詳細な日記や、教鞭をとっていたときの講義ノートを残していました。その几帳面な文字と、作品のためのバランス計算式が出ていたりして、面白いなあと思いました。
このDVDはおそらくフランスあたりのテレビ番組ではないかと思われますが、作品として云々するものではありませんので、もちろんクレーや絵画に関心のない方は素通りいたしましょう。


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