• 在庫を探す
  • 作品を探す
  • アーティストを探す
  • 店舗検索
  • カテゴリ別情報 HOME DVD&ブルーレイ 音楽・CD ゲーム 本・コミック 上映映画

CD 作品ページ

Queen’s Fellows:yuming 30th anniversary cover album/オムニバス

TSUTAYA RECORDS アイドルフェスティバル

TSUTAYA RECORDS WE LOVE K-POPキャンペーン第10弾

TSUTAYA発掘良品

韓流通信

TSUTAYA onlineレビュー広場(DVD&劇場映画)

Queen’s Fellows:yuming 30th anniversary cover albumに興味のある人はこんな作品にも興味があります。

解説 - Queen’s Fellows:yuming 30th anniversary cover album

解説

90年代に一大ブームとなり、現在は“敬意を表してカヴァーする”といった意味合いから1歩も2歩も進化し、同時に一ジャンルとしてすっかり定着したトリビュート盤。今年はとくに平井堅の「大きな古時計」や島谷ひとみの「亜麻色の髪の乙女」などのヒット、椎名林檎の『歌ひ手冥利~其の壱~』の発売などカヴァーの当たり年。当然トリビュート盤にもが然注目が集まるわけで、近年まれにみるリリース・ラッシュ。個性的な作品が数多く発売されている。昨今のトリビュート盤傾向を横目に見ながら、今年出た話題作をピックアップしていこう。
まず最近のトリビュート盤に関して言えるのは、“される”側のアーティストの幅が広がったことだろう。くるりやクラムボンらによる『どんなものでも君にかないやしない~岡村靖幸トリビュート』や、ハスキング・ビーや氣志團など全14組が参加した『THE BLUE HEARTS 2002 TRIBUTE』がその好例で、トリビュートされるのは、大御所のベテラン勢に限ったことではなくなってきている。だが、日本のポップスの歴史が始まって早50年強。最初の音楽体験がBOφWYやユニコーンといった世代が続々デビューしていることを考えれば、80年代組が“される”側としてリスペクトされるのも当然のこと。90年代組がトリビュート対象になるのもそう遠い日ではない。
また、大御所をリアル・タイムで体験していないからこそ逆に面白みを発揮しているのが、『ナイアガラで恋をして~大瀧詠一トリビュート・アルバム~』に参加したキンモクセイ。この盤にはクレイジーケンバンドなど全11組が参加しているが、気負いのないキンモクセイの「熱き心に」は、初々しく新鮮のひと言。このヴァージョンが若い世代にとって、既存の評価にとらわれない大瀧詠一との出会いのきっかけになればとも思う。
最後は、松任谷由実らによる『一期一会~Sweets for my SPITZ~』と、井上陽水など全14組を集めた『Queen’s Fellows:yuming 30th anniversary cover album』。この2枚はあえて“カヴァー集”といった呼び方をしているが、“敬意を表してカヴァーする”といったトリビュート盤の進&深化形がよりよく表われた作品なんじゃないだろうか。原点に戻ってカヴァーの面白さについて考えると、オリジナルのエッセンスを最大限に活かしつつも、原曲をどこまで自分流に解釈できるかということに尽きる。そういった意味では手法こそ違えどリミックスに近いわけで、トリビュート盤も演奏による人力リミックスといった解釈が強まっているように思う。そして、そういった意識がこの2作を“カヴァー集”と言わせる所以なんじゃないだろうか。
新しい解釈とともに、“される”側の再評価をもうながすトリビュート盤。J-POP全体を底上げする意味でも、刺激的な作品のリリースを今後も期待したい。 (兒玉常利)

※特定の商品の解説・あらすじを表示しています。