
残酷なシーン ☆☆☆☆☆
投稿者:太陽 2010年9月25日
動物のかなり残酷なシーンがあるので、子供には見せないほうがいいです。
大人も見ないほうがいいと思います。
これだからフランス映画は嫌いです。
青髭
[ネタバレ]処女の美しさ、妖しさ、淫猥さ。 ★★★☆☆
投稿者:まりこ 2010年7月1日
極く単純にお伽噺が観たかっただけなので(それにしてはチョイスが残酷ですが)、随分驚きました。
何という美しさ、何という妖しさ。
青髭の妻になる妹の頬の黒子と大きな双眸、物言いたげな口元、その顔のアップには同姓ながら目眩がします。
巨大で醜い青髭と小枝の様な幼い妻、この二人の構図の例え様も無い淫猥さ。
豪華な衣装を纏って食卓に座り、巨大な肉塊を食いちぎる狩猟民族の猛々しさが生々しい。
夫の首をうっとり見下ろす少女の貌は、処女ながら成熟したおんな以上の妖しさです。
「決して開けてはいけない。」というのは「どうぞ開けておくれ。」と聞こえます。
言いつけを破った妻達を殺めてきた青髭ですが、実は自分が誰かの手で滅びたかったのでは無いか……と、ふと想いました。
同時進行する「二人の姉妹が童話の『青髭』を読む」設定は監督の意図的なものなのでしょうが、私には要らない様に感じました。
物語場面で開かずの部屋に入る妻が、この小さな妹の姿になっている意味合いも、私の稚拙な感覚では理解し難いところです。
序盤の一場面、ベッドに横たわる父親の亡骸に「若くみえるわ。」とうっとり口づけする妹の恍惚とした表情には、背筋がぞくぞくする感覚がありました。
彼女の美しさ、妖しさ、淫猥さを観るだけで私には充分の一本です。
青髭
[ネタバレ]芳しい臭い ★★★☆☆
投稿者:ひろぼう 2009年11月15日
残酷な童話としての『青髭』を大胆な解釈で表現した、独特な描写を何に例えればよいのかと思い悩む作品で、紙芝居のような、計算され限定された空間で絵空事のような物語が紡がれる物語で、死が導く成熟という描写で顕著に感じる独特の味わいは、いかがわしさが臭う妖しく危険なエロスを感じます。
映画は、二人の姉妹が『青髭』の物語を読み進むにつれ現実と想像の世界が交錯する紛らわしさで、その境目は曖昧となり一層の近付きを見せ、その頂点でついには入れ替わり、異世界の融合を果たすかのようでした。
そして導かれるラストもまた、現実と空想の各々が、死がもたらす耽美としての、芳醇に感じる腐敗と熟成が混然とした、美醜の判断のつかない甘酸っぱさを感じる珍味なのでした。★3+
青髭
[ネタバレ]悪い種に奇跡はおきない ★★★☆☆
投稿者:裸足のラヴァース 2009年10月23日
フィーストなんて過剰なだけのシネマから フランス映画にいって 「最後の愛人」とはまたうって変わって落ち着いた画調のカトリーヌ・ブレイヤのこの作品には 思わずほっとします 質のいい三ツ星ざんす
シャルル・ペローの残酷童話を ブレイヤらしい女性心理の綾を描く作品になっています 大胆なエロスは禁欲されていますので ブレイヤのその筋を期待すると 違っていますよ
ちょっと仕掛けがあって 二人の姉妹が童話の青ひげを読んでいるエピソードと 青ひげの実写ドラマが平行して語られます これが成長した姉妹のお話であると錯覚してしまうので ラストの意味がわからなく混乱してしまいます しかし映画とはもちろんこの錯覚 お話の上では違う姉妹が同化してしまう事にこそ その骨頂があるってえもので それは青ひげの館の秘密の部屋を開けてしまうのがそこだけ幼い妹で描写されていることでも あかされています
と言っても 見なければわからないですね あらら
姉の死と 父の死 そして青髭の死とゆう 三様の死が 姉妹の妹に与えるトラウマのシネマとも言えます いわばエロスの前に少女は死の通過儀礼を受けるわけで ラストの放心しながらも うっとりと青髭の首を撫でる少女に その後のエロスが暗示されます
青髭


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