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BBCアートシリーズ/ボス 謎に包まれた生涯

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BBCアートシリーズ/ボス 謎に包まれた生涯

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解説

名画に隠された秘密、巨匠たちの知られざる真実をナビゲートしながら、絵画を解説していくBBC製作の知的エンターテインメント。ルネッサンス期から近代に至るさまざまな時代のアーティスト、天才画家たちの作品に迫る。

BBCアートシリーズ/ボス 謎に包まれた生涯の 解説

レビュー - BBCアートシリーズ/ボス 謎に包まれた生涯

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TSUTAYA DISCAS レビュー

まさに良作ドキュメンタリー   ★★★★★

投稿者:さときちK  2008年11月25日
私もボッシュで憶えていた口なので、ボスと言われてもぴんと来ませんでした。
作品自体はその生涯よりも、描かれた絵画の謎に、より焦点が当てられているのですが、仮説から検証を経て結論へ導く手腕が見事で、実に納得させられるものでした。この作品の説も数ある中の一つなのでしょうが、これこそ真実に近いものだろうと思わせるだけの説得力があります。
話者が作品中で探偵になると言っていますが、正にミステリーを解くような感覚であり、美術に疎い私も画面に引き込まれた、あっと言う間の76分でした。美術好きの方ならばより楽しめるのではないかと思います。
画像の悪さは小さい画面で見ている所為もあってか、それ程気になりませんでしたが、大画面テレビで見るには厳しいかも知れませんね。
でも、こういった貴重な映像を埋もれたままにしておくのは余りに惜しいと思います。ね、どこかの国の放送局さん。

ボス 謎に包まれた生涯

ボスの生涯は、画像の悪さで、謎に包まれたママ。   ☆☆☆☆☆

投稿者:mayumi  2007年12月19日
ヒエロニムス・ボスは1450年にネーデルランドのアーヘン出身の画家一族に生まれました。1486年に「聖母マリア兄弟会」に所属し、以後同会への制作に従事しました。彼の生涯の詳細は分かっていませんが、生前より国内外で名前を知られ、今日のアートシーンに到るまで、影響を与えています。
彼が生きた、1450-1516年はイタリア・ルネッサンスの黄金期に重なります。
サンドロ・ボッティチェリ(1445-1510年)
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519年)
ミケランジェロ・ヴォナローティ(1475-1564年)
ラファエロ・サンツィオ(1483-1520年)
この煌びやかな巨匠たちの、名前や作品をボスはどの程度知っていたかは分かりません。当時、新信仰一派であった「聖母マリア兄弟会」派の教会のためにだけ、信仰の証として制作をしたようです。
ボスは、画家であった父親に手ほどきを受けたらしいのですが、ネーデルランド絵画の創始者であり、最初に油彩技法を確立し、現代でも最高の画家と賞賛されている、ヤン・ファン・エイク(1390-1441)の影響は大きいと思われます。
このDVDは1981年制作。フィルムをデジタル化したようで、残念ながら今の鑑賞には堪えられないようです。
このようなDVDの試みは、大変良いですね。ディテールや、科学的な手法で作品を分析していけますし、肉眼では限界がありますので、時空を超えて、名作を鑑賞が出来ます。
今後ますます楽しみです。

ボス 謎に包まれた生涯

中世の想像力   ☆☆☆☆☆

投稿者:Una  2007年4月28日
オランダの映画を観て、エッシャーの絵のドキュメンタリーを観て、次にたどり着いたのがこれでした。現代に生きたエッシャーとは違いオランダとはいっても中世のオランダの画家の謎に満ちた絵を、黙々と一人の黒縁眼鏡のニコラス・ボームというおじさんが解説していく。このボームという人、プラド美術館でボスの絵に出会って啓示を受けたようになってこの画家の絵の謎を解き明かすことになるのだが、とつとつとした、時には眠くなりそうな語り口とは裏腹に、何百年も昔の画家が絵にこめた想いを解いていく情熱と慧眼は大したもの。しかしオランダの街並みが15世紀当初から殆ど変わっていないというのには恐れ入った。日本でそんなところが残っているだろうか。作品全体はボスの人生よりもボスの絵の解説に終始していてほかの情景があまり出てこないので(ナレーションが多い)ドラマには欠けるがそれでも、後期の画家ブリューゲルとの関係がわかるなど知的興味に満ちた作品。お薦め。これを期にほかのアート解説作品も見たいと思ったがDISCASにはあまり在庫がないようなのが、残念です。

ボス 謎に包まれた生涯

 ミステリーのように刺激的   ★★★☆☆

投稿者:よふかし  2006年10月25日
 これは結構前のBBCのドキュメンタリー番組で、映像的には荒くてきついのですが、中身は実に刺激的で、ミステリーのような面白さがあります。
 ボス、僕はボッシュと覚えていたのですけれど、むかしヨーロッパの美術館で見てびっくりしたことがあります。宗教画には違いないんですが、無信仰な僕がどきどきするくらい、非情に冒涜的な、エログロナンセンスなんです。キリスト教を真っ向からからかっている風刺画なんだろうと思っていました。
 ダ・ヴィンチの同時代人、ちょうど『ニュー・ワールド』の時代と同じなのですけれど、当時の他の宗教画とはまったく違うので、そういう絵に食傷気味であった僕の目に、ボスは実に新鮮に映りました。
 オランダ生まれのボスはどうしてこんな絵を描いたのか、諸説紛々、長らく謎であったそうですが、この番組は面白い推論、かなり説得力のある解釈を提示してくれます。
 ごくかいつまんでいうと、ボスは実に敬虔なキリスト教徒で、聖書に忠実に描いているということです。いわば聖書原理主義者であり、現世を批判するために聖書に忠実に描いたら、見た目エログロナンセンスになって人々を大いに刺激してしまった、のだそうです。そうだったのか! ボスが学んだキリスト教の宗派の学寮の後輩に、エラスムスがいるというのもこの説を補強して、実に面白いところです。
 で、なんとなくクローネンバーグに近いものをまた感じてしまったわけですが・・・牽強付会でしょうか?
 
 
 それにしてもYの3乗さんは、こういうところにもふらりと立ち寄っていらして、素直にすごいなあと思います。気負いが感じられないのもいいですよね。

ボス 謎に包まれた生涯

絵画の解読   ★★☆☆☆

投稿者:棟梁ジセ  2006年8月19日
 レオナルド・ダ・ヴィンチとほぼ同時代、北ネーデルランドの辺鄙な町で生まれ育った画家、ヒロエニムス・ボシュの作品を解読していくというドキュメンタリー。
 まず、絵画の解読は、このような方法で行われるのかという、理解してそうで、理解していない部分を教えてくれる良さと、余りにもたくさんの憶測によって、解読されているという事実を知れること。○
 
 そして、解読する人と難解な画家ボシュとのギャップ。○

ボス 謎に包まれた生涯

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