- デンジャラスリィ・イン・ラヴ
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解説 - デンジャラスリィ・イン・ラヴ
解説
デスティニーズ・チャイルドの看板ビヨンセの初のソロ・アルバムだ。素晴らしいアルバムだと、思う。どれほど素晴らしいかと言えば、たとえば、評判のシェフが独立したので、その店に嬉々と足を運んだとする。店内の装飾には贅を抑えた上品さがあり、店員の教育も行き届き、食器のセンスも申し分ない。そして、その料理ときたら、たとえようもない見事な味なのだ。材料もただお金をかけたのは違い、ちゃんと遠くまで足を運び、手間暇がかかっている。とにかく、文句のつけようがない。正しく、そういう素晴らしさなのだ。その歌声といい、そこに絡むラップといい、サウンドの磨き具合といい、才能あふれる人が、奇をてらわず、気を抜くことなく、熱意と創意と時間をかけて作りあげている。この簡単そうなことを、きちんとやり通している。殊に、その歌声には溜息がでるくらいだ。ただ、こんなこともしちゃうの、と馬鹿馬鹿しい驚きも欲しかった、と言えば、不届き者とお叱りを受けるでしょうか。 (天辰保文)
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