- ヴァーチュー(美徳)
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解説 - ヴァーチュー(美徳)
解説
エルダーの4作目になるが、今までとはだいぶ違った作品だ。まだ22歳の若さだから、変化は、そのまま進化と受け取りたい。その変化は激しく、全編エネルギッシュでフルスロットルのスピードで走りだしている。若い血が騒ぎだしているのだ。ジョシュア・レッドマン、ニコラス・ペイトンら新世代の重鎮(?)が数曲だが参加していることも、この新作の鮮烈な印象を確実に増幅している。とくに冒頭のジョシュアが快演。一体どうしてこうなったかというと、やはりここ数年、NYに居を構え、しっかりした自分の視点を持つことができたからだろう。レギュラー・メンバーとの繋がりも格段に強固で、一心同体で爆走している。あらためてジャズとはこういう音楽ではないかと思う。数々の賞を獲ろうが、グラミー候補になろうが、それ以上にこのエネルギーを生み出しているのは、確実に表現の目標を持ち、自信を持って“今”を走りだしていることだろう。久しぶりにすがすがしいジャズを聴いた。 (青木和富)
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