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解説
前作『ファンダメンタル』より約3年ぶりとなる最新作。SUMMER SONIC 07でのパフォーマンスを観たときには、80年代の全盛期からまったく変わらぬ音楽スタイルや色彩感覚にむしろ“狂気”にも似たストイックさを感じたのだが、本作からもそれはビシバシと伝わってくる。もちろん、音そのものは作品ごとにアップデートされているものの、その突き抜けるようなオプティミズムは相変わらず健在で、いつまでも“不況が……”などとぼやき続ける我々アラフォー世代に喝を入れてくれているようだ。本作のタイトルが、ジョンとヨーコが出会った個展の“あのエピソード”からきているというのもなるほど納得。プロデュースは、ペット・ショップ・ボーイズとともにガールズ・アラウドの作詞・作曲を手掛けたゼノマニアのブライアン・ヒギンズ。ゲスト陣も非常に豪華で、ファイナル・ファンタジーのオーウェン・パレットがストリングス・アレンジを担当しているほか、ジョニー・マーが数曲で参加し印象的なギターを披露している。 (黒田隆憲)
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