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解説
共にシカゴで生まれ、現在はハワイを拠点に活動する二人。女性シンガーのジェナイと、プロデュースもこなすマルチ・ミュージシャンのオリヴァー・ウェンデルによるユニット“ジェナイ”のファースト・アルバム。音を聴く前は、活動拠点からハワイアン的な色合いを滲ませたサウンドかと勝手に想像していたが、これが大違い。バーシアやシャーデーあたりを彷彿とさせる、ジャズやソウル、ボサ・ノヴァ・フレイヴァーをちりばめた、お洒落で爽やかなポップスが全編を彩っている。オリジナル5曲、カヴァー6曲という構成で、TOTOの(2)やマイケル・ジャクソンの(10)などカヴァーの選曲も無難な印象。そんななか、サルソウル・オーケストラ((4))のボサ・ノヴァ的な味付けやキャロル・キングの(8)のスウィンギーなアレンジは秀逸。ヴォーカルも含めて全体に雰囲気重視の作りだが、嫌みな感じはないし、繰り返し聴いても疲れない。夏場のBGMには最適な一枚、だね。 (飯塚達弘)


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